2016/06/20 のログ
ご案内:「魔族の国 常闇の森」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 魔族の国、中央からやや外れた地点にある広大な森。『常闇の森』。
光など差し込まない、暗く深い森の中に男が一人たたずんでいた。
「今日はこの辺で休むか」
男はそう言い、野営の準備を整える。
よく観察すれば、男の回りには無数の魔物の死体が転がっていた。
ここに至るまでに何度魔物に襲われたかは知らないが、男は酷く疲れた様子でテントを組み立て、明かりを用意する。
「……こらぁ、人間がおいそれと踏み込める土地ではないなぁ」
当たり前のことを、ぼぅ、と呟きながら。
男は焚き火にあたり、座り込む。道のりの険しさもそうだが、とにかく何もかもが体力を奪っていく気がする。
いっそこのまま何も考えず眠りたかったが、そうもいかない。
■セイン=ディバン > そのまま野営の準備をしていた男だが、何かの気配を感じ、森の奥へと進んでいく。
呼ばれているような、あるいは、誘われているのか?
とにもかくにも、男は奥へ奥へ……。
ご案内:「魔族の国 常闇の森」からセイン=ディバンさんが去りました。