2016/03/02 のログ
ご案内:「魔族の国」にフレイさんが現れました。
フレイ > 淫魔のある王族に連なる者の居城。
領主の居室、空間を切り裂き、隙間から滑る様に室内へと現れる。
人間の領地から一時的に戻ってくると、軽くため息を吐く。
黒のドレスのまま執務用の椅子に腰を下ろすとペンを取り、領主としての仕事をしていく。
これでも領土を抱える領主、仕事は真面目にこなしていく。
何時も人間の街にいる訳でもなく、事あるごとに執務の為に戻ってはいるのだ。
そう溜まってもいない仕事を済ませれば椅子に腰を下ろしたままぼんやりと窓の外を見つめて行く。
一族の事、血のつながるものの事、色々思い悩むことは多い。
それを表に出す訳にもいかない為に、自力で解決する他はない。

フレイ > 異空間を使った移動法はいつもの事なので部下も驚く事はない。
無論、そういった能力を持たぬものの為に用意された移動手段もある。
ごくまれに領主に対して謁見を求める者もある。
特に周囲の王族、貴族クラスの淫魔と付き合いがある訳ではない。
彼女たち一族が非常に特殊なため、接触する者は皆無。
気楽と言えば気楽。
ただし、敵対勢力もあれば、快く思っていない者もある。
むしろ、そちらが多い程。
だからこそ、何があっても侮られない様にと動き回ってはいるが……
いささか疲れを感じる。
心理負担が大きい為だろうと思い、それを部下にも悟られない様に細心の注意を払って。
一見普段通りに活動を続けていく。
お気楽では務まらない領主と言う地位。しかも、敵の方が多いというのは厄介。

フレイ > とはいっても、疲労感を感じて立ち止まる訳にもいかず。
色々と思いをはせて行くが、そうそうぼんやりとしている訳にもいかずに。
とはいっても、表向きは仕事は終えている。
敵対勢力に対しても対策は取ってあるし、人間に関しても動いている。
元人間だった淫魔と共に動き、また、目をくらませるようにしてもいる。
油断すれば食われるような世界、軽く息を吐くと席を立ち、少し眠ろうと寝台へと歩く。
英気を養うために休息も大切。
暫くの間、休息を取って……その後、また人間の街へと出かけて行ったらしい………

ご案内:「魔族の国」からフレイさんが去りました。