2016/02/24 のログ
ご案内:「魔族の国」にロザリアさんが現れました。
ロザリア > 「下賤な人間め」

タナール砦から僅かに離れた位置
月も出ていない暗闇に閉ざされた平野で、無数の人間が昏倒している

辺りは薄暗いが、彼らの持っていたであろうランタンが地面に落ちて割れ、炎が僅かに周辺を赤く照らしている

吸血種の姫は夜の気儘な散歩中、
襲いかかってきたのは人間達のほうからであった
身なりを見ればそれなりの装備品に身を包む騎士であることがわかる

「砦が落ちておったとは、迂闊であったな…」
せっかくの楽しみを邪魔され、不機嫌そうに男たちを見下ろす

ロザリア > 血は好むが、汚い血は嫌いである
男達はまだ息があるものの、わざわざ手を下すまでもないだろう
このまま放っておけば下級の魔物の餌にでもなるだろう

人間と魔族の戦いにはまるで興味はない
魔王どもがあれこれと企んでいるようだが全く無関心である

極論、自分の食料さえなくならなければそれ良い

「(そういえば謁見に来た魔貴族が何か言っておったな…)」

タナール砦が人間によって一時陥落したという報せだったか
どうにも城主としての責務は退屈を極め、身が入らないどころか話も耳に入っていなかったらしい

「…ふぁ……」

つい、欠伸が出た
襲ってきた人間がもう少し手練ならば調度良い余興にもなったのだろうが

ご案内:「魔族の国」に魔王ベルフェゴールさんが現れました。
魔王ベルフェゴール > (上空から、ゆっくりと落下……と言うより降下してくるのは、クマのぬいぐるみを抱いて丸まって寝ているパジャマ姿の少女。ゆっくりゆっくりと風船のように漂いながら、惨劇の行われていた現場に降下してくる)


『………むにゃ……あと五年……』


(寝言っぽいつぶやきを零しながら、吸血鬼と人間の諍いによってもたらされた惨劇の現場へと降り立っていく)

ロザリア > ふわりふわりと降りてきたそれは、見覚えがあると言うには面識はなく
かといってこの魔族の国に生きる者、ましてや一城の主であればその面構えは知っていて然りであった

人間達は呻いてはいるものの、まだ動き出す様子はなく、そちらへと視線を向けて

「……このような場所で惰眠を貪るとは、聞きしに勝るな。怠惰の王」

と、声をかけてはみるものの
どうにも寝ぼけているのかそれとも熟睡しているのか

魔王ベルフェゴール > 『?…………zzz……?』

(声をかけられてうっすらと目を開けてロザリアを見て。それからもう一度目を閉じて二度寝しかけて、いやいやと緩く首を振ってから半目を開け、あ~っと何か言いたげに口を開けてから、一旦やめて考える。その間、20秒ほど。非常にまどろっこしい)


『………ダミー?……怠惰のおー?……嗚呼、ボクの事かー……久しぶりーにそう呼ばれたー。』

(非常に間延びした口調で喋りつつ、ふわふわとロザリアの傍まで浮いたまま近寄っていき)

『なんか散歩してたら血の匂いがするなーって近寄ってみたんだけど、途中で眠くなっちゃってー……そんなボクを知っているおっぱいの大きな素敵な君はどちらさんー?』


(結構近くまで近寄るので、少し見上げるように首を傾げて問う)

ロザリア > ロザリアも身長は少女ほどもないが、目の前のこの魔王はそれよりも僅かに小さい様子
というか雰囲気も手伝って子供にしか見えないだろう

見かけで騙す魔王が多いことだな、と内心思いながら小さくため息をついて

「…この国の外れに城を構えるヴァンパイアだ。名はロザリアという。
 ……以後お見知りおきを、怠惰を司る魔王、ベルフェゴール…」

言いながら数歩下がり、ドレスのスカートを摘んで敬々しく一礼する

「血の匂いはそこに転がっている下等種族のもの。分不相応にも吾に襲いかかってきたのだ」

魔王ベルフェゴール > 『ふぅん…………』

(空中でぬいぐるみを抱いたまま丸くなってクルクルと周りつつ話を聞いて)

『ロザリアか、じゃあロザリー?……』

(とか言いつつ、回転のまま後ろを見てまだ息のあるっぽい負傷した人間を見て)

『まぁ、可愛い子を襲いたくなるのは男の子だよねー。
それにしてもロザリーはヴァンパイアなんでしょ?……なら、彼らの血は呑まないの?お腹空いてない?』

(ロザリアが下がった分近寄りつつ。特に何をしに来たわけでもない魔王は。好奇心のままに質問を投げかける)

ロザリア > 「…親しい者にはそう呼ばれることもある」
ロザリー、と呼ばれ片眉を潜めて怪訝な顔
妙に馴れ馴れしい、というのは魔王のイメージからはかけ離れている

「抜身を振り翳して女を襲うなど低俗極まる。
 そして、吾は穢らわしい血など口にはせぬ。
 何か奴らに使い道でもあるならくれてやるぞ、魔王」

どうみても凡騎士
魔王が特にあんな人間達に用などないだろうとは思いつつ、そう言葉を返す

魔王ベルフェゴール > 『……嫌ならおっぱいさんって呼ぶけど?……』

(ぼーっとしてるくせに微妙な表情の変化に目ざとかった。そして、非常に短絡的なあだ名を、割とキメ顔で提案した。)

『へー、血にも味なんてあるんだね~。
てーぞくって言えばボクら魔王も中々低俗な部類に入ると思うんだけど。……まぁ、そうだね~?……改造して機械仕掛けのゾンビにするとか?
けどそれだったらもっとたくさんまとめて作りたいよね。』

(う~ん?と首を傾げつつ、倒れた騎士たちが、頭を鷲掴みにされて持ち上げられたように持ち上がる。何か使えないかな~?と言う顔で眺めているのだけど、特に思いつかない。呻いている騎士たちは、見えない手に頭を掴まれて空中に浮かされていて。うめき声がより響くことになるか。)

『けがらわしーのが嫌だってことはアレかな?ボクの血とかも吸血鬼には美味しくないのかな?……そういえば襲われたことないや。』

(厳密には襲われたことが無いのではなくて、だいたい自動で迎撃されていて、本人もだいたい寝ているものだから気づいていないだけなのだけど)

ロザリア > 「…普通に呼べぬのか」
今度は明らかに嫌そうな顔をしてみせる

「使いみちがなければ野晒にしておくなり、殺してしまうなりすると良かろう。
 下賤な者に手をかけるのも穢らわしいとするならば、野の魔物が喰らってくれるだろう」

成程、噂程度には聞いていたがベルフェゴールとはこういった魔王だったか、と内心考える
機械仕掛けの軍勢と伝え聞くものも強ち大袈裟ではないのまもしれない

「魔王の血を飲みたいと思ったことなどはないな。
 人間、それも若く美しいものの血が望ましい」

言いながらベルフェゴールを見つめる
見た目は人間となんら変わりのない
その細く白い首筋に牙を突き立てれば芳醇な魔力に溢れた血が流れるのであろう

魔王ベルフェゴール > 『……普通というモノは、その個々人。あるいはその土地時代によって移り行くものなのさ。何を持って普通というのか、何百年か生きてるけどよくわかんないね……だいたい寝てたけど。
ていうか、やっぱ生ものの改造は趣味じゃなーい。アイラブ鉱物!』

(思わせぶりに適当な事を言って、やっぱ要らないと言いたげに。ぽぽ~いと、浮いた騎士たちがやけに遠くに投げ捨てられる。まぁ、運よく木とかに引っかかれば死なないかもしれないし、普通に落ちて死ぬかもしれない)

『へぇ、飲んだことないなら飲んでみる?
もしかしたら美味しいかもよ?』

(ススーッと、近寄りつつ、パジャマのボタンを一つ外して、首を傾げ、自分の片方の首筋を露出させてみる。単に思いつきで言っているだけで、罠だったりたくらみがあるわけでもないが)

ロザリア > 「…まぁいい。好きに呼べ」
妙に調子を狂わされる話は早々に切り上げるにこしたことはない

「吸血鬼に血を差し出す魔王など聞いたこともないな。
 魔族の格を考えれば血を飲んだとて吾の眷属に身を貶すこともなかろうが」

人間であれば耐性のないものはグールを化し、適合した者はヴァンパイアとなる
魔王の血、それはさぞ格別なのであろうと、思いつつも、まずはその白い首筋にそっとその手指を這わせる

魔王ベルフェゴール > 『血くらい別に死ぬわけじゃないし大丈夫じゃない?
ボクは、魔力以外は普通の人間より惰弱だけど。
どうあっても死なないように魔力と術式がどうにかしてくれるだろうしさ。』

(強靭な魔物とも、魔導を極めた術士とも、少し違うが。どちらかと言えば後者の色は強い少女は。首筋に指が這わされればくすぐったそうに少し震えた)

ロザリア > 「そうか」

クスリと笑みを浮かべる
そのつり上がった唇から覗く尖った牙
それを今からこの少女…の姿をした魔王に突き立てる

罠でないのであればこれも良い機会
芳醇な魔王の魔力をこの身に宿せば、聖域たる居城の煤払いもできようというもの
どの魔王とも協力しない代わりにどの魔王とも敵対する
そんな危なっかしいバランスの上に立つ者としては、力を手にする機会は逃すべくもない

「ならば頂くぞ。魔王ベルフェゴール、貴様の血を」

はぁ…と大きく口を開き、その首元へ鋭い牙を突き立てる
不思議と痛みは一瞬のみ、そこから得も言い知れぬ快感のようなものが与えられる
喉を鳴らし吸血する毎、まるでオーガズムのような快楽を立て続けに与えてゆく

……グール化しなかった眷属達が何度もロザリアに血を吸ってもらいたくなる理由の一つだろう

それほどに、吸血姫ロザリアの吸血は甘く、心地よいものであった

魔王ベルフェゴール > 『ンッ…………』

(その牙を突き立てられた一瞬の痛みに、やっぱ止めたと言いかけた。痛いのは嫌いだ。けれど、直後に与えられる快感は、通常の性行とはまた違う、なんと表現すればいいのだろうか?)

『んぅっ……クゥッ…っはぁ♡………や、ロザリア…ぁ……こんなの、聞いて……んにゃ……い♡』

(血を吸われるたびに、身体をくねらせ、震わせ、その小さな両手はロザリアの肩の辺りにしがみつく様に体を寄せる。見かけは、少女と少女が抱き合っているようにも見えるが。その際に、恐ろしい量の、容量の。圧倒的な数の魔導機械を全自動で作り続ける工場の動力、その作った機械を半永久的に動かす動力の、その全ての元になりながら、自らもほぼ完全と言わしめるほどの自衛機能を備えた魔王の、魔力の「量」だけなら大罪随一の重たく、濃く、強い、重油のような魔力の一部がロザ
リアには流れ込んでいくはずで)

ロザリア > 「(成程…ああ、満たされる。魔王ベルフェゴール…噂に違わぬ…)」

その血に宿る魔力は芳醇にして濃厚
このような味わいは同じ格の魔王とてもっているか否か

ちゅうう…ちゅる‥
その接点からは艶めかしい吸血の音が漏れる
耳元といっても相違ないそんな音がまた、ひとつ快楽の段階をあげてゆく

吸血鬼の姫に血を吸われるという行為
催淫といっても差し支えない程の効果を、小さな魔王の体に与えてゆく
常人であれば何度も何度も達するような、麻薬のような快楽を与え続け…

人間達が落としたランタンの火が消える頃、ようやくその行為は終わる

「……美味であったぞ、魔王ベルフェゴール…」

クスッと笑ったその唇をぺろりと紅い舌が舐め、鈴のような声が囁く

魔王ベルフェゴール > 『ぁッ!?……ぅくぁ♡……ぁぁあっ……ッッんぅぅ……』

(吸い取られるたびに、甘い嬌声をあげ、瞳には涙を浮かべながら、露座リアに抱きしめられたまま快感にあえぐ。常人ならば、むしろ……常人以下の快楽に対して抵抗することを怠けているような少女は、むろん、何度も達しながら、そのパジャマの下の下着を汚してしまうほどに。悶えて)


『……や……は……♡……ちょっと……これ、凄すぎない?……
こんなの、ボク……耐えられない……。』

(ロザリアに抱かれるように体を預けたまま、クタッと力なく。身体を預けたまま。)

ロザリア > 「…あぁ、言い忘れていたな…」
くすくすと吸血姫が笑う

「吾に血を吸われれば適合せぬ者はグールと化し、そうでないものは我が支配下に落ちる。
 …既に眷属であったり、そもそも"吾と同格"であり支配が及ばぬ者には…協力な催淫効果があるのであった」

無論、忘れていたわけではない
相手は魔王、何が怒るかはわからない部分もあったが、
何より面白そうだった故にあえて言わなかったのだ

「まるで人間の少女のような嬌声をあげ悶えるとは。
 魔王ともあろうものが、まるで粗相でもしでかしたかのようであるぞ?」

目の前の魔王に嗜虐心を擽られたか、その濡れている秘部をパジャマごしに指で刺激してやる

魔王ベルフェゴール > 『きっと違うね、ワザとだ……』

(言い忘れていたに対しての反応。むすっとした表情をするが、ぎゅっとロザリアの首の辺りに甘えてしがみつく様に。と言っても、基本的に浮いているので殆ど重みは無いだろうか)

『だってー、吸血鬼に血を吸われるの初めてだったんだもん。
魔王とあろうものだけど、別に自分からなりますっていってなったわけじゃないもんね。……ヒャッ!?』

(そこまで言って、パジャマ越しに秘部に触れられるとまた甲高い声を上げて)

『やぁ…♡…待って……今、何回も……イッちゃった……ばっか、だからぁ………』

(キュゥゥッと。弱弱しい力で、ロザリアにしがみつきながら。やられっぱなし)

ロザリア > 「ワザとであったなら、どうする?魔王」
既に蕩けた顔で手の内にある少女に遠慮をする筈もなく
激しく、しかしどこかもどかしく、パジャマの上からその女陰をくすぐり、擦ってゆく
くちゅくちゅと淫靡な水音が漏れれば再び笑みを浮かべた

「何度も達したばかり…だから、好いのだろう?」

くすくすと意地悪く笑いながら、まるで探り当てるように下着、そしてパジャマの布越しに陰核を摘む

魔王ベルフェゴール > 『……そういうロザリアのこっと、ちょっと好きになる……かな?』

(そういうの嫌いじゃないよ。と言う意味で。)

『一回も、中触られないまま……イカされちゃったから……ふぁっ♡
こんなの、初めて……だもん♡……』

(結局、何か動こうとしても力が入らず。ロザリアの肩口にハムと、自分は血を吸う牙があるわけではないが、軽く唇を当てて。されるままに水音まじりに、控えめに声を震わせる)

ロザリア > 「……やはり魔王は変わり者が多いな」
肩を竦める
魔王らしい魔王にも会ってみたいものであった

「何故自身で味わったことがなくてな…クク、
 だが経験した者は口を添えて二度目を乞うものだ…、
 魔王までも快楽にとらわれるとは思っていなかったが…それとも、貴様が淫蕩に溺れているだけか…?」

腕の中の少女…魔王は面白いようにその体を反応させる
まるで自身の指が操っているように感じ、それはそれで一時の戯れである
随分と可愛らしいものだ、と哂いながら、
布越しではあるものの、指の合間に感じる小さな突起をギリ、と抓る

魔王ベルフェゴール > 『だってぇ……ボク……そういう子だもの』

(被虐気質。と言ってしまえばそんなものなのだけど、元々産まれた時からこのように強大な力を持っていれば、上に立つ支配するという事にすでに飽いているとも言える。むろん、それ以上に元々の気質がそもそもそういうものなのだけど)


『そうかも……はぁ♡……しれない……ね。二度目とは言わず、何度でも……だよ?……ロザリアが……もう飲めないってくらいまで……吸ってくれても……たぶん、大丈夫……。

フッ!?……ひぅっ♡……くぅぅぅぁ……ンンンッ!!!』

(刺激に少し体が慣れてきたところに、抓る強い刺激に、悲鳴にも似た声を上げ、何度目かわからぬが、達し)

ロザリア > 「ほう…」
くすりと笑うその唇から再び牙が覗く
嗜虐心を煽られるわけである
そもそもこの魔王は、そういうモノなのだと理解する

「強大である魔王が、まるで身売りの少女のように股を濡らし、
 あまつさえ何度でも、と…快楽を求め蕩ける。
 これが、かの魔王達に名を連ねる者の姿とはな…?」

耳元でそう囁きながら、先程噛んだ首筋の噛み跡をぺろりと舐める

「貴様が求めるならば啜ってやるぞ、魔王ベルフェゴール…。
 私としては、一度堪能した味をまたすぐに…とは思わないが」

魔王ベルフェゴール > 『っはぁ♡……はぁ♡……ふふ……ボクは、怠惰……だからね、魔王らしさも……怠けてるんじゃないかな?
魔王は、人間の王様とは違うよ?魔の王は……大罪は……その罪の体現者なんだから、憂鬱の子みたいににするのは、ボクの担当じゃない……』

(自分としての理屈であるが、魔王はこうあらねばならない……という基準のような物も無い以上、通らぬ理屈ではないと言いたげに。)

『まんざらでもないっちゃないんだけどね……そこはほら、ロザリアの方も……ボクの血が欲しくて欲しくてたまらなくって……吸う時には、ボクを貪るように吸い付いてくれる方が嬉しいし……興奮しちゃうかな?……』

(そういうと、首筋をはだけさせられたパジャマのボタンをもう一つ外して、控えめな胸元を露出させ、少し浮き上がればその胸にロザリアの顔を抱こうと)

『一回目はお試しだったけど……ボクが欲しがったから、してやった……じゃ、イマイチだよね?お互い……求めあってなきゃ……じゃなきゃ、まるで……君がボクのゴシュジンサマみたいじゃないか?』

(快楽には従順だが、そのあたりは何も、眷属や従者という事を良しとまではしないという意思。)

ロザリア > 「ああ…」

成程、と納得する
慎ましやかな胸元に抱き寄せられ、その言葉を聞けばそれがよく理解る
怠惰であろうと魔王らしくなかろうとそれはそれ
魔王である、ということには何の変わりもないのだと

「好色な魔王を飼うというのも趣がある…と思ったのだがな…。
 そうそう…もう一つばかり良い忘れていたことがあったな……」

冷たい吸血鬼にはそぐわぬ熱い吐息がベルフェゴールの胸元へと吐きかかる

「吾も余りに甘美な血を前にすると、少々昂ぶる」

言うが早いか、その控えめな丘にまるで噛みつくようにして牙を突き立てた

魔王ベルフェゴール > 『毎日3食お昼寝オヤツ付きなら考えなくもないよ?どうせ暇だし。』

(クスっと笑いを零した次の瞬間に。胸にちくりと痛みが走る)

『あっ♡……そ、そうそう……そんな感じなら♡……ロザリアの欲を、隠さずにぶつけてくれるなら……いいよ?』

(押し倒される形になるだろうか。その瞬間に、見えない無数の手が、触手のようにロザリアに絡みつく。小柄な体躯に似合わない豊満な胸を外気に露出させ締め上げ、その形を露わにしつつ、太ももから付け根辺り、ちょうど亀甲縛りのような圧迫感を与えていく。それで、その両手も自由には動けないように後ろ手に縛る感じにさせようと。つまり、犬みたいに口だけで貪れ、そういう意図を込めて)

ロザリア > 首筋ほど血が出る部位ではない
しかしその分、吸い上げることになり別の快感を与えてゆく

「──っ、は……。
 さて……これはどういうつもりだ。ベルフェゴール」

3食昼寝おやつ付きなどはまるで問題ない、がそれに応える前に、
すっかり蕩けていたその様子に油断したとはいえど衣装を剥がれ乳房を露出させられ、
その手の自由を奪われた

意図するところは読める、しかし───

「キルフリートの城主である吾に、犬のように"食事"をしろ、と?」

魔王ベルフェゴール > 『表現がサディスティックすぎるなぁ……ボクとしては、それくらいボクの血が欲しいって気持ちを見たいだけなんだけど。嫌ならいいよ?飲まなくても……』

(自身は押し倒されたままで動きもしないが。その見えない手が、ロザリアのくぼんだ乳首をいじくり、中の乳首を探し当てようとほじくる。そのまままたぐらの方に絡みついた腕は下着の隙間からその指で、ロザリアの秘部を同じように、探るようにかき回そうと。そんなに優しい愛撫ではない、やや、荒い乱暴なものだ)

『ロザリアの乳首可愛いね?……広げて中まで見えるかな?……要らないなら無理に、吸わなくていいよ?ボクは勝手に遊ぶから……』

(と、言いながらも、ロザリアの顔を自身の両手で胸に抱き。誘惑するように)

ロザリア > 「ふん…昂ぶれと気位は忘れぬ…。この様な… っぴうッ♡!?」

唐突にはじまった激しい愛撫に妙な声をあげてしまう
手で口を抑えようとして、両腕を後手にとられていることを思い出す

乳房のサイズに比例して広めのぷっくりとした乳輪をほじりまわされ、悶える
奥には固くなった乳首がたしかに存在を主張するも、顔を出そうとはせず…

「くっ…は、辱めを……。吸血種の姫たる吾で遊ぶなどと、許さ…んぁっ♡」

狭い秘部を掻き回され、既に昂ぶっていた証たる液体が太腿を濡らしてゆく

魔王ベルフェゴール > 『ん~?なんかこういう乳首って……やらしいね?』

(見えない指はほじくりながらも出し入れするように動き。秘部を弄る手が少し収縮し、ベルフェゴールの腕より少し細いくらいになるか)

『遠慮しないで、吸っちゃえばいーじゃない?……どうせ誰も観てないし……内緒にして、あげる♡』

(そういって、ロザリアの唇を自分の胸の先端に押し付けるように誘導しつつ。秘部をまさぐっていた腕が蛇のように蠢き、その中へと侵入していく。当初より細くしたとはいえ、男根というにはいささか太い。それが蠢く様に前後に出入りし始める)

ロザリア > キリ、と歯噛みする
厭らしい、などという言葉をかけられることそのものが侮辱だ
しかし、甘美な血をたっぷりと吸った後の肉体は敏感で、
埋没した乳首は更に硬さを増し、秘部もすっかりと蕩けてしまっている

遠慮しないで 誰も見ていない
誘惑の言葉が耳の奥で木霊する

「吾が、そのような…ッ─────♡♡♡!!?」

言葉を遮るように、狭い狭い少女の割れ目を押し広げるように腕が侵入する
またたく間にそれは奥へと到達し、ゴツンと壁を叩く

「か、は───♡ あ…♡」

鋭敏になっているのは散々達したベルフェゴールだけではない
芳醇な血の香りに昂ぶった自身もまた、発情しているに等しいということ
とろんとなった瞳で、誘われるままにその舌をベルフェゴールの胸の、その先端へと伸ばし、つつく

魔王ベルフェゴール > 『おっぱいにも、下の方にも……銜え込めるなんて。
凄いエッチなんだね吸血鬼のお姫様って?』


(乳首に二本ずつ指を差し込み、中から広げるようにこねくり回しながら、胸の先端を突く舌をそのままに、相手の頭を押さえることを止めて、自由意思に任し)

『でも、自分ばっかり気持ちよくなって……ちょっとズルいなぁ♪……早くボクも良くしてくれないと……』


(そうして、奥を付いていた腕の指が中でパーを作るように広げられ膣壁を擦り上げながらさらなる圧迫感を与えながらピストンされる)

『壊しちゃうゾ♡』

ロザリア > 「う、るひゃ、い…」

熱い吐息が漏れる
噛みつきたい
牙を突き立ててその血を吸いたい
理性と気位で抑えつけている欲求が、正常思考の怪しくなってきた頭を支配しはじめる

はぁ…っと口を開き、牙を覗かせる
その白く柔らかで、こぶりな乳房へ、牙を───

「お゛ッ───!!?」

目が見開かれ、口をぱくぱくと開き、声にならない声をあげる
それもその筈
少女の体、大人の男根ですらキツいような膣内が、めりめりと音を立てて拡げられ、あまつさえそのまま犯すピストンが始まる
合わせるように豊満な乳房が揺れ動き、一瞬で吸血どころではなくなってしまう

魔王ベルフェゴール > 『ふわ……う~ん、今日は……此処まで』

(不意に、欠伸が漏れる。先ほどまでずっと寝ていたのだが、基本的にこの魔王は常に眠いのだ。それでも、胸と膣内への乱暴なピストンは止まらず、自動で緩急を付けながら続くように)


『ボク、寝に帰るね?今度お城に遊びに行くよ。
血はまたそのときね?』

(するりと、拘束したままのロザリアから離れると、辺りに浮いていたクマのぬいぐるみが戻ってきて、背中のファスナーが開かれる。)

『その見えない手みたいなの、ヘカトンケイレスって言うんだけど。
ロザリアが泣きながら許しを乞えば止まるように設定しておいたから。
それか、まぁ……遠隔操作になっちゃうから、ロザリアが本気出せば拘束解けるかもよ?………じゃ、お休み』

(と、全ての責め苦を残したまま。あっさりと、実にあっさりと怠惰の魔王はぬいぐるみの中へと消えていき、その穴に、ぬいぐるみ自らも滑り込んでいけば、そこにはもうロザリアと見えない触手のような手以外は、誰もいない)

ロザリア > ───きっと、何度かは達したのだろう

凌辱が終わったのは、ロザリアの"頭が冷めた時"だった

よもすれば魔王を簡単に凌駕するほどの、
圧倒的な魔力で弾き飛ばされた不可視の腕はそのまま姿を消し、
暗闇の平野には息を乱した吸血姫一人

「くふ…ふぅっ……全く、これだから、魔王というのは……」

額の汗を拭い、空を見上げる
月は出ていない
長散歩になってしまったが、まぁこれくらいなら執事達も文句を言わないだろう

「…城に来ると言っていたな」

せいぜい饗してやらねばならないな、と口零し
闇色に沈んだ吸血姫は無数の蝙蝠に散らばり、羽音と共にその場から姿を消した

ご案内:「魔族の国」からロザリアさんが去りました。
ご案内:「魔族の国」から魔王ベルフェゴールさんが去りました。