2015/11/15 のログ
魔王アスタルテ > 「そうだよねー。
 あたしの配下にいる鬼達も、けっこー体を動かすのが好きっていう鬼多いね。
 あははー。ロトちゃんは武具なんてなくても、可憐だよー」
(鬼の見栄えという意味では、可憐という意味とは異なるけどね)

「そこは適材適所になるね。
 単身、もしくは少数精鋭で動ける程の実力者っていうのは、すっごく頼りになるものだからね。
 あー、そっかぁ。
 ロトちゃんは、ついつい切り込み隊長とかしちゃうのかな。
 無謀に突撃するのはいくない事だけど、積極的に前に出て兵を率いていく将というのも士気の向上とかに繋がってすっごく貢献したりするんだよね」
(知識や力だけが全てじゃないからね。
 時には勇猛さが、人を惹きつけたり、戦果をあげたりするんだよ。
 そーいうのをちゃんとコントロールするのは、それこそ頭を使う智将の役目だね。
 すなわち、さっき言ったように適材適所だよ)

「おー。その心構えは感心だよ。
 知識の方でもまた、鍛錬を怠らないという事だね」
(納得したかのように頷いてみせる魔王)

「じゃあ、じっくりお値段も考えておいてよー。
 支店って、王都だよね?
 ジュースを造るのも、けっこー大変なんだね。
 楽しみにしているね!」
(アスタルテは、嬉しそうににこりと笑う)

「そっくりそのまま動く人形だよー、エルちゃんは。
 ロザリアちゃんも、ちょっと忙しかったりするのかな?
 この前も、ロザリアちゃんと遊びにキルフリートに行った時、会えなかったもんねー」
(しばらく撫でると、ロトの頭から手を放した)

「そっかぁ、もう行くんだねー。
 またねー、ロトちゃんー」
(にこりと笑い、ロトに手を振ってみせる)

ロト > 「あった方が目立つでしょう。
囮としても 兵法の一つにはありましょう?
斧とか持てば割と…視線は集まるかと思いますが」
(あくまで切り込み隊長的な一番槍をする、それが主に率先して動く理由。要は目立った分 結論言えば勝てばいい それだけ)

「王都にありますが?支店は平民地区ですね。
割と堂々と酒屋を作ったモノの、魔族嫌いの騎士とか討伐隊は素通りしますよ。
そういうふうに造ったのもあるのですがまだ被害はありません」

色々と名残惜しいがそろそろ行かねば。

「では 私はこれにて」

(彼女に会釈をすると 再び 空へと翼がないのに浮き、ふっと姿を暗ましていなくなったー 今度こそ転移していった)

ご案内:「魔族の国 禍々しき山の頂」からロトさんが去りました。
魔王アスタルテ > 「大きな武器とか振り回していたらさらに目立つね。
 そうだねー、正面から突撃する切り込み隊長は、けっこー囮としての役目も大きいからね。
 右翼部隊や左翼部隊など、他の部隊も動きやすくなるし、策を展開しやすくもなるね」
(ロトの意見に、アスタルテは大きく頷いてみせた)

「平民地区だね? 了解したよー。
 まあ、王都で魔族が店を構えるというのは、わりとありそうな事だもんね。
 王都に住む魔族もまた、多いはずだよ」
(そして、王城にも魔族の魔の手はとどいている。

 ロトに大きく手を振り、そして別れる。
 彼女は宙に浮き、そして転移していった。
 その光景をアスタルテは笑顔で見送った)

「それじゃあ、あたしも魔王城に帰ろうかなー」
(そう言って、ロトと同じように転移しようとしたが──)
「せっかくの一人登山だもんね。
 帰る時も、ちゃんと歩いて降りないといけないね」
(宙に浮いていたアスタルテだったが、地面に足を降ろす。
 そのまま、山を下っていった)

ご案内:「魔族の国 禍々しき山の頂」から魔王アスタルテさんが去りました。