2015/10/28 のログ
ご案内:「魔族の国の山奥」にマチルダさんが現れました。
■マチルダ > 修行と言えば山奥だ、滝があるとなおいい
キルフリートに置いてあった本にそんなことが書いてあったような気がしたのでそんな場所を探してやってきた
帰るのはどうせ鍵を使えば一発だし
「はああ…」
昨日覚えた魔術を発動させる
漆黒の鎧に巨大な手甲、昨日よりもよりはっきりとした形になっている
「よし…はあっ!」
どうもこの魔法は身体能力を大幅に強化してくれるようで真理るダの小さな体からは想像もつかないほどのスピードとパワーで山奥の道を駆け回る
「とりゃあ!」
そして岩に蹴りを入れると…
「いたたた…」
足が痛いだけだった、所詮ベースが10歳の子供なのだ
■マチルダ > 「力はまだまだ足りてないんだなあ」
岩の前で座って対応策を考える
力押しはそもそも無理だと分かった
じゃあ昨日の様に衝撃波でどうにかすれば…
「たああっ!」
距離を取って思いっきりパンチを放つと衝撃波が岩に叩きつけられて
岩にひびが入る
「直接殴るよりはいいんだけど…」
正直なんか満足しない
■マチルダ > 「要はこの衝撃波をもっと効率的に…」
衝撃波はどうも距離が離れると威力が減衰する
つまり距離が近ければ威力も上がる
「…よし」
石を一つ手に持って直接衝撃波を発生させる
すると石が砂に代わって崩れ落ちる
「…これならいけるかな」
■マチルダ > パワーは必要ない、少なくとも殴るのに力は必要ない
ダメージを与える、この一点に特化する
「なら…こう!」
岩に右手を置いて左手を重ねる
そして衝撃のみを伝える
一見変化はないが岩を軽く叩くと
巨大な岩も砂に代わって崩れ落ちる
これは強力な武器になる、そう確信した
■マチルダ > 「けどまだまだなんだよねえ」
この形態、近接はすごいけどそれ以外ができない
距離を取られたら詰んでしまう
そのためのスピード強化とはいえ近づくのに一苦労では話にならない
「他の魔法も覚えるべきなのかなあ」
魔法を解いていったん休憩する