2015/10/08 のログ
■ロザリー > くるりくるり、やがて一人のダンスにも飽きたのか、立ち止まる
「静かだな。見目麗しい少女と遊んでやろうという悪魔の一匹でも出てくるかと思ったが」
期待が外れたか、と苦笑を浮かべる
まぁ、面白いことが起こらないならばそれはそれで、
人間どもの街のほうに食事をしにいくだけなのだが
ご案内:「魔族の国」に魔王アスタルテさんが現れました。
■魔王アスタルテ > (月明かりがとても綺麗だ。
日も落ちた頃だというのに、魔族の国内にある園庭には光が差し込む。明るいとは言えない光であるが。
魔王の名を冠する強大な魔族、アスタルテは直属の配下たる四天王と共に、園庭に降り立った)
「月がとても綺麗だね」
(偶然か必然か、そこにいた少女ににこりと無邪気に笑いかける)
■ロザリー > 「───欠けた歪な月でも、綺麗に見えるか?」
かけられた声に、そちらを振り返る
嫌でも伝わって来るのは、その相対する少女の強大な魔力
魔神か、はたまた魔王か、そんなところだろう
「と返すのも風流ではないな…月光に照り映える美しい君よ。貴女も散歩かな」
■魔王アスタルテ > (歪な月ね。
そうだよね、そうとらえる事もできる)
「あはっ♪
嬉しい事言うね、君。
そんなところかな、散歩だよ。
少し、この園庭に来てみたいと思うようになったんだよね。
そしたらとても可愛い娘がいたよ、あたしってついてるね」
(子供っぽく笑みを浮かべる)
「君、名前は?
あたしは、アスタルテだよ」
■ロザリー > 「……アスタルテ。なるほど、ご高名はかねがね───」
その小さな身から感じる強大無比な魔力を見れば、自ずと推察はついていたものの
この魔族の国の中で恐らく最も大きな勢力を持っている魔王の一人ではないか
その名は嫌でも耳に入ってくる
「…悪名も、だが」
くすりと口元に笑みを浮かべる
「吾はロザリア…宵闇城キルフリートの城主だ。
お目にかかれて光栄だよ。魔王アスタルテ」
そう言うとドレスの裾を手を持ち上げ、敬々しく一礼する
■魔王アスタルテ > (魔族の国でも影響力の強い魔王の名ともなれば、やはり知れ渡っているものだ。
もちろん、その悪名とて例外ではない)
「まあ色々やっちゃってるからね。
悪名もいっぱい広がっちゃうよねー」
(あははー、と悪びれもなく笑って見せる。
魔王だし、悪事の一つや二つ……とは言ってられない程やっちゃうよ)
「宵闇城キルフリートの主、ロザリアちゃんだね。
あの結構謎も多いお城だよね?
その城主なんだ。
よろしくね」
(上品に一礼するロザリアに、にこっこりと笑ってみせる)
「それで、その謎の城ってどんなのなの?
やっぱり、普通のお城と違ったりする?」
(子供の好奇心といった感じでわくわくさせながら質問する)
■ロザリー > ちゃんづけで呼ばれたことに僅かに眉間に皺が寄る、が…
ここでつまらない小競り合いもないだろう
そもそも、魔王クラスの魔力を持つ吸血姫と魔王そのもの、では結果も見えているというものだ
「あの城は吾の固有領域のようなものだ。
ヴァンパイアの居城故、人間の生活圏では夜の間しか出現させることができない以外はこれといった秘密もない」
地下に捕らえた人間たちを子飼いにしていたり、生娘から絞り出した鮮血の浴場が在るなどという情報は不要であろう
「……貴女も魔王と呼ばれる身、城の一つも有しているのではないか?」
■魔王アスタルテ > (ロザリアは、僅かに眉間に皺を寄せる。
あ、われ……何かまずい事でも言っちゃったかな。
ちゃんづけが悪いとは、気付く事もなく)
「ヴァンパイアだもんね、太陽が出る昼間はやっぱり力も発揮し辛いよね。
配下にも、太陽が苦手なヴァンパイアとかいるね。
昼になると日傘さしてたりするから、結構笑えてくるんだよ」
「もちろんあるよ。
あたしの勢力の総本山となるアスタルテ城を中心に、魔族の国から人間の国まで、あたしの勢力下となるダンジョンが数多に渡って存在するね。
こう見ると、人間の国への侵略って結構進んでいるよね。
今、王都は腐敗真っ最中というものあるもんね」
■ロザリー > 「太陽光は我々にとって抗えぬ罪過のようなもの。
余程の力を持つ真祖でなければ陽の下へは出られまい。
して、人間の国への侵略、か…」
ふむ、と口元に手を当てて思案するように
「…王都周辺にチラつく旧神の加護。あればかりが鬱陶しいものだ。
吾ですらが王都中央では満足に魔力を発揮することができぬ。
魔王アスタルテよ、貴女は人間の国をどうしたいと考えている?」
せっかくの機会だ
魔族の国の最大勢力とも言える魔王軍の主の意向を知っておくのも悪くはない
■魔王アスタルテ > 「ヴァンパイアも大変だね。
だけど弱手があっても、とっても強力で優秀な種族ではあるよね。
あたしも結構、ヴァンパイアの配下は重宝してるんだよ。
真祖クラスにでもなれば、確かに太陽光に抗えそうだよ」
(昼間は城内や建物、ダンジョン内で働かせればいいわけだからね。
そして、夜のお仕事にとても向いている)
「旧神の加護があるから、結局のところ腐敗した王都でも侵略しきるのは難しいんだよね。
旧神の信仰は廃れたはずなのに、力が僅かに残ってるの」
(軽い感じで笑ってみせるが、実際、旧神の加護のせいで王都では普段より動き辛いと言える。
まことに厄介な加護だ)
「人間の国をどうしたい……ね。
積極的に侵略を推し進める魔族が多いよね。
王都にも魔族の手が及んでいるからね」
(実際、アスタルテの配下も多く王都の役人や住民に成り済ましている)
「一君主としての意見を言うとね、あたしも人間の国への侵略は反対じゃないよ。
人間の領土を奪い取れば資源なども増えて、それだけ魔物達の暮らしは豊かになる。
だけど、無理に強行して侵略を試みても、良い結果が返ってこないかもしれないね。
王都には旧神の加護もあるものね。
あせらず、じっくりいけばいいんだよ。
最終的は、人間の国も我々魔族の物にしたいものだけどね。
戦果よりも犠牲が増えるなら、却下かな」
(ここまでは君主として、魔王として語ってみせる。
そのため、真剣な表情を見せていた)
「それでね、あたし個人としての意見はね。
人間って可愛らしい女の子多いじゃない?
その子達が捕虜になって、奴隷になるって考えてよ?
とっても素敵だよ、心がゾクゾクする♪
だから、人間の国を征服するのには意味があるんだよ」
(無邪気に子供っぽく、私的な意見を語る)
■ロザリー > 静かに魔王の言葉に耳を傾けていたが、最後の言葉には可笑しそうに目を細める
「成程な、やはり魔王といえども単純な力技では攻めあぐねる。
人間どもがそのことには…まぁ気づかぬだろうな。既に信仰も絶たれて久しいようだ。
…で、人間どもに可愛らしい娘が多い、か?
好色な魔王とは聞いていたが、そちらの気もあるとは、フフッ」
思わず口元が緩む
「それを聞いて一安心というところだな。
人間を滅ぼそうとでもしていたら食料の確保の為に吾が貴女を潰さねばならなくなる」
■魔王アスタルテ > 「旧神は、まことに残念ながら偉大だよー。
それにしても、それにすら気付かない人間も愚かなものだよね。
今信仰されている神は、人間を微塵も救っていないというのにね」
(厄介なのは旧神アイオーンであり、ヤルダバオートはもはや魔族の国ですらも信仰されている神だ)
「人間を滅ぼすなんてもったいないよ。
いくら悪名高き魔王でも、さすがにそんな事できないね。
可愛らしい人間の女の子がいなくなるんだよ?」
(にこりと笑いながら、私的な意見を述べたあと──)
「それに、君みたいに人間が必要な魔族もいるわけだからね。
一つの種族を滅ぼせば、この大自然に何らかの影響を及ぼし、そして魔族にも何らかの被害が及ぶ事もある。
人間を求める魔族や魔物も大勢いるよね。
反抗的な者ならともかく、従順な人間なら利用価値はいくらでもあるよ。
あたしは魔王だからね、魔族や魔物が不利益になるような事は出来る限り避けるよ」
(今度は魔王として、冷静にその意見を述べる。
アスタルテは魔王として、魔物の未来について真剣に考えているのだ)
■ロザリー > 「伊達に大勢の魔物達を従えてはいないようだ」
ふ、と抜けるような笑みの後、改めて向き直り
「が…聡明な王は足元を掬われることもある。
寝首をかき魔王アスタルテに成り代わろうとするものもいるかもしれぬぞ。
強大な力こそ見てとれるものの、貴様からは恐怖を感じぬからな」
■魔王アスタルテ > 「あたしに成代わろうとする不届き者がいるなら、潰すよ。
……と言いたいところだけれど、その魔族次第だよね。
ちゃんとあたし以上に魔物達を先導し、導く手腕があり、皆から認められるだけの絶大な実力があるなら結構な事だと思うよ。
あたし以上に、魔王をやれていたらいいって事だね」
(確かに恐怖などなかった。
恐怖など必要ない程に、自分の力に自信を持っているからだ)
「そうでない場合は、やはり容赦なく潰すよ。
魔物の統率を乱しかねない存在だからね。
内輪でもめて廃れていくなんて、人間みたいに愚かだよ」
(そして、そう簡単にこの魔王アスタルテに成代われないような一大勢力が既に出来ている。
魔王、すなわり手腕のある君主がいてこそ、勢力全体の統率がとれるというものだ)
「そういう面でも、君の言う通りあたしは伊達に魔王なんてやってないよ」
■ロザリー > 「自らの地位よりも魔族の社会が大事と?
はっはっは!なんとも魔王らしくない魔王もいたものだな。
暴君として君臨するだけの力を持ちながら、甘いことだ」
少女はひとしきりに笑い、呼吸を整えて、静かに口を開く
「まるで人間の王のようだなアスタルテ。
この場で吾がその素っ首を叩き落とすにも叶いそうであるぞ」
口元に笑みを浮かべ、細く白い指先をアスタルテの首元へと伸ばす
■魔王アスタルテ > 「言い方が悪かったね。
この魔王アスタルテの席を譲るに値する者なんて、この世のどこにもいないという事だよ。
そして、今後とも現れる事なんてないね。
魔王は、そんなに安いものではないよ
つまり、あたしの地位は不動なものだね」
(魔王らしく傲慢な物言いをする。
そして、アスタルテから闇のオーラが発せられた)
「この魔王アスタルテが甘いね。
あはっ、あははは♪」
(それは、とっても笑えてくる話だよ。
おかしい、とってもおかしい)
「君の言う暴君とは、無能な乱暴者なのかな?
ただ力任せに威張り散らす、そんな貫禄の欠片もない愚か者の事?
そんなもの、微塵もなる価値ないよ」
(それこそ、権力を笠に着た愚かな人間のする事だ。
もちろん、魔族にもそういう奴はいる事だろう)
「それとも、君の言う暴君は民衆の支持を集めた上で勝手きままをする独裁者の事なのかな?
気紛れに何をしても、例え可愛い魔族を犯そうとも、気分で死刑にしても、魔物に慕われ続ける、そんな暴君。
確かにそれすらも出来ない君主は、魔王に相応しくないね」
(魔王アスタルテは不敵な笑みを浮かべる。
自分は後者の魔王だと暗示しているのだ)
■ロザリー > 「そういった顔のほうが些か魔王らしく見えるな───」
首元へ伸びた指先に何の前触れもなく金で出来た鋏が握られ、そのまま横に薙ぐように、魔王たる少女の肌を切り裂こうとする
「何、そんなに難しい話でもない。
───吾が従うに相応しい絶対者であるかということだ」
■魔王アスタルテ > (ロザリーは、アスタルテ首元に伸びた手に鋏を握り、そして薙ぐ。
へぇ、思いきった事するね、この子♪)
「それは、簡単な話に纏めてくれたね。
あはっ、あはは♪」
(神がかり的な素早い反応速度で、切り裂かれる前にその鋏を指一本で受け止めみせた。
魔王は余裕な態度で、不敵な笑みも崩さず、体からは闇が溢れ出ている)
「魔王に攻撃の意思を示したという事で、本来なら極刑が相応しいよね?
どーしよっかな」
(アスタルテは、ロザリーの顔面に掌を向ける。
そこから、魔術でも放とうとしているように。
だが、まだ攻撃の意思は見せない。
ロザリーの反応を見ているのだ)
「君はあたしに甘い甘いと言ってくれたけど、試してみる?
一捻り、しちゃうよ♪
いいよね、生命が散り逝く姿。
魔物、人間問わず、見ていて飽きないものだよ。
君が可愛い女の子っていうのが、唯一もったいない点かな」
■ロザリー > 「───!」
魔力で具現化された金の鋏はその刃を止められると光の粒となって消え去る
一種の魔術のようなものだったらしい
「一捻りだと?言ってくれるな。
キルフリートの吸血姫が蓄えし魔王にも至る力、見せてやろうではないか」
その動作に動じる様子もなく、振り払うように右の手を払った
腕の軌跡を追うように魔法陣が複数浮かび上がり、そこから白銀の燭台が発射される
槍のように使う事もできる鋭い先端を向け、幾つもの燭台が突き刺さらんとアスタルテに襲いかかった
■魔王アスタルテ > 「魔王にも至る力ね、面白い……」
(振り払われた右手をゆっくりとひっこめる。
宣戦布告を受け取っておく事にしよう)
(迫りくる白銀の燭台。
本来、そんなものを飛ばしたところで魔王に傷一つつけられないものだよね。
だが、その先端はとても鋭いようだ。
それも、超至近距離からの攻撃である)
「中々に鋭い攻撃してくるね。
魔王に歯向かおうとするだけはあるよ、ロザリアちゃん」
(魔王は澄ました顔で燭台を正面から全て受ける。
その瞬間、魔王は黒炎になって姿を消した。
謎の黒炎だけが、ただそこに燃えている。
次の瞬間、ロザリーの十メートル程背後に闇が収束して、それがアスタルテの姿になる。
それも、魔王の玉座らしきものに腰掛けていた。
なんと、アスタルテは全く無傷であり、それは先程の燭台による攻撃を回避した事を表している)
「はたして、あたし自らが戦う必要がある程の実力が君にはあるのかな?
魔王に挑むにはまず、手下を倒さなければいけないのは定番だよね」
(玉座に座る魔王の手前に、引き連れていた四天王の一人、触手のロータスが立ちふさがる)
「遠慮なくやっちゃっていいよ、ロータス」
(ロータスは触手を伸ばし、ロザリーの四肢に巻きつこうとする。
魔王直属の四天王に選ばれるだけあって、その攻撃は素早く、そして力があるものだった。
それはもはや、並の魔族どころかそこ等のエリート魔族の比ではない)
■ロザリー > ロザリーの使用する貴金属魔法は、魔力を帯びた物質をぶつけるもの
要するに強化されているとはいえ物理攻撃に等しいものだ
よって、魔王がそれらを無効化し姿を消してもそれほどは驚かない
牽制でやられてくれるとも思っていないのだ
「手下を差し向けるとは、図分と舐められたもの… ───!」
捷い
無数の触手がこちらに向かってきたことを確認した時には、その四肢を囚われていた
本来が魔術師である故に、人外の肉体を持っていても魔王直属の敏捷性には及ばない
「無礼なタコめ。その薄汚い触腕を引かねばその肉体、粉々に砕いてくれるぞ」
ギリ、と歯噛みして睨みつけると、その小さな体に膨大な魔力が収束してゆく───
■魔王アスタルテ > (ロザリーの四肢は、ロータスの触手によって無事拘束に成功する。
魔術の面を見ればかなり優秀。
人外の肉体故にある程度身体能力はあるのかもしれないが、四天王クラスにもなるとその敏捷性はかなわないようだ。
何やら、膨大な魔力が収束していくのを感じる)
「せめて、このあたしを楽しませてね。
それだけの威勢を張って、がっかりな結果だったらつまんないよ」
(偉そうに玉座にふんぞり返り、にこっと笑う)
(ロータスはロザリーの四肢を捕えながら、彼女のでかい胸にも巻きつけようとする。
そして、その触手で服の胸部分を破り、乳首に直接触れようとしていた)
■ロザリー > 「貴様を楽しませる気などは毛頭ないが」
四肢を触手に拘束されたまま、眼前に魔力を収縮、凝縮させてゆく
金属を具現化する魔術式の応用の果てに、重金属を粒子化し撃ちだす魔砲
それは並大抵の粒子砲では及ばないほどの破壊力を発揮する、文字通り桁違いの【物理攻撃】だ
「その余裕の面構えは気に入ら───」
ぬりゅ、と肌を這いまわる嫌な感触にぞくりと怖気が走る
ソレは柔肌を這い、豊満な乳房に巻き付くようににゅるりしゅるりと蠢いている
「っ…!? き、貴様、何を ──っひぅっ」
ぞわぞわと背筋を昇り来る感覚に、集積する魔力へのコントロールが乱れてゆく
■魔王アスタルテ > (ゾクッ……。
アスタルテの胸の鼓動が高鳴る)
「とっても、良い声だね……ステキ。
その状態でうまく魔力をコントロールできるかな?」
(何をするつもりかは分からないが、魔力コントロールが乱れている。
やはり雌は、快楽に弱いものだ)
(ロータスは、さらに触手で胸を激しく揉みながら、乳首を刺激する。
そして、乳房に巻きつく触手がゆっくりと振動しだす。
ロザリーの四肢を拘束する触手も体のあちこちを這いずった。
秘所に近い太ももにまで、触手がじっくりと迫っていく)
「もっともっと、その可愛らしい声……聞かせて」
■ロザリー > 「くっ……はぅっ」
ギリ、と睨みつけるも制御を離れた魔力は霧散してゆく
詠唱すらいらないほどに完成された魔道大系といえど精神を乱されては虎の張り子である
「成程…悪名通り、の…とんだ淫魔王だ ──っあうッ」
ぶるん、と露出させられた乳房がたわむ
その先端も色素が薄いながらも色づきはじめ、触手にもてあそばれている
触手が這いずるまわるたびに、面白いように素直にその反応を見せていく
■魔王アスタルテ > 「凄く、愛らしい……。
いいよ、その屈辱に耐えようとしつつも、えっちぃ快楽に抗えないその表情……。
もっと、気持ちよくしてあげる……」
(もう、ロザリーが可愛すぎてこっちが悶えそうだよ)
「その淫魔王の前で甘い声を出している気分はどう?
今の気持ちはどうかな……?」
(淫魔王は目をハートにして、質問を投げかける。
ロザリーが反応するたびに、アスタルテの興奮は高まっていく。
ロータスは、胸を弄びながら、さらに秘所に触手を伸ばした。
まずはパンツごしに、ゆっくりと触手で撫でまわす。
べっとりと湿った触手がパンツを濡らす事だろう)
■ロザリー > 「あ、抗えないなどと……ただ単に嫌悪感を感じている、だけであろう…」
ふっ、ふっ、と荒くなってきた呼吸を落ち着けつつ、睨みつける
───が、触手はそんなことはお構いなしに執拗に乳房を撓ませ、柔肌を這い続ける
落ち着かせようとした呼吸も乱れる一方だろう
「……今の気持ち?愚問だ…くだらない戯れ言を吐きつづける貴様の喉笛を引き裂いてや───」
ぐちゅ
股間から湿った音が響く
「────っ!!」
がくん、と顔を伏せる
両腕を触手に捕らわれ口を塞ぐ術がなかった故の苦し紛れの選択だろう
■魔王アスタルテ > 「上の口は素直じゃないなぁー。
あはっ♪」
(にこっと笑顔。
生意気な口を叩いてくる相手も、犯しがいがあるものだ)
「その反抗的な態度もまた、そそるよ♥」
(ロザリーのその睨みつけてくる眼に、さらに心躍らせる。
なんとか落ちつこうとしているようだが、触手がそれを許そうとしない。
容赦なく胸を揉み、乳首を弄り続ける)
「あたしを楽しませる点で言えば、十分合格点だね」
(股間に触手がとどくと、ロザリーは顔を伏せた)
「いいんだよ、遠慮なく、そのえっちぃ声を出しちゃいなよ。
我慢する事はないんだよ」
(心の中でハァハァさせる淫魔王。
ロータスは、股間を撫でまわす速度をだんだん上げていく。
声をあげよ、と言わんばかりだ。
そして、パンツ越しであるが陰核に触手の先が触れる)
■ロザリー > 「く、ぅ………」
このままではダメだ
どれだけ頑なに快楽を拒もうともその姿勢すら愉しまれるだけ
とはいえ、四肢は触手に拘束され、肉体を好き放題に弄ばれている
何か
何か一矢を報いて流れを変える必要があ───
「ひはふッ!?」
ぐり、とショーツ腰に陰核を捏ねられ思わず上ずった声を上げてしまう
目を見開いた表情のままに顔を上げると、王座に座ったままこちらを見ている魔王の姿が見えた
流れを、変えなければ
「───こっ…の…!!」
目尻に涙が浮かぶのも構わず睨みつける
額と左肩、それぞれの魔術刻印を起動する
ロザリーの体の紋様はそれぞれが複雑に組み上げられた魔術式で構成される、魔力さえあれば無尽蔵に使うことができる一種のスクロール
よって詠唱も、陣も、精神集中すらも必要としない
発動できるのは基礎的な魔術だけではあるが、
ああやって油断している状態ならばあるいは───
ヴン…と空間に唸りをあげて出現する黄金のナイフが、アスタルテの眉間に向けて放たれる
このままでは済まさない
吸血姫としてのプライドが折れない限りは、抗うのみだ
■魔王アスタルテ > (必死に抵抗しようとする雌もたまんない♥)
「そんな態度をとられたら、余計にいじめたくなっちゃうよ。
もしかして、犯されたくてわざとやってるの?」
(あぁ~、ずっとその姿を見ていたいよ。
強情に耐え抜くのもいいけど、でもこのまま快楽に堕ちる姿もいいよね)
「今の声……すっごく…………ゾクゾクしたよ……♥
ねぇねぇ、もっともーっとロザリアちゃんの恥ずかしい声を聞かせて……。
恥ずかしい姿をいっぱい見せて……」
(陰核に触手が触れ、捏ねられた時に出した声を聞いて、さらに興奮が高まる。
もう……今の声は反則だよ。
涙目になったロザリーの顔が、もう失神しそうになるぐらいに可愛らしい♥
ロザリーは、尚も抵抗しようとする。
詠唱や精神集中を必要としない魔術式を発動させていた)
(突然、黄金のナイフが出現し、それが魔王の眉間に向かっていく)
「だめだよー、そんな無意味な事をしたらね」
(にこりと笑みを浮かべる魔王。
そのナイフは、魔王にはとどかなかった。
ロータスが余った触手で、黄金のナイフを受け止めていたのだ。
油断しているとは言えそこは四天王。
基礎的な魔術に対応できないはずがない)
「じっくり今の状況を楽しみなよ」
(触手は、ショーツを破こうとする。
そしてその触手は、ロザリーの膣内へとゆっくり入っていく。
べっとりと湿った触手だ……。
簡単に奥を突く事ができるだろう)
「ねぇ、もっとえっちぃ姿見せて……♥」
(四肢を拘束する触手はロザリーを持ちあげ、そして股を無理やり広げようとする。
それは羞恥を促す姿勢だった。
すると、秘所がロータスや他の四天王、そしてアスタルテにもはっきりと見えるようになる事だろう)
■ロザリー > 「(不味い…な……このままでは……)」
堕ちる
夜伽の瀬に慣れがないわけではない、が
力の差で組み伏せられることに似たこの状況は経験がない
魔王本人が油断していようと周囲の部下、それも揃って準魔王クラスがいたのでは粗末な攻撃は無意味だ
「巫山戯たことをっ……。
覚えていろ、キルフリートの吸血姫を弄んだ罪過、必ず貴様に───」
ずりゅっ…
「ひっ…」
その言葉が終わるよりも早く、触手がロザリーの狭い膣内へと潜り込み、小さな悲鳴で言葉は途切れてしまう
「ふ、ぁ…ッ……何、を…っ」
体内へと侵入する触手によって、ぞくぞくとした快感が体を駆け巡る
血色が良いとはいえないその頬にも僅かに赤みが差し、性的快楽を与えられていることが証明されてしまう
更に触手によって大きく姿勢が変えられてゆく
ドレスを引き裂かれ、両脚を大きく広げられた
魔王アスタルテの眼前に、触手を飲み込む小さな女陰を晒す格好だ
「ッ…!!」
こみ上げてくる熱は、羞恥心によるものか
すっかりと涙で潤んだ瞳で、尚も魔王を睨めつけた
■魔王アスタルテ > (抵抗し続ける姿も実にイイ……。
そして、ロザリーの堕ちていく様が楽しみでならない……)
「あはっ、あはは♥
ご立派だね、まだそんな口が叩けちゃうんだぁ」
(だが、そんなロザリーのセリフは言い終える事ができなかった)
(ロザリーの小さな身体、その膣内へと触手が潜り込んだのだ)
「とても良い……その悲鳴……♥
とーっても、えっちぃ表情になってきたね♪
だんだん、感じてきちゃったんだね」
(触手により姿勢が変えられ、その女陰が露わになる)
「わぁ~、可愛らしい女陰だね。
もっと見せてよー♥」
(ゾクッゾクッ。
目がハートになりながらも、ロザリーの女陰をしっかりと見つめる。
四天王一同も、今にもロザリー強姦に参加したい感じだったが、アスタルテにより止められていた。
名目上、今のところロザリーとロータス、一対一という形式をとっているつもりなのだ。
こんな状態になったら、それも無意味な気しかしないが)
「そんな瞳で睨みつけて、あたしを興奮させるなんて。
さらに気持ちよくしてほしいって事だよね?
いいよ、もっと快楽に落としてあげるからねー」
(膣内に入った触手がゆっくりと動き出す。
そしてピストンし始めたのだ。
ぐっちょりと湿った触手が、膣内に入ったり出たり。
何度も何度も奥を突く。
少しずつ快楽に落とすかのように、じっくりと……。
アスタルテにもはっきりと見えるように、そして羞恥を誘うように……。
くちゅくちゅという音を鳴らす)
■ロザリー > 「うくっ…ッ」
情欲を煽るような格好で、己の顕になった秘部を触手が蹂躙する光景を見られている
これ以上ないであろう屈辱心すら、その快楽に溺れてゆく
「っは、ぁ───っ…♡」
声に色が混じる
先ほどまでとは明らかに違った、雌の声が幼い喉から発せられた
「…も、もう、やめ…よっ…♡
この、このままでは…ぁ……♡♡」
昇りつめてしまう
触手に腹の奥を小突かれ、達してしまう
自分にこのような醜態を晒させた者の目の前で───
■魔王アスタルテ > 「今のロザリアちゃん、とってもエロいよ……♥
恥ずかしい部分も全部、見せちゃってるね。
凄く、ステキな格好……♥
だんだん、雌の声になってきたね♥
あたしを悶え死させたいのかな?
あぁ~もう、たまんないよ~」
(玉座で息を荒く、ハァハァする変態魔王がそこにいた)
「そのえっちぃ姿、もっと晒して……♥」
(さらに、触手の動きは激しさを増す。
容赦なく、連続で奥を突いていく。
乳首を弄る触手は口のように開き、乳首に吸いつく。
ロザリーをイカせにかかってきているのだ)
■ロザリー > 「ひぁっ♡あッ♡あン♡」
一度堰を切った嬌声は止まらず、突き上げる快楽に身を委ねてしまう
まともな思考ができない
先程までアスタルテを睨めつけていた眼も、今では熱に犯されただ空を仰いでいる
「うッ♡くっ♡あ、イ…───ッ♡♡♡」
がくん、と背中を大きく反らせて、達してしまう
自身でも驚くほどに下腹部はビクビクと痙攣し、抉り込むような動きをみせている触手を締め付け、
豊満な乳房を盛大に揺らして何度もその全身を跳ねさせる
………それが落ち着く頃には
ぐったりと力が抜け、犬のようにだらしなく舌を垂らした吸血姫の姿があった
■魔王アスタルテ > (吸血姫は、快楽の虜だ。
睨みつけてくるロザリーにも興奮したものだが、堕ちた今の彼女もまた狂おしい程、愛おしい。
本当に、自分が狂ってしまわないかどうか、心配だ。
でも、それも仕方がないよね。
ロザリーがこんなにもえっちぃのがいけないんだよ)
「あぁ~♥♥ イイよぉ、そのイキ顔~♥♥」
(ロザリーが達した瞬間、玉座から立ちあがる。
たび重なる興奮で息が荒くなり、口からはわずかに涎がたれている。
品がない、なんて言ってる場合じゃない)
「イっちゃったね、ロザリアちゃん♥
凄く良いイキっぷりだったよ」
(達した後に、ビクビクと痙攣させる姿もまた、たまんない。
これも全部全部、脳内で永久保存版にしておこう。
いや、後で記憶の映像からプリントする魔術を使って保存しておこうかな♪)
(彼女が達した後も、しばらく触手は動きを止めなかった。
落ちついてきた頃に、ロザリーはやっと触手から解放される。
舌を垂らしたその無残な姿からは、先程までの威勢など見る影もない。
アスタルテは、ぐったりとしたロザリーに歩み寄る)
「どう? 今の気分は?」
(にっこりと笑みを浮かべながら、
先程の質問を、快楽に堕ちた彼女に再びする)
■ロザリー > 「はふ……♡」
声をかけられ、自身へと歩み寄ってきた魔王へとその蕩けた視線を向ける
「……心地…イイ…っ」
未だ時折ぴくんっと余韻に体を小刻みに震わせながら、そう応える
プライドを捨てたわけではない
ただ、眼前のこの魔王は自らが傅くべき相手だと
肢体が認めてしまった
■魔王アスタルテ > (蕩けた視線に、またゾクゾクする。
この子はどこまでも可愛がり慨ありすぎだよー。
どれだけ魔王を満足させれば、気が済むんだろう)
「それはよかったよ。
なら、また機会があれば心地良くしてあげるね。
その快楽を、また味あわせてあげるよ」
(快楽に堕ちたロザリー。
これ程までに、心ときめかせるものか。
今日は、十分楽しめた。
もう悶え死にそうになるぐらいにね。
だが次の機会、またこの子を犯す時が楽しみでならない。
今度はどんな攻め方をしてあげようか。
想像するだけで、興奮する)
■ロザリー > 「………っ」
ようやく少しはっきりとしてきた頭を軽く左右に振る
……良いように弄ばれてしまった
栄えあるキルフリートの吸血姫としてはあるまじき行為だ
が、続くアスタルテの また快楽を という言葉に思わずごくりと喉を鳴らしてしまう
仕方がないことだ
目の前のこの魔王、否、この方は自分とは格が違う
魔族として、魔王に従い、傅くのは当然のことだったのかもしれない
「…た、楽しみにしておく ……おきます」
逆らえない
言葉も、自然と敬うものへと変わっている
そんな自身に気付き、黙って頭を垂れた
■魔王アスタルテ > (一度は頭を横に振るロザリー。
ほうほう……吸血姫とは中々に見上げた根性だ。
だが、“快楽”という言葉には逆らえなかったようだ)
「良い子だね、ロザリアちゃん」
(アスタルテは、ロザリーの頭を優しく撫でた)
「そうそう。
君はこの魔王に交戦の意思を見せてしまったからね。
ロザリアちゃん、あたしの事を甘い魔王って言ったけど、立場上、残念ながら見逃せないよ。
その罰は、しっかりと受けてもらうね。
本来なら、その場で即極刑が普通なんだよね」
(にこりと、子供っぽく笑った)
「でもそうだねー。
今回あたしを満足させてくれたからね。。
また君が性奴隷のようにあたしに何度も犯される。
そして、ロザリアちゃんのえっちぃ姿をあたしに何度でも見せる。
この魔王アスタルテに傅いて、恥ずかしい声を何回もあたしに聞かせる。
もちろん、次に機会があった時って事で構わないよ。
それで、極刑の件は免除してあげるよ。
あはっ♪ あたしって優しいね」
(先程の延長線上の提案で、魔王に交戦の意思を見せた罪を免除する。
そういう事にしてあげる)
「わかったね?」
■ロザリー > 「っ…そ、それは……」
ぞくりとしたものを背中に感じる
ヴァンパイアの中でも真祖に分類され、魔王に匹敵する魔力を内包する自身に奢りがあったとは思わない
しかしこの魔王はその遥か上を行く
それを読むことができなかったが故の、所謂失態である
無邪気な、子供のような笑みからは既に、
それまで感じることの出来なかった恐怖しか感じない
「わ、吾に性奴になれと…!?」
驚愕したような顔で思わず顔をあげる
だが、従う以外にない
その言葉に嘘はなく、おそらくアスタルテは即座に自身の命を刈り取るだけの力を持っているのだ
続く言葉は飲み込み
「……わかり、ました。……アスタルテ様」
下僕としての言葉を口にした
■魔王アスタルテ > 「『そ、それは……』何?」
(またもや無邪気に、小首を傾げる。
その見た目は確かに子供、されぞ数多の強き魔物を率いる魔王であった。
ロザリーも魔族の中では間違いなく高い実力を有している。
実際に彼女の攻撃を見れば分かる、それだけは間違いない)
「そうだよ。
本来なら極刑なのに、それで許してあげるんだよ」
(背後の四天王は、『アスタルテ様、寛大すぎますぞ』などと感想を述べていた)
(ロザリーが下僕としての言葉を口にすると、再びにこっと子供の笑み。
「素直でよろしい。
別に、ロザリアちゃんの行動を大きく縛る気もないから、当然だけど普段は好きにしてていいよ。
あたしの欲を満たす時に、ちょこっとえっちぃ思いをするぐらいだね。
もちろん、それ以上の事を求めるなら、あたしは歓迎するよー」
(従順になっていくロザリアちゃんも、ほんとかわいい。
また食べちゃえる機会が本当に待ち遠しいよ)
■ロザリー > 「い、いえ…こ、この体、アスタルテ様の好きに、お使いください」
このような振る舞い、本来ならば誇り高き貴種として許されることではない
……しいて言うならば、城の者がこの場を見ていないことだけが救いだろう
「…深き温情、痛み入ります」
そう言ってアスタルテの手をとり、手の甲にそっと口付けをする
忠誠を誓おう
決して甘い魔王などではなかった
「…宵闇城キルフリート第十代目当主、ロザリア=Ⅳ=キルフリートが誓います。
この身は魔王アスタルテ様の物なれば、いついかなる時にでも、召喚に応じ馳せ参じましょう」
■魔王アスタルテ > 「分かったよー、好きに使っちゃうね」
(さっそくアスタルテは、達したばかりのロザリーの秘所を軽くなぞろうとする。
だが、それから何かをするわけでもなく、すぐに手を引っ込める。
この手にはロザリアちゃんの愛液……ハァハァ。
それはさておき──)
(ロザリーは、アスタルテの手の甲に忠誠の証たる口づけをする。
このシチュエーションもステキなものだよね。
あとこの手にロザリアちゃんの唾液……ハァハァ。
そう内心思いつつ、真剣な場面なので冷静に)
「その忠誠の誓い、この魔王アスタルテが確かに受け取ったよ。
ロザリアちゃんの従事する姿に期待するね」
(にっこりと笑う。
アスタルテの大勢力がこれでまた、拡大した。
魔王軍の新しき配下、その名は宵闇城キルフリート第十代目当主、ロザリア=Ⅳ=キルフリート)
「同時に、宵闇城キルフリートが我が魔王軍の庇護下とするね」
(これで、宵闇城キルフリートはさらに強固なものとなるだろう。
なにせ攻められたときは、魔王軍から援軍が来る)
■ロザリー > 「ッ!?」
不意に秘部を触られてびくっとなってしまった
すぐに手を離されてわけもわからないうちにちょっと真面目モードに入られた
……なかなか取り付けない上司である
「有難き幸せ、必ずや期待に応えて …見せましょう」
期待に応えるということはアレである
性奴隷として従事させられるのだからようするにアレなことだ
定型句とはいえ、期待に応えられるのかが若干不安であった
「……では今宵の月下の散歩はこのくらいにしておこう」
バサリ、と破れた黒紅のドレスを翻せば、黒い蝙蝠が無数に現れ新たなドレスを形作る
「アスタルテ様も、夜風に当たりすぎることのないよう…失礼いたします」
背中から二対の翼が広がり、そのまま空の暗雲に紛れるように姿を消す
城に帰ったならばまず報告しなければ
由緒ある貴種の王族キルフリート家は魔王軍の一柱となりさらに栄えある暗黒の道を進むのであるということを
ご案内:「魔族の国」からロザリーさんが去りました。
■魔王アスタルテ > (びくっとなった姿は見逃さない。
相変わらず、とっても良い反応をする。
また、やっちゃおう♪)
(期待に応える、というのが少し自信なさげなようにも聞こえる。
性奴隷という事で、不安とかもいっぱいあるのかもしれない。
そうだとすれば、あ~もう、どこまでもかわいい子だなぁ。
極刑? もったいなすぎて、出来るわけないよ。
破れたロザリーの衣装だったが、蝙蝠が無数に集まり、新たなドレスができる。
結構便利だねー、と呑気に眺めていた)
「この綺麗な月の下で、君みたいな可愛い女の子と出会えてよかったよ」
(そして、その可愛い子を性奴隷にしたのだから、もう眠れない!
別に、魔王は寝る必要もないんだけどね)
「またね、ロザリアちゃん」
(ロザリーの背中からは二枚の翼が広がる。
そのまま暗き天へと消えて行った)
「良い収穫があったわけだし、あたし達もそろそろ魔王城に帰還するよ」
(四天王の方に向き直って、そう口にする。
すると四天王の一角は『転移魔術で帰りたいです』とぬかしてきた)
「しょーがないね。
なら、我が居城、魔王城に転移するよ」
(魔王とその配下たる四天王は、突然その場から姿を消した。
詠唱も魔法陣を特にない……そんな恐ろしき、転移魔術を魔王は使ってみせたのだ)
ご案内:「魔族の国」から魔王アスタルテさんが去りました。