2018/04/17 のログ
天姫 >  
──鬼はすぐにそちらの気配に気づいたようだった
暗闇の中、爛々と輝く赤い隻眼が向けられた

「──人か。死にに来たか喰われに来たか。
 妾はすこぶる機嫌が悪い。尻を捲って逃げるならば背から斬りはせぬぞ」

岩から大鉈を引っこ抜き、その小さな体躯、その肩へと担ぎ直して

フォーコ > たしか、鬼と言われる類の種類。
肌の色は私に少し近いか。
全身が傷だらけ、余程戦闘が好きなようだ。

「喰いたいのなら食ってくれても構わんぞ。
私はこの国のことを調べねば次に進めないからな。」

私は刀を抜くと、疾走して突きを繰り出そうとする。
先が諸刃になっている刀、突きに最も適しているとか。
おまけにこの刀は私が持つに限って軽くなる。
仮に一度目を躱されても2度目、3度目の突きを繰り出そう。

天姫 >  
「……自ら餌になりに来たとでも?──呵々ッ」

鬼が嗤い、刀を構え迫る女傑を迎え撃つ
繰り出された疾風のような突き、それを避けようともせず、大鉈を大上段まで掲げる
単純明快な理屈
ダメージの交換で相手に優れば勝利
こうやってこの鬼は傷を肉体に刻んできたのであろうことを雄弁に語る構え──

突きは鬼の着物を裂き脇腹を浅く抉り、赤黒い血を散らせる
しかし同時に、斬るというよりも圧壊する…そう形容するのが正しい一撃が振り下ろされた

フォーコ > 「喰いたいなら喰えばいいと言っただろう。
それよりも妖怪だか鬼だかの力を私に見せてくれ。」

突きは以外にもすんなりと決まってしまう。
着物の一部が千切れ、腹に刺されば血が噴き出す。
しかし、頭上から振り下ろされる巨大な鉈。
決まれば即死は免れないギロチンの刃に対し、私は咄嗟に刀を抜き刃で受け止める。
魔法で軽さと強靭さを付与してもらっている刀だからこそ出来る芸当。
通常の武器なら武器ごと真っ二つになっているだろう。

「なるほど、たいした腕力だな。」

単純な力比べでは分が悪いと判断。
私は先日喰らった技を目の前の相手に対し、試してみることにした。

魔力を漲らせ、彼女の周囲四方から多数の鎖を生成する。
鎖は巻きつく様な動きで彼女の身体を縛ろうとするだろう。
ただし、私が生成するのはせいぜい量産品程度。
強力の持ち主なら引きちぎるかもしれない。

天姫 >  
「その口ぶりその剣術、北の者ではないな」

大鉈を受け止め、距離をとった相手を見据える
すぐに追撃はせず、のしりとした動きで緩やかに距離を詰める

「妾の一撃を受け止め折れぬとは中々の業物と見える──むっ」

面妖な光景
虚空から現れた鎖がまるで蛇のようにこの身に絡むべく襲い来る
成程、妖術も使うらしい

「…はっ、この程度で妾を封じるつもりか…?城が動いても切れぬ鎖を持ってくるのじゃな!」

左腕、そして両の足首、そして胴へと絡む鎖
手始めに左腕を絡め取った鎖はいとも容易くその剛力によって引き千切られる

フォーコ > 「南の者だ。 この国のものを手に入れたくてな。」

まずは様子を見ているのか。
距離をいきなり詰めようとはせず、じりじりと少しずつ詰めてくる。

「竜の素材で出来ているからな。
そっちこそ、この刀をもって受け止めるのがやっととは随分と腕がたつじゃないか。」

魔法で生成した鎖は鬼の全身をがんじがらめにする。
昨日はこの手で身動きを取れなくなった。

「やるではないか。 これは全力で挑まないと勝てそうにないな。」

私は鎖が通用していないと言うのに、何故か声が弾んでいた。
己と少し似たタイプが居たことが嬉しかったのだろうか?

とはいえ、正面切って戦って勝てる相手ではない。
私は口からブレスを吐き、鎖を外すことに専念している彼女を焼こうとする。
焼くのは彼女だけではない。
この周囲を炎で覆うことで身の隠し場所と、回復ポイントを用意しようとしていた。

天姫 >  
「ふん、町で土産でも買って帰っていれば良かったものを。
 …普通の刀剣でないとは思ったが、成程のう。竜如きを断てぬとは、妾もまだまだじゃ──なっ」

突然の炎
見間違いでなければ目の前にいた女が吐き出した炎に巻かれる

「ぐ──ぬゥッ」

鎖を引きちぎったその左腕で、暴れるように大鉈を振り回す
全ての鎖を断ち切り、燃え盛る火炎を振り払い、ようやく視界が開ける

「味な真似をしおって──どこに隠れた?
 姿を見せよ、腹を裂いてワタを喰ってやる」

炎燻る焼け焦げた衣服をちぎり捨て、獲物を探す
大きな勢いの炎だったにも関わらず、その身に火傷を負っている様子は見られず、最初の一撃で手向けた傷も既に血が止まりかけている

そして、その手脚はまるで鋼鉄のように黒く変色していた

フォーコ > 「街には入れなくてな。
これぐらいなければか弱い私が君のような猛者と戦うなど無謀だからな。」

炎は鬼を焼き、火だるまになる。
このまま戦闘力を奪うことが出来ればそれで良いかと思われたが、鬼は鉈を振り回し消火活動を行っていた。

これだけで勝利を収めることは難しいようだ。
私は作り出した火の海に身を隠す。

さきほどの炎は大したダメージを受けていないようだ。
刀で負わせた傷も治りかけ、手足が鋼を思わせる黒色に代わっていた。

彼女は私の腹を裂くようだ。
裂かれては不味いのでもう少し姑息に立ち回ろう。

周囲の炎の出力を上げる。
赤い火が、鉄をも溶かす青い炎へ。

そして、炎の中より静かに彼女の背後に回ると背中を貫こうとする。

天姫 >  
「──ッッ」

目も眩むような青白い、煌々とした炎

「鬼火のほうが、まだ上品じゃぞ」

月夜の八卦山、その中腹が空を灼くように明るく──
この山に潜む他の怪かしもその騒ぎに気づきはじめる

「があッッ──!!」

鬼が吠え、大鉈を地面に叩きつけるように暴れまわる
土塊を吹き飛ばし、撒き散らし邪魔な炎を消し去ろうと

故に背後からの奇襲には気付かず───

「ぐぶ…ッ、が……!?」

己の胸の中央から"生えた"刀身が目に入り、その眼を見開いた
───しかし

「~~~ッッ!!」

自身の背から胸までを貫かれているにも関わらず、大鉈を旋回させるように身体を捻り、己が周囲を薙ぎ払おうとする

フォーコ > 「スマンな、お洒落にはまるで関心のない女でな。」

私と彼女が居る一帯のみが昼のように明るく照らされる。
青い炎が燃え盛る様は流石に目立つのか、周囲が賑やかになっていた。
これがあやかしたちの世界かと、私は周囲を取り囲む気配に心を躍らせていた。

「…なっ。」

青い炎は鬼に深手を与えることは出来なかったようだが、その動きを塞ぐには十分であった。
黒い刀は鬼の胴を深く貫く。
しかし、勢いをつけすぎたことが災いする。
鬼が大鉈で薙ぎ払う際、咄嗟に離れるのが遅れてしまう。

私は左手が吹き飛ぶ。

「…やるではないか。」

私は広報に飛び跳ねると、すぐさま青い炎に手を突っ込む。
即座に新たな左手が再生されるが、刀は鬼に突き刺さったまま。
彼女が大鉈を手に突っ込んで来れば打つ手はない。

天姫 >  
薙ぎ払った大鉈をそのまま地面に突き立て、
左腕で無理矢理突き刺さった刀を引き抜くと鬼は崩れ片膝をつく

「か、はッ──」

どばりと口から血を吐き出した
──にも関わらず鬼の眼はギラギラと輝き、後方へと飛び跳ねたフォーコの姿を視界に捉えている

「その、気性で…せ、背を、狙うとはのう…」

言葉も切れ切れに、大鉈を支えとして立ち上がる

「やるではないか?此方の台詞じゃ…。
 心の臓を潰されたのは、くかか…何時以来か……」

引き抜かれた刃は放り捨てる、律儀に返したりなどはしない

炎の喧騒、血の匂い
辺りには有象無象の気配が増えてゆく

フォーコ > 「仕方がないだろう。
ここはそう何度も来れないんだ。」

確実に勝つ必要がある。
今の私の力では正面切って彼女には勝てなかったはずだ。

刀が捨てられた方角へ目を向ける。
後で回収するとしよう。

今はこの女の生命力を奪い、肉体を楽しむ時。

「命は奪わんし、背中の傷も治してやる。
その代わり、お前は今夜一晩私の餌になってもらうぞ。」

私はやっとの思いで立っているであろう彼女に正対した状態で炎の色を青から黒へと変える。
触れる物の生命力を奪い、我が体内へ取り込む外法の炎。
周囲を取り巻く有象無象にも炎は揺らめく。
これ以上近づけば命を奪うとの警告だ。

「私に生命力を奪われるか、それとも犯されるか。
どちらでも好きな方を選ぶといい。」

天姫 >  
「───フン」

一度立ち上がりはしたものの、その場に胡座をかくようにして座り込む
妖術か、どこからともなく取り出した徳利の酒を胸元に浴びせ、続いてガブ飲みする

「ぷはっ。…負けじゃ負けじゃ。
 しかしまたやるときゃ妾が勝つぞ。良いな。逃げるなよ」

言い終わると大きく大きく息を吐いた
胸元からの血も止まりかけていた、回復の速度が人外じみている

言葉足らずではあるものの、敗者が勝者の戦利品となるのは道理と考えているようだった

「しかし貴様、そんなナリをして雄だったのか?そうは見えぬがな」

そして犯されろと話すフォーコを眺め、素朴な疑問を口にするのだった

フォーコ > 「良いだろう。 そちらが勝った時は腕でも腸でも喰うと良い。
こんな身体を食って意味があるとは思えんがな。
私はフォーコ。 マグメールで軍人をしている。」

見慣れぬ陶器の酒に効果があるのか、もともとそういう体質なのか。
私が負わせた傷はすぐに塞がっている。
かいふくしてやる必要もなさそうだ。

彼女は私よりも思い切りの良いタイプのようだ。
私は再戦の約束をし、自らの素性まで明かしてしまう。

「色々あってな。 戦の後はいつも女か男を犯さないと気が済まない身体なんだ。」

胡坐をかいでいる鬼の前まで近づくと、ズボンの前を開ける。
すると、それまでは無かった巨大な男性器が飛び出しては鬼の頬へと触れる。
戦で昂ぶっていた身体は全身汗ばんでおり、前戯も何もしていないのに亀頭はカウパーを滲ませている。

酒の匂いが漂う鬼の身体。
初めて抱く種族に私の瞳は上記していた。

天姫 >  
「妾のことは天姫(あまつき)とでも呼ぶが良い。山の下の者は天鬼などと呼ぶがな」

互いの名を知ることには意味がある
再戦を違えぬためにも、である

「──くく、昂ぶりを抑えられぬとでも来たものか?
 むお…っ、と……」

頬に擦り付けられるそれは大きく、既にいきり立っている
近くで見れば見るほど、逞しいが女の姿にしか見えないが、そこは濃い雄の匂いを放っていて

「立派じゃな、妾の腹に収まるじゃろうか」

そう先置きすると、小柄な鬼の左手がするりと伸び、男根の根本を掴む
鋼鉄化していたような黒色は消え去り、元の赤褐色の肌
鋭い爪は下手をうてもソレを傷つけてしまいそうな危機感を孕んでいる

フォーコ > 「あまつきか、またやりあおうではないか。」

その時はどちらが勝つだろうか。
単純な力比べになってしまうと私の負けは濃厚そうだ。

「天姫みたいな可愛い相手が居ると特にな。
はしたない女だと思ってくれ。」

頬に触れると、鈴口から透明な糸が伸びる。
亀頭も竿も汗ばんでおり、触れる度に汁が増えていく。

「頼むから、ちぎらないでくれよ。」

手甲のような手はいつのまにか赤褐色の手に代わっていた。
堅いながらも女性の手で摩られるとやはり気持ちが良い。

「入らなくても入れるぞ。
今日は負けたのだろう。」

爪が触れそうになると、私は一応咎めるが、そのスリルで背が震える。
嗜虐性だけでなく、被虐性もある私には多少の危なさも気持ちが良い。
でなければ戦場で性器を向きだしになど出来ない。

天姫 >  
「可愛い…?──ふん」

鬼である彼女には言われ慣れない言葉なのか、訝しげな表情を浮かべる

「……やれやれじゃ」

負けは負けである
自分自身でそう認めたからには、彼女…フォーコの為すがままだ

「生憎ヒトとの交わりなど上手くはない。好きに使え」

そう言うと握り込んでいた手を離し、胡座を解いて四肢──片腕は失われているが──を投げ出すようにして脱力する

刃に裂かれ焼け焦げた装いはほぼ裸のようなもので、人の手でも簡単にボロ布のように剥いでしまえるだろう

フォーコ > 「それでは面白くないぞ、天姫。
もっと可愛い声を私に聴かせてくれないとな。」

普通に抱いてもいいかと思ったが、それでは互いに面白くない。
私は彼女にも良い声をあげてもらうことにした。

ボロボロになった布を捲り、巨大な肉棒を鬼の秘所へと入れる。
下半身も筋肉が多いだけあって良く締まる。
しかし、これはまだ彼女の身体が力を抜いていることが分かる程度だ。

私は右手に青い炎を宿すと、先程傷が塞がったばかりの背中に指先を開いた状態で押し付ける。
傷口に手を突っ込み、鬼の肉の一部を取り出すと口に入れる。

「天姫は強い鬼なのだろう。 ならば私に鬼の力を分けてもらわないとな。」

天姫 >  
「ッ──ん、ぅ」

程よく濡れている…というわけではなかったが
鬼の秘部はその小柄な体躯の通り狭く浅い
割り開くようにして突き入れられ、小さく小さく哭く

挿入ってしまえば、じわじわと蜜も溢れ出して───

「っふ…ふぅ…ッ…な、何──ぁぐ!?」

背に走った痛みにその身を強張らせ
陰影の深い腹部がぎちりと締まり、内部に収まるフォーコの肉棒を痛いほどに締め上げる

フォーコ > 「これが鬼の肉か。
ふふ、なかなか美味いではないか。
おまけに痛みが走るとよく締まるな。」

先程までの笑顔と同様だが、私の口元は鬼の赤黒い血で滴っていた。
白金の頭を掴み、前後に揺さぶる。

「今まで自分の肉を喰われたことはあるか?」

私は今日、ここに来た目的を全て堪能している。
山の猛者である鬼を犯し、その肉を喰らう。

愛液を滴らせながらも、噛みつく程に締め付ける恥肉。
私は分身が食いちぎられそうな痛みが走るが、何故か肉棒は巨大化する。

青い炎をまとった指先で鬼の背を焼きながら荒々しい腰使い。
巨大な肉塊で小さな肉孔を裂けそうな位に抉じ開け、子宮口へと鈴口で口づけを行う。

天姫 >  
「は、っ…ぁ、ぅ──…ッ
 に、肉なぞ、喰らったところで力を得られるもの、では──ぐあッ」

無論、喰われたことなどあるわけがない
敗北こそ無数にあるも、この山では基本的強者として君臨していたのだ

──背を焼かれる痛みと、腹の奥の抉られる感覚が混じり合う
どちらも熱を伴うそれは肉体的な反射か、はたまた

わからぬままに、自らを抉り犯すそれを締め付ける
挿入している側に、まるで強制的に搾られているような錯覚を与えるほどに──

「ん…ッく」

小さな子袋を先端を叩けば…鬼の唇から僅かに色めく声が漏れる

フォーコ > 「なんだ、力が得られるものではないのか。
美味いのだがな。」

強敵の身体を味わえてハイになっているのか。
それとも以前魔族の肉を喰った感触が残っているからか。
力にならないと言われても天姫の肉が恋しくなる。
私は身を屈めると、まだ塞がっていない傷口に直接口をつけ、
捕食動物のように舌で舐め、齧り、引き裂き、飲み込む。

「天姫も私の子種が欲しそうだな。
ほれ、たっぷりと飲み込むがいい。」

両の手で鬼の腹を抱きしめると、その状態で彼女の胴を持ち上げる。
人間よりもかなり重い体だが、興奮して感覚がマヒしている身体はなんとか抱き寄せて。
パンパンと山中に肉の弾ける音を響かせた後、小さな子宮に欲望の限りを注ぎ込む。

その後も鬼の孕み袋に子種を注ぎ続けるダークエルフ。
やがて精も根も尽きた所で、鬼を解放し、刀を拾ってはその場を立ち去っていった。

天姫 >  
肉を齧られ、腹の奥へと滾る熱を叩きこまれて
僅かに熱の籠もったような鬼の哭く声が八卦の山の中で木霊する

………

「──ッ……お゛…ッッ…♡」

───既にダークエルフの女は去り、
後に残ったのは大岩に持たれるようにしてぐったりとその裸身を晒す鬼の姿

存分に突き回され口を閉じることのない秘裂から、
止めどなく子種のスープを吐き出しながら、余韻にそのカラダを何度もヒクつかせて
一度静まった怪かし達の気配が再び増えはじめたことにも気付かずに──

ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」からフォーコさんが去りました。
ご案内:「北方帝国シェンヤン「八卦山」」から天姫さんが去りました。