2019/10/02 のログ
ご案内:「北方帝国シェンヤン「帝都シェンヤン」」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「…ここがシャンヤンか…。」


(その日、黒須は別の都市へとやって着ていた。
ここに来た理由は単純なる、偵察。
自分も知らない国があると言う事であり、興味を持って馬車を走らせてここへやって来たのであった。
見慣れない景色、東洋風な建物や道、人々などに目をやり、自分が少し浮いているかのような気持ちになりながらもその街並みを歩いて行った。
声をかける人はどこか片言で言葉の順序もおかしく思えたが、意味は聞き取れるぐらいだった。)

「…んだこりゃ?」

(ある一軒の店に止まれば、少し目つきをキツクして商品を見る。
酒売り場であり、そこに並ぶ酒は自分の知る酒ではなかった。
ウィスキーやウォッカ、バーボンと言ったものはなく、どれも平凡な瓶であり、匂いからするに、かなり強い物だと感じ取れた。)

黒須 > 「ほう…これがシャンヤンの酒か…。」

(試しに一本買った。
並んでいる者の中でかなり度数が低い酒を一本。
しばらくそれを持ち、適当な席に座ると、口を開けて一口ラッパ飲みした。
飲んだ後、口を鳴らして味を確かめる。)

「………まじぃ」

(マグメールで飲んだ酒と比べると、何とも言えない酸っぱさと苦みがあり、思わず少し眉間にシワを寄せる。
こんな酒を良くも売れるなと思い、買ったため捨てるのは勿体ないと思い、口を締めて持ち帰る。)

「チッ、ひでぇ酒を買っちまった…どっかで口直しできねぇか?」

(未開の地シャンヤンで新しい食にも触れるかと思い、丁度良い店を探し、歩き回る。)

ご案内:「北方帝国シェンヤン「帝都シェンヤン」」から黒須さんが去りました。