2023/05/19 のログ
ご案内:「タナール砦」にD・エーギルさんが現れました。
D・エーギル >  
「ふぅ……クッソ重たいなこいつ」

数刻前に魔族の襲撃を受けたタナール砦。
何とか防衛線には成功したものの、防壁の中にまで侵入されこちらの被害も甚大であり。
自身は何とか無傷で切り抜けたものの、それゆえに魔物や人間の亡骸を片付ける仕事を割り当てられてしまい。
汗だくになりながら、急遽掘った穴に汗だくになりながら死体を投げ入れている。

名誉もくそもないぞんざいな扱いだが、元々ここにいたのは犯罪者上がりなどの兵士も多く。
ましてや墓なんて一つ一つ作っている暇などないのだ。

「とりあえずはこれでいいか。
 あとは回収してくる奴が持ってくるまで少し休もう」

近くにあった亡骸の山をすべてかたず蹴れば地面に腰を下ろし。
血の香りが漂う中で、倉庫からくすねてきた安酒を喉に流し込んで一息つき。