2023/02/22 のログ
ご案内:「タナール砦」にミュゼットさんが現れました。
■ミュゼット > 絶え間ない戦闘が続けられている最前線の砦
今は王国側が優勢―――とはいえ、その情勢もいつ覆るか分からない危ういもの。
ならばこそ、士気を高めるために奉仕隊が派遣されたのは必然で。
道中、戦火に焼かれた村々へと立ち寄りながら、砦に入ったのが陽が落ちる直前のこと。
今は怪我を負った兵士たちの傷を癒して、ようやくひと段落着いたところで―――
「ふぅ……幸い、大怪我を負った方が少なくて、良かったです……」
与えられた砦の一室で小さく息を吐く。
少しばかりの休息の後には、軍の偉い方への挨拶―――と、奉仕が待っている。
そのこと自体には取り立てて不満もないのだけれど、さすがに強行軍なのは否めない。
せめてお風呂とまでは言わないにしても、汗と埃を拭うくらいのことはしたい。
とはいえ、戦の最前線で、そんな希望は贅沢だということも理解でき、溜息を小さくひとつ吐くに留め。
■ミュゼット > やがて時間になれば、呼びに来た兵士に連れられて部屋を出ていくことに――――
ご案内:「タナール砦」からミュゼットさんが去りました。