2023/02/11 のログ
ご案内:「タナール砦」にスルーシャさんが現れました。
スルーシャ > 王国側が確保した砦を再度奪い返す魔族側の侵攻。

砦での戦いにあってスルーシャは、
魔族陣営に加勢することなく、人間側に扮して身を潜めていた。
砦を守る兵士、傭兵。その中の幾人かは既に自分の尖兵にしている。

だが、戦局が拮抗している中にあってスルーシャは行動を起こさない。

拮抗しているからこそ、手を貸す義理はない。
今回攻めてきている勢力は自分とは関わりない魔族の派閥。

まだ恩を売って得がある相手かも判断するには早い程度。
取るに足らなければ人間達に撃退させれば良く、その上で魔族の中に見目が良いものがいれば、
自分の尖兵にしてしまえばいい。

逆に恩を売るに足る相手であれば、内部から蜂起して王国側の防備を瓦解させて陥落し、
王国勢力の中で目をつけている者を篭絡すればよい。


砦にいる尖兵への被害。
魔族側の勝利する確率。
王国側を潰すメリット。


全てを天秤にかけて、己の目に適う素材を探しながら、スルーシャは戦況を伺う。

ご案内:「タナール砦」からスルーシャさんが去りました。