2022/06/22 のログ
ご案内:「タナール砦」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 人間と魔族の領域の境に存在する、タナール砦。
時に人間が占領し、時に魔族が占領し。
まれに、無人の領域となる時もある、そんな場所だ。
そのタナール砦が、今は、どちらが占領をしているのか。
それとも、今まさに、争いが起こっているのか。
…まぁ、そんなものは些細な問題。
特に、今の普段とは違う少女であれば、尚更だろう。
「………少々掛かったが、油断を付く事は造作も無いもの。
さぁ、今宵、妾を楽しませて貰いたいものじゃのぅ」
ゆらりと、その場に現れる少女の姿。
途端に、周囲に漂うのは、強烈な負の瘴気。
余程に強靭な精神力を持たねば、とても耐え切れぬ、そんな力を纏いながら。
少女は、砦の中央に舞い降りた。
そう経たず起きるのは、混乱や暴動。
敵も味方も関係なく、暴れ狂う。
それは、人間であれ、魔族であれ、関係なく蝕まれ。
少女は、それを感じ、楽しげに笑みを浮かべるのだった。
ご案内:「タナール砦」にヴェルソートさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からヴェルソートさんが去りました。
■タマモ > 砦内での暴動は、次第に広がり、砦全体を覆う程になった。
その理由が何であるのか、分かる訳もなく。
誰かが暴れ始めれば、それを止めようとした者も巻き込まれ。
更に、その周囲にも広がって…
そんな状態なのだ、意識を保てようと、それを統制する事は出来ず、となるだろうし。
このような状況を引き起こす、そんな少女の存在に気付こうと、そんな存在を相手するのかどうか、も問われるだろう。
良い見世物であり、それによって湧き立つ負の感情は、少女にとって美味なる糧。
まさに、一石二鳥と言えよう。
まぁ…これに、この力に耐えられる強き者を嬲る楽しみも加われば、最高ではあるのだが。
そこまでの贅沢は、今回は抜きにしておこうか。
一応、今回の目的は糧を得る事なのだから。
■タマモ > そして、そう経たぬ間。
砦は無人となり、その時、何が起きたか知る者も…
ご案内:「タナール砦」からタマモさんが去りました。