2022/04/02 のログ
ご案内:「タナール砦・地下牢」にヴァレリアさんが現れました。
ヴァレリア >  
「───ん」

薄ぼんやりとしたタナール地下の牢獄
その一角、厳重な鉄格子の奥の奥

白い髪に白い肌をより白い汚液に染め上げた少女がうっすらと紅い瞳を開く

じゃらりと華奢な両腕を拘束し吊り上げる魔封じの鎖が鳴る

ああ───

そういえば、そういう状態だったっけ、と
未だ靄のかかる思考の端で思い出す

「っ、ぅ゛えっ……」

ぱたぱたと小さな口から白濁が溢れ、自身の胸元と──既に水溜りのようになっている床を汚す

魔物達に気を失うまで犯されてからどれくらい経ったのか、砦は妙に静かだった
もしかしたら人間が砦を奪還した後かもしれない

魔物に便器のように扱われるのも、それはそれで刺激的というか、悪くなかったんだけど