2022/01/15 のログ
アーク > そんなこんなで片付けたリュックを背負えば、肩にかかる力は来る時よりも軽くなっており、
本当に軽い足取りで食堂へ。
ニコニコと愛嬌を振りまきながらおねだりすれば、少し多めにサービスしてもらえてお得感。

トレーに載せた食事を手に隅っこの方の開いている席に腰かける。
中には乱雑に切った野菜がぶち込まれた塩味の強いスープに硬い黒パン。 そして何の肉かわからない平べったいステーキの様な物。
スープの器を持ち上げ一口。
汗をかく人向けなのだろうやはり濃い塩味が先ず舌を刺激する。
外は長時間塗られてグジュグジュだが歯で少し噛めばやや生煮えの気がする芯の残った根菜をぼりぼりと小さく音をさせ咀嚼。

シンプルだからこそ際立つ微妙なお味に眉根を寄せつつ、硬すぎて直接食べる機能せる黒パンをスープに沈め、ふやかしてからもぐもぐ。
微妙な酸っぱさと塩味の美味しい様でやっぱりおいしくない負のハーモニーに小さくため息。
そして、筋切もされておらず、硬いステーキを一口分切り分け口の中に。
塩コショウで味は着いているが、肉の味も肉汁も無い…。
旨味もないそれ、もぐもぐする内に顎が疲れてくる気すらする。
ここにいる大人たちの顎や首ががっちりしているのはこのステーキに鍛えられているからではないかと考えつつ、先ほど大めに盛ってもらったことを後悔。
今日はどうやら外れの日のようだ…。
次は佐藤少しの甘め控えめクッキーでももってきたらバカ売れするのではないかと考えつつ、まだ柔らかくならないステーキをむぐむぐひたすらよく噛んでいる。

アーク > 小さな胃をあれな食事で一杯にすれば眠くなる。
宛がわれた部屋に向かいすやすやと眠りに落ちるのであった。

ご案内:「タナール砦」からアークさんが去りました。