2021/05/15 のログ
ご案内:「タナール砦」にアンネマリーさんが現れました。
■アンネマリー > 今は人類が確保しているタナールの砦には、その防備を盤石にすべく、
続々と王国軍の援軍が訪れていた。
「アンネマリー・フォン・メルス。ただ今着任しました」
騎竜から飛び降りると、アンネマリーは出迎えの兵に敬礼をする。
空からは、率いていた他の竜騎兵達が次々と降下している。
少しばかりの空の旅を終え、ようやく砦にたどり着いたのだが、
勿論彼女はまだまだ休めない。
騎竜達の寝床を確保せねばならない。餌もあるのかどうか。
当然、馬とは一緒にはいられない。十分離さねばならない。
勿論、上に乗る騎兵たちの寝床も必要だ。
砦の司令官から聞いた話では十分な設備があるとの話だが、
己の目で確かめなくては。
「さて、と。確か教えてもらった場所は…」
エルフの士官は、砦の中に入っていった。
ご案内:「タナール砦」にルヴィルクインさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からルヴィルクインさんが去りました。
■アンネマリー > 「ふぅ…ようやく休めるかな…」
砦の屋上に上がり、城壁によりかかるアンネマリー。
騎竜も部下の兵も、しかるべきところで休ませ、ようやく自身も一息つける。
辺りはすっかり夕陽に染まるが、この砦は勿論年中無休だ。
明かりが灯り、歩哨が目を凝らしている。
魔導サーチライトの光が、魔族領を照らす。
「あちらが魔族の国か……」
目を凝らしても、ここから魔族の姿は見えないが、
何か不気味な雰囲気が、こちらにも漂ってくるようで。
しばらくは平穏でありますようにと内心願いつつ、アンネマリーは遠くを見ていた。
ご案内:「タナール砦」からアンネマリーさんが去りました。