2020/05/08 のログ
ご案内:「タナール砦」に黒須さんが現れました。
黒須 > (人間界と魔族の国を分ける巨大な砦。タナール砦。
現在ここは第七師団により護衛と見張りを務めており、常に緊迫した雰囲気を出していた。)

「…Zzz」

(そんな中、扉の前で一つの黒い存在が居眠りをしていた。
名前は黒須・狼。第七師団の戦闘員であり、今日の見張り役であった。
筋肉質で膨れ上がっている様に見える上半身は毛に覆われ、狼らしい顔は静かに眠っていた。
呑気に緊張感のない様子を出しながらも、気ままに眠り続ける。)

黒須 > 「…ん、やっべ…。」

(ぱちりと目を開ける。
まるで寝起きと言うより、閉じていた目を開いたような自然の目覚めをした。
灰色の瞳を表に出しては、大きな口を開いて、鋭い牙を見せる。
正しく、その姿は狼の獣人。
一つ間違えれば、狼の魔族『ワーウルフ』のような外見をした男であった。)

「師団の仕事だから見張りはするものの…全くもって敵なしで飽きるな…。」

(戦う相手も居なければ、注意する魔族も見つからない。
しかし、自分としても好都合でもあって。
めんどくさがりな性格故、戦闘が起こるのは望んでいない。
ひとまず、警備は続けるかと、座り直して黙ってその先を眺める。)

黒須 > 「・・・。」

(変わらない景色を眺める内にまた、ボーっとし始めた。
何も起きないなら、飽きるのも仕方がない事だろう。)

「…はぁ、こういう時でも…やっぱり、考えちまうもんだな…。」

(何かを思い出す様に軽く空を眺める。
目を細い目、求めるかのような顔をし、気の抜けた姿を相変わらずさらしている。)

黒須 > 「…さて、良いか…。」

(ゆっくりと立ち上がると頭をめんどくさそうに掻く。
今日も敵なしであり、異常はなかった。
それさえわかれば、あとは平気だ。
そのまま、その場から居なくなり帰路を歩いて行った。)

ご案内:「タナール砦」から黒須さんが去りました。