2019/12/11 のログ
ご案内:「タナール砦」にキサラギ・カズマさんが現れました。
キサラギ・カズマ > 麻の服を身に着けた奴隷が砦の中を歩いていた。

「ここがタナールと言う砦なのか。
魔族の大群と戦うなんて凄いことをするのじゃのう。」

奴隷は重厚なタナールの砦に感嘆の息を吐き、奇異の視線を向ける兵士たちに動じることなく砦をうろついていた。

彼は王都の奴隷商が荷物の運搬に送り込んだ奴隷の一人であり、王都へ送る荷物の準備が整うまでの間、
主に許可を取りつけ砦内を散策することに。

「ほぉ~、こりゃまた精強な兵士たちじゃのう。」

重装備の厳めしい兵士たちを物珍しそうに見て歩く奴隷。

今は人間の側が支配する時。
王都に送る荷物には当然魔族の捕虜も含まれていた。

ご案内:「タナール砦」からキサラギ・カズマさんが去りました。