2019/11/25 のログ
シルヴァ > 砦の支配権をかけた争いで逃げ切れなかったのか、魔族と戦っていて敗れたのか捕らわれた少女。
今はまだその扱いを決めているのだろうか、砦の中入り口近くで轡を噛まされて吊るされているのが隙間から外にいる少女の目にも入るだろうか。
鎧姿ではあるが武器はなく、薄っすらと染まっている肌が何らかの催淫効果で齎されているのを窺わせる。

ヴァレリア >  
「…?」

さて引き返そうかどうかと悩んでいたところ、砦の入り口近くに捉えられている人らしきものを見かける
砦の争いが終わって間もないのだろうから、おそらくは魔族側に捕まったと考えるのが自然である
砦で破れ、捕まった人間の扱いなど末は知れているものだろうけれど、多少なりその姿は少女の興味を惹いたらしい

「ふふ…ちょっと失礼…♪」

商会の馬車を置き去りに、軽やかな足取りで砦へと踏み入ってゆく少女
不自然なほど、周囲にいる魔物たちは少女を警戒せず、襲いもしない

捕まっている人間の風貌が見て取れる距離まで近づいてゆけば、まじまじとその姿、その顔を眺めて…

「──あら、貴女…」

少女の脳裏に残る面影と一致する、その女性に対して薄っすらと笑みを浮かべる

シルヴァ > 軽やかな足取りで砦に入ってきた少女の目に映るのは、Y字開脚の体勢で吊られた少女。
片足を上げて股間を開いている姿、鎧姿であるために直接見られてはいないが、羞恥は煽られ薄っすらと肌が染まっている。
周囲に漂う甘い香りが、じんわりと催淫効果を引き出しているのか、少しずつ吐息が熱く甘くなっている様子も感じさせる。

「んぁっ…んッ?…」

全身に感じる視線、それまでよりもどこか熱い視線を感じて僅かに身動ぎ、視線の先を見つめる。
薄っすらと向けられた笑みと言葉、以前の事を記憶の底に深く閉ざしているのか、きょとんとした様子で轡のせいで言葉にならぬ言葉を零して。

ヴァレリア >  
囚われの少女の周辺に漂っている香り
催淫作用のあるものだということはすぐに理解る
つまり、今からこの囚われの少女は魔物達に嫐られる運命にあるということである

「こんにちわ、私のコト、覚えてる?」

薄い笑みをにっこりとしたものに変えて、声をかける
まぁ、覚えていようがいまいがどちらでも良いのだけれど──

「魔物に捕まっちゃって可哀想…。
 これからきっと、そのカラダが歪むくらい凌辱を受けて、魔物の仔を孕まされてしまうのね♪」

意思疎通の出来る相手の登場に、囚われの少女はどう動くのか…
助けを求めるのか、それとも既にその色づいた肉体は凌辱を求めているのか…
愉しげに笑みを深めながら、そんな白髪の少女の様子を伺うように、周囲の魔物たちは二人から一定の距離を保っていた

シルヴァ > 催淫効果による陥落を待っているのか、今のところ囚われの少女に手を出そうとする魔物姿はない。
むしろ、新たに現れた少女を恐れ、成り行きを見守っているといった方が正しいのかもしれない。

「……ん~っ?……」

にっこりとした笑みに変わって改めてかけられた言葉、催淫効果でぼーっとする頭でゆっくりと考えてみる。
そんな成り行きなどどうでも良いというかのよう、さらに畳みかけられる言葉、完全に理解はしなくともびくっと震えて。

「…んッ…んッ…んぅっ…」

甘い香りで理性をゆっくりと蕩かされてはいても、初めて意思疎通の出来る相手が現れた事で助けを求める。
愉しげな笑みにどこか引っかかるものはあるが、それよりも微笑んだ表情が僅かずつ引き出される閉ざされた記憶の中の表情と重なって。
以前の凌辱の記憶まではまだ引き出されていないのか、それ以上に魔物に凌辱されるのが嫌なのか、目の前の少女に蕩ける頭で必死になって助けを求めて。

ヴァレリア >  
「ふふ…なぁにそのカオ…。
 もしかしてカラダが疼いちゃってどうにもならないの…?」

蕩けきった表情で助けを求めるように訴えるその様子は、在る意味ではそう取られてもおかしくのないものだったかもしれない
けれどヴァレリアは明らかに、そのほうが愉しいことになると判断し、そう言葉を告げていた
三日月型に細まる眼から真紅の輝きが漏れ、淫毒に蝕まれかけている少女に、さらに催淫の魔眼を上書きして塗りたくるようにかけてゆく──

「安心して、助けてあげる…。
 その苦しみから、解き放ってあげるから…♡」

熱っぽい吐息と共に紡がれる言葉、同時に少女の足音から赤黒い血色の触手が這い出し、Y字開脚のまま拘束されている少女の鎧を弾き飛ばしながら、足から脚へ、脚から腰へ…
這い上がるようにしてぬめぬめとした触感を与えながらシルヴァの身体を舐めますように這い回ってゆく

得物を横取りされた、と感じたのか一部の魔物は威嚇をはじめていたが、それを気に留める様子もなく、白髪の少女…ヴァレリアは笑みを讃えていた

シルヴァ > {んっ…んぅっ…んぅっ…」

轡れたままの口では真面な言葉など発せず、違う違うと言っているのだが目の前の少女の好きに言葉を選べる。
蕩ける表情で助けを求めるとあらやっぱりと愉しそうに笑みを深め、三日月の瞳から深紅の輝きを浴びせられる。
甘い香りに蝕まれていた身体、さらに強く焼く催淫の魔眼の力にほぅと一段と熱く甘い吐息を漏らす。

「ふぁいっ」

蕩かされた理性、熱ぽい吐息と共に紡がれた言葉を受け入れ、礼を言うように嬉し気に返事を返す。
ゆっくりと這い出して赤黒い血色の触手、Y字開脚で吊られていては逃げられないのだが、目の前の少女が齎したモノだと気が付き、嬉し気に受け入れる。
鎧を弾き飛ばされ剥かれているにも拘らず、足首からゆっくりと絡み付かれて艶やかに染まった肌を晒されていく、膝、太腿、腰と順に這い上がられて擽ったそうに身じろぐが、嫌悪感は全く見せず。
ぬめぬめとした触感がどこか心地良く、さらに艶やかさを増すとともに雌の香りを立ち昇らせ、何時しか全てを剥がされ、固く尖る桜色の乳首から淫蜜が滴り始めた雌孔、奥で窄み淫らに蠢く菊孔までの全てを晒し、全裸のY字開脚姿で触手に淫らに絡み付かれる姿を先に居た魔者達に見せ付けていて。

ヴァレリア >  
「すぐ、楽にしてあげるわね…♪んっ、ふふ…」

ぺろ…と唇を舐めずって
露出された乳房へとその手を伸ばしふにふにと柔らかさ、そしてその先端の硬さを確かめるように愉しんでゆく
その間も触手は少女の下半身を中心に這いずり回り、ねっとりとした刺激を与えていた

「はい、これももう邪魔、よね?」

少女が嫌がる素振りを見せないならば、不要だろう
手早く猿轡を外してしまい、そのか細い喉から発せられる悦びの声も楽しもうとしているのだった

「──で、コッチはどうなってるかなー…♡」

ぬるぬると這い回る触手のうちの二本が大きく開脚されたその中心…秘部へと向かう
しっかりと濡れはじめたそこを確かめるように擦り、くぱぁ…と可能な限り大きく拡げて、その奥まで覗き込んであげようと、少女の股間の前へと顔を移動させて──

シルヴァ > 「んっ…んぅつ…んぁっ…んぃっ…」

催淫の魔眼の力はさらに身を蝕み、ゆっくりと引き出される閉ざされた記憶を銀髪の少女に都合の良い様に書き換えていく。
艶やかに染まった豊満な乳房は少女の手には余り、ずっしりとした質感と揉めば容易に指先を食い込ませて受け入れる柔らかさに心地良い揉み応えを感じさせ、固く尖る桜色の乳首を摘ままれると思わず悲鳴にも似た甘い啼き声を上げ、コリコリと感触を楽しませるとびくびくと小刻みに身体を揺らして感じ入る。
下半身を中心に絡み付く触手、ぬめぬめとした食感で這い回り与えられるねっとりとした刺激にしとどなく淫蜜を滴らせ、雌の香りを強めて。

「あっ、ありがとうございまふぅっ」

理性は蕩け、少女を嬉々として受け入れると触れられる轡、告げられた言葉にこくりと頷く。
次の瞬間に手早く外され、嬉し気に甘く礼を述べるが歓喜のあまりか最後を噛んでしまう。

「はっ、恥ずかしぃっ。
 でっ、でもぉっ、どうぞぉっ、ご覧くださいっ。」

ぬるぬると這い回る触手が向かう、大きく開脚して晒している秘部、淫蜜をしとどなく垂らしてはいるが、いまだ誰も受け入れた事もなく、清く硬く閉じている。
日本の触手がゆっくりと擦り開く確認のように啄まれると最初は甘く強請るように恥ずかしがって。
銀髪の少女に股間の前へと移動されじっくりと見つめられ、無意識の内に主と認めたように恥ずかしそうに告げて。
途端に嬉々として動く触手に箸にかかられ、くぱぁと開かれて初めて艶めかしく蠢く鮮紅色の膣内の様子を目の前の少女へと余す事なく見せつけ、魔族の目であれば人には分からぬ奥の処女の証まで気が付けるか。
さらにその下の菊の窄みも弄って欲しいとばかりに淫らに蠢き、見る者を誘って。

ヴァレリア >  
「…くす、砦が落とされて、魔物に捕まって…
 孕み袋にされるかもしれないのにこんなに盛っちゃって…♪」

顔をあげ、まるで雌豚…と少女の耳元で甘く囁く、棘のある言葉

「ねぇ?こんなに綺麗なおまんこ、魔物に奪われるのは厭でしょう?
 私にちょうだい?貴女の処女…♪」

ヴァレリアが紅いドレスを捲り上げると、ぶるんっと反り返るように現れる、太くはないものの臍までは届くかといったような長さの男根が現れる
その根本にはフリルつきのリボンで飾られた二つの睾丸が艶かしく鎮座していた
それは、射精する機能がある…ということを視覚的にわからせるためと、ヴァレリアの趣味、その両方によって備わっているものだった

「もうとろとろに蕩けちゃってるし…挿入れやすいカタチで拘束されてるし…ふふ、いただきまぁーす…っ♪」

宣言するとさして間も置かず、その長い男根で一気に処女膜まで突き破り、根本まで沈めてしまおうと腰を打ち付ける──
同時に…こちらは何も言わず、何も教えず、二本に束なった触手がヒクついたアナルへと突き込まれる

シルヴァ > 「やぁっ、ちっ、違うっ、違うのぉっ。
 でっ、でもぉっ、貴女様にぃっ、御主人様がぁっ、言われるのならぁっ、そうかもぉっ。」

上目遣いの視線で告げられた言葉、違う違うと横に首を振って必死に否定する。
さらに顔を上げ、耳元で甘く囁かれたとげのある言葉、ぞくっと背筋を震わせ、ぼそぼそと恥ずかしそうに主と認め、こくりと頷いて受け入れて。

「はっ、ふぁいっ、魔者に奪われるのは嫌ですぅっ。
 でっ、でもっ、そっ、それはぁっ……。」

耳元で囁かれたさらなる言葉、あまりの恥ずかしさに耳まで真っ赤にして魔物は嫌だと認めて。
それによって少し子K路良くしたのか、捲り上げられた紅いドレス、反り返るように現れた初めて見る男根、太さは知らないが、臍まで届くような長さに僅かに恐怖を感じるもごくっと喉を鳴らして。
根本に鎮座する二つの睾丸、フリル付きのリボンに飾られた意味は分からないが、初めて見る者でも本能的にその意味には気が付き、ぞくっと身を震わせて。

「御主人様がぁっ、仰るぅっ、シルヴァのぉっ、綺麗なおマンコぉっ、望まれるぅっ、シルヴァの処女をぉっ、どうぞぉっ、頂いてくださいませぇっ。」

宣言から応える前にさらに告げられた言葉に慌てて言葉を返す。
しとどなく淫蜜を垂らす秘所、淫蜜が潤滑液となったのか、長い男根を滑らかに受け入れていく。
催淫効果のせいか、処女を奪われた破瓜血が垂れてきても痛みは感じず、根元まで沈められて子宮口を何度もノックされると快楽に喘いで。
二本束なった触手が貫く引くつき誘う菊孔、解されてもいないはずなのに難なく受け入れるのはそれまでの肛虐凌辱で開発されていたせいだろうか。
労わる様子も見せず、思うが儘自分の物だとばかりに好き勝手に突かれ犯される二孔、快楽を引き出されている身体はそれでも構わずに喜んで受け入れ、雌孔と菊孔は犯してくる肉棒を触手をきつく締め上げ、膣壁と腸壁は淫らに絡んで滑らかに擦り絞り、精を搾り取ろうと刺激していく。

ヴァレリア >  
「んっ…♡あふ…よぉく、締まって…イイ…っ♡
 こんなに濡らして、よっぽどこうされたかったのね…。
 フフ、ご主人さま…?貴女、ご主人さまがほしかったの…?」

秘部と菊座両方を激しく突かれ快楽に喘ぐ様子を愉しげに眺め、
すぅと片手を伸ばして、揺れ動く乳首を捕まえれば抓るようにそちらも甚振る
砦に来たのは商売のためだったけれど、これは良い拾いモノ…と満足げな表情を浮かべ、
更に律動は激しく、滴る水音も、腰を打ち付ける音も更に激しさを増してゆく

「処女膜破られたばっかりなのに喘いじゃって…私のほうまできゅんきゅんしてきちゃう…♡もぉ…イキそぉ…っ♪」

互いの柔肌がぶつかりあう音が更にスピードを増して、それまでより一層、子宮口を突き刺すように深く突き入れると、ビクンッ♡と震えてその先端から熱を放つ
一般男性のソレより明らかに多い量の白濁で少女の胎内を満たしながら、それだけでは終わらずぐりぐりと、腰をくねらせ子袋のナカを撹拌するかのように──

シルヴァ > 「えっ、あっ、いっ、いやっ、そっ、そういうわけではっ。
 でっ、でもっ、なっ、何故かっ、あっ、貴女にはっ、自然とぉっ、嫌ですかっ?」

秘部と菊座量孔を激しく突き上げられながら尋ねられた言葉、快楽に対しては素直に認めるが、御主人様を尋ねられると言葉が惑う。
くすっと愉しげな笑みを浮かべて甚振られる硬く尖る桜色の乳首、抓られ、押し潰され、引っ張られ、掻かれるたびにあげる甘い啼き声、言葉が途切れ途切れで恥ずかしそうにぼそぼそと問にに応え始める。
満足そうな表情を浮かべ、一段と激しく突き上げられ、淫猥に引き出される滴る蜜音、激しく腰を打ち付けられるたびに啼き声を上げ、足元には蜜溜まりを拡げ、雌の香りをたっぷりと放って喜ぶ。

「だっ、駄目ぇっ、もっ、もうっ、イクっ、イッちゃぅっ………」

派手に響き渡る素肌がぶつかり合う音、激しい突き上げがノックしていた子宮口を抉じ開け、少しづつ深く突き刺さり、甘く切なげな啼き声を上げて噴き出す潮、さらには黄金色の小水まで放って達する。
一際きつい締め上げにビクンと震え、子宮口を栓して放たれた精、子宮内に溜まる熱にまた喘いで。
出口を塞いで一般男性よりも多く放たれた白濁、余す事なく体内を満たされてポッコリと腹を膨らませ、腰をくねらされるたびに子袋内を撹拌されては啼き声を上げ、膨らんだ腹が揺れ動き、腸内では触手を締め上げ喜んで。

ヴァレリア >  
「ん、ふ…っ……はぁ……♡」

恍惚の声を漏らし、その長いペニスをゆっくりと引き抜いて、僅かに残った精液で太ももを汚すと、塗りたくるようにして擦りつけて

「だぁって、貴女が御主人様なんて呼ぶから…ふふ、さぁ…?イヤではないけど、私って残酷だから…」

言葉が終わると勢いよく菊座に捩じ込まれていた触手が引き抜かれる
それでひときわ大きな声でも上がれば、辺りの魔物も『とりあえず終わった』ことに気づくだろう──

「このまま放置して魔物の孕み袋にされるところを眺めるのも、面白いかなぁ…って♡」

ドレスを正し、うっとりとした表情を浮かべて、憔悴しきっているだろう少女を見つめていた

シルヴァ > 「んぅっ…んぁっ…んッ」

一度達して飛んだ意識は、長いペニスを引き抜かれる時には甘い声を漏らすだけで戻らず、引き抜いた勢いで残っていた精液を太腿に賭けられるとぴくっと瞼が動き、塗りたくられている時にやっと取り戻して視線を向ける。

「そっ、それなら良かったですぅっ…………残酷?」

言葉の意味を問い返したとたんに引き抜かれる菊座を犯していた触手、捻じ込まれていた菊孔はぱっくりと口開き、閉じる様子をあまり見せずに鮮紅色で淫らに蠢く腸内の様子を晒している。
同時に一際高い啼き声を上げ、辺りの魔物へと一連の流れが終わった事を伝えて。

「ひっ、そっ、それだけは嫌ですぅっ。御主人様ならともかく、魔物の孕み袋にされるのは。
 おっ、お願いいたします、御主人様のお傍に置かせてくださいませぇっ、後生ですからっ。」

ドレスを正してうっとりと告げられた言葉、憔悴したままで僅かに顔を動かし周囲を確認する。
向けられている爛々と輝く魔物達の瞳に気が付くと身震いし、一緒に連れて行ってくださいと必死になって懇願して。

ヴァレリア >  
「──ふぅん…」

側に置かせて欲しい、とまで口にした少女を真紅の瞳がまじまじと見つめる
意識は戻ったとはいえ激しいまぐわいの痕の残るその身体を眺めて、確かにこのまま魔物の餌食にするのは惜しいかも…と思いはじめた

「それじゃあ、私のおうちに連れていってあげる。
 私をそう呼ぶ…ってことは、もう私の所有物ということで良いのよね?
 ──それなら、雑多な魔物に手垢をつけさせるなんて性分じゃないわ。…私はヴァレリア…貴女、お名前は?」

自身の足元から伸びる無数の触手が少女の拘束具を破壊しはじめる

同時に、周囲の魔物目掛け残りの触手が牙を剥く
──瞬く間に、少女達を取り囲む、砦の入り口の魔物達は喰いつくされてしまうだろう

シルヴァ > 「はい、ありがとうございます、ご主……ヴァレリア様。
 私はシルヴァ・パルヴィアと申します。どうぞヴァレリア様の望むようにお呼び下さいませ。」

深紅の瞳でまじまじと見つめられてぞくっと背筋を震わせ、碧い瞳で心配そうに見つめて。
分かったはとくすっと笑い、告げられた言葉にほっと息を吐いて所有物だと認め、問われるままに名を告げて。
足元から延びた無数の触手によって破壊される釣り具、Y字開脚の状態から解放され、身体を動かして確認した後主の足元に跪いて。
主の仕業だとは知らず、それまで向けられていた爛々とした視線が消えていくのを感じるとほっと息を吐いて。

ヴァレリア > 「それじゃあ、シルヴァ」

告げられた名を呼びながら、シルヴァと名乗った少女に片手を差し出す
その手を取れば、少女はもうヴァレリアから逃れることはできないだろうか
砦の手前で待たせた馬車に揺られ、途中では商人マリーとしての顔を覗かせながら、ダイラスのゲーゼルリング邸宅へと向かう

ヴァレリアの所有物、モノとして扱われることが、果たして魔物に凌辱され苗床のように扱われることとどちらがマシかは、おそらくシルヴァには何もわかっていないのだろうが──

「これから、宜しくね」

さて、表向きは守衛としてでも働いてもらおうか、でも捕まっていたし腕が確かなのか怪しい…
そんな商人らしい打算的なことも考えつつ…

ヴァレリアは馬車から持ってこさせた布をシルヴァへと掛けてやりながら、毒を感じさせない笑顔を向けているのだった

シルヴァ > 「ありがとうございます、ヴァレリア様。」

呼ばれる名、それと共に差し出された手を取り告げる。
捕らわれ逃れられなくなった事には気が付かないまま、手の甲へと口付けて。

自ら選んだ所有物への道、砦での魔物の孕み袋とどちらがましだったか分からぬまま、後に従う。

「こちらこそ宜しくお願い致します、ヴァレリア様。」

捕まっていたのは他の者を逃がすための殿を務めたためであり、全裸に向かれても傷一つなかった事が戦闘外の手段で捕らわれていたことを示している。
戻ってから命じられれば守衛に相応しい腕を持っているのは見せるが、普段の扱いをどうされるにしろ素直に従う、玩具だったとしても。

手ずから場所から持ってこさせた布を掛けられると毒を感じさせない笑顔の前で嬉しげな表情を見せる、元々主に剥かれた事も忘れたように。

ご案内:「タナール砦」からヴァレリアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からシルヴァさんが去りました。