2019/08/24 のログ
ジーヴァ > 魔族の魔力がこちらの動きに反応し、動く。
雲の切れ間から覗く月明かりが何かの影で覆われたと少年が感じた瞬間、
大きな蝙蝠が羽ばたくような音がする。

「こっちに来るか!さてどうや……って……」

錫杖を構えたまま、小さな見張り台に降り立つ魔力の主を彼は見た。
その淫靡さと溢れ出る魔力を感じ取り、少年はわずかに一歩下がる。

「お、お前は魔族か!?さてはこの砦を取り返しに来やがったのか!」

夜風に揺れる跳ねたセミロングの白髪、少年が持つ紛い物の魔眼よりも輝く真紅の瞳。
研究書や噂で聞く通りの翼に尻尾、間違いなくサキュバスだと彼は確信していた。

「動くなよ!少しでも動けば氷の槍がお前の喉を貫くぞ!
 ……さて、兵隊さんが来るまで大人しくしててもらうぜ」

それならば容赦はない。氷で作られた槍を空中に何本も展開し、彼はそこに彼女を留めておくことにした。

イゾルデ >  
「──クス♡ 見てのとーり、魔族デスけどー。
 砦を取り返す?のに、淫魔1匹だけで姿を現すと思うデス?」

間延びした緊張感のない口調
やれやれーと小さく肩を上げておどけてみせる
何処からどう見ても隙だらけ、当然言葉を信用するわけにもいかないだろうが、敵意の欠片もそこには見えず…

とはいえ、いくつもの氷の槍を展開する様子を見れば、ちょっとだけ慌てた様子で両手を上げてバンザイする

「ひょえー、いきなりヒドいデス。
 そんなので貫く位なら別の槍でー…なんて冗談通じるタイプじゃなかったりして?」

とりあえず抵抗しない…ようではあるものの、ゆらゆらと尻尾は揺れているし動くなという命令に従っているかは怪しいところである

じっ…と少年を見据える紅い瞳にも、妖しい魔力が揺らめいていて──

ジーヴァ > 魔族は氷槍を見て逃げ出すことはなく、大人しく両手を挙げて敵意がないことを示す。
しかしその口調はどこか挑発的で、思春期真っ盛りの少年のプライドを傷つけるには十分なものだ。

「別の槍だあ!兵隊さんが祝福付きの槍でぐさぐさ刺しまくってくれるだろうよ!
 遺言の一つでも考えてやがれ!」

ただでさえ少年の赤い瞳よりなお紅い、魔力を秘めた真紅の瞳が
かつての失敗を思い起こさせて少年の怒りを膨らませる。
それはつまり、精神的な防御が崩れるということでもあり。

「……ん?なんだこの……くそっ……
 てめえ何……を……」

本来ならばある程度抵抗できていたはずの魅了の呪詛。
それは怒りによってそのまま少年の心に染み込み、ふわふわとした気持ちが身体の中を巡っていく。
やがてそれは行動になり、少年は淫魔へ一歩ずつよろめきながらも進んでいってしまう。
その足を進めるたびに氷槍は崩れ、溶けていくことも知らずに。

「こ……れは……し、身体検査……だから……
 お前が……変なものを持っていないか……」

気づけばフード付きのローブを脱ぎ捨て、布の上着とズボンだけの姿になっている。
だが少年は気にすることなく進み、淫魔の匂いが漂うほど近くまで来てしまった。
魅了の呪詛によってズボンを押し上げるほどに硬く勃起した股間を隠すことなく、
少年はどこかうっとりとした表情で両手を淫魔へと伸ばしていく。

イゾルデ >  
「いやーそーゆーんじゃなく?
 アハハ、冗談通じないデスねぇ……で、身体検査デス…?」

怒り心頭でこちらへ歩み寄る少年
少女の姿をした淫魔は動かない
まるで獲物が巣にかかることを待つ蜘蛛のように──

少女に近寄れば甘い香りが漂う
淫らに脳髄を蕩けさせ、本能を燻す、そんなフェロモンだ
同時に、視線を交差した手応えも感じて、小さく口の端に笑みを浮かべる
少女には似つかわしくな、妖艶な笑み

その視線もゆっくりと歩み寄る少年のズボン、その下半身へと移って…
けれど、少年が両手を伸ばしても抵抗する様子はまるで見せずに

ジーヴァ > 少年はゆっくりと伸ばした両手で少女の肢体に触れて、
少女の瞳から目を離せないままに距離を縮めていく。
それは少年が抱きしめているように見えるが、実際は少年が絡めとられているのだ。

「ふうっ……ふっ……こんなっ……からだでっ……」

甘く香る淫魔のフェロモンを吸い込み、味わい、取り込む。
そのたびに身体は興奮し、快楽を感じて少女の虜となっていくのだ。
少女のすらりと伸びた脚にズボンを押し上げているそれを擦りつけて、
両手は彼女の尻肉を掴んで揉みはじめる。

前屈みになりつつも少年は顔を少女の肩に乗せるようにして、
フェロモンを胸いっぱいに吸い込みながら少女の肢体を尻から味わっていく。
もはや身体検査などという建前などいらないとばかりに、乱れていく着衣を直さないまま
少女へのしがみつきを止めることはなかった。

イゾルデ >  
「……ナニか、怪しいモノは見つかった、デス?」

少年にその身体を預けるようにして、耳元へ熱っぽい吐息と共にそう囁く

すでに相手が催淫状態に捕らわれていることを知りつつ、まだはちきれそうなそれには触れずに、もぞりとふとももを動かして、ズボンごしにそれを刺激して

「くすくす…、身体検査するんじゃなかったデスかぁ?」

挑発めいた言葉を、投げかけてゆく

ジーヴァ > 耳に吹きかけられた生暖かい吐息と共に囁かれた言葉は、
少年の心と身体両方を蕩かしていく。
既に腰砕けになりつつあった少年はそれだけでびくりと跳ねて、さらに少女への陶酔を深めてしまう。

「あやしいのはぁ……ああぁ……ふうぅ……」

相手の言葉をぼんやりと返すだけの口は、やがて預けられた少女の肢体へと向かっていく。
より甘く、より深い匂いを求めて、少女の首筋に少年は吸いついた。
キスをするかのように唇で吸いつき、舌でちろちろと舐めて啜る。

「んむぅ……けんさ……これもけんさ……
 だからもっと……もっと……」

そうしているうちに、少年の両足から力が抜けてゆっくりと木の床に倒れていく。
見上げた少女の肢体が月明かりに照らされて不思議な魅力を醸し出し、
少年の両手は尻のみならず少女の全身を這いまわって味わおうとした。
ズボン越しに刺激され続けた男根はいよいよ我慢汁が溢れ、しかし少年は少女の太ももや股間に擦りつけることをやめない。
まるでお預けされているかのように、あと一歩のところで絶頂を我慢し続けながら。

イゾルデ >  
「ふーん、これも検査?」

クスッと蠱惑的な笑みを浮かべ、腰の砕けた少年を見下ろす
すっかりと蕩けて、食べ頃…といったところだろう
十分に上質な魔力の香りもする
ぺろりと唇を舌が舐め、少年に覆いかぶさるようにして、そのお腹の上に座り込むようにしてポジションをとってしまう

「随分と意地っ張りというか、プライドが高いデスね。
 ココをこーんなにしちゃってる男のコの言葉とは思えないデス」

後ろ手に、器用にズボンから少年のソレを露出させてしまえば、
ずず…っと腰の位置を下方へとずらして、自身の股間で少年の股間を押し潰すようにして刺激を加えてゆく
薄手の布越しでも伝わるぷにぷにとした柔らかい感触を与えながら…ばさぁっ、と羽撃きの音と共に少女の薄布が小さな蝙蝠へと変わって飛び去っていき…後には一糸まとわぬ少女の淫魔の姿だけが残る

当然、少年の股間を圧迫する柔肉も生の感触へと変わって、先走りで濡れた秘部をぬるぬるとこすり付けるようにして動きが少しずつ、変化してゆく──

ジーヴァ > 仰向けになった少年は息を荒げて、自らを見下ろす少女を見つめる。
少女の声が耳を蕩けさせ、少女の匂いが口を蕩かす。
さらにその真紅の瞳を見つめるたびに身体がどろりと蕩けていきそうな錯覚を覚えて、
文字通り全てを捧げたくなっていくのだ。

「ふあっ……!あっ……んっ……はひぃ!」

サイズこそ幼いものの、硬く勃起した肉棒が下着越しに秘所の感触を与えられれば、
過去の経験が性交への期待を蘇らせてへこへこと腰を振り始める。
まるでそうしていればいつか少女にしてもらえると、そう信じているかのように。

その感触もやがて生の媚肉が与えるそれになっていけば、
早まる気持ちがぬるりとした秘所へと肉棒を押し込もうとするが、
経験の浅い彼ではまだ上手くいくことはない。

「はっ……はっ……はぁっ……!
 けんさっ……けんさっ……さいごまでっ……」

少女の瞳から目を離さないまま、虚ろな口調で呟いていく。
求めるのは性交ただ一つという雄の身勝手な欲望に、誇り高い魔術師としての姿はもうない。
今ここにいるのは淫魔に屈服しかけた、ただの哀れな少年だ。

イゾルデ >  
「ふふ…強情デスね♡
 えっちしたい、ってちゃんと言えば、挿れてあげるデスよ…?」

そこそこのご馳走、どうせ食べるならば美味しく頂きたい
少年の顎に指を這わせて、そう言葉を投げかける

ぬる、ぬるっ…♡
柔らかくぬめりを帯びた少女の淫唇が滑るように少年の肉棒、その裏筋を往復し刺激してゆく…

「ほら、どうしたいんデス?
 このまま帰っちゃっても、いいんデスけどー…♡」

頬を紅潮させ、身体を屈ませて微興奮気味にカオを寄せ、そう囁く───

ジーヴァ > 顎を這う指の感覚がくすぐったく、しかし気持ちいい。
少女の誘惑に満ちた問いかけは普段の少年ならば一笑に付すものだが、
今の彼はただの雄。答えは一択だった。

「……したい、です。えっちしたいです!
 いっぱいなかにだしたいですっ!」

裏筋を淫壺の入り口が通るたびに彼の肉棒はビクビクと跳ねて動き、
我慢の限界を訴える。そして少女にはっきりと宣言してしまった今でも、
負けを認めた自分への情けなさに涙を流しながらも視線を背けることはない。

「だから、かえらないで……ください……!
 おあずけしないで……」

少女の甘い匂いが漂う中、少年はそう淫魔に囁く。
両手も逃げてほしくないというように少女の両手を掴み、全てを捧げる準備は整ったというように
期待に満ちた視線を真紅の瞳に注いだ。

イゾルデ >  
「はぁん…えっちしたいだけじゃなくて、生出しまでご所望デスかー、ほー…♡」

愉しげに、誘惑に負けた少年の顔を覗き込んで嗤う
どの道、自分も食事のためにそうするのが手っ取り早いのだが、
せっかくなので意地悪してみたくなってしまったのだった

帰らないでと哀願し、両手をぎゅっと掴む様子
下準備は整ったとばかりに、その紅い瞳を細めて…

「…じゃ、いいデスよ。
 その代わり、どうなっちゃっても知らない、デスからねー…♡」

改めて少年に顔を近づけ、とても近い近い距離で…その視線を交差させる
催淫の魔眼を存分に味あわせ、ちょっとやそっとの射精では萎えることもできない、強制勃起状態へと誘う。そして──

ぐちゅんッ♡♡
特に焦らすでもなく、幼さすら残っているような淫魔の快楽の壺へと、少年のペニスを根本まで、一気に飲み込んでしまって

「ほぉーら…♡挿入っちゃった、デス、よ♡」

そのナカの、まるで生きた無数の灼熱の舌が舐るような、人間相手では決して有り得ない性的快感を、与えてゆく──

ジーヴァ > 瞳と瞳が触れ合うほどの距離にまで近づき、催淫の魔眼が
抵抗なく少年に限界以上の性欲をもたらす。

そこにぐちゅりと根元まで肉棒が淫魔の膣内へと飲み込まれてしまえば、
直後にやってくる圧倒的な快楽にただ翻弄されるしかないのだ。

「はぁっ……あひぃっ!ひぃ……んっ……!
 ……でちゃいますぅっ!」

淫魔の肉壺によって暴発させられた肉棒は壊れた噴水のように白濁液を垂れ流し、
子種を子宮に注ぎ込もうと遠慮なく膣内を白く染め上げていく。
その快楽に溺れるがままに少年は腰を振り、精液を吐き出し続けていった。
本来ならば打ち止めされるはずの射精は、しかし終わることはない。
どぷり、どぷりと少女の胎内に注がれていく濃厚な子種汁は、魔眼によって増幅されたものとはいえ
少年自身が溜め込んでいたものだ。つまり、この一回で終わるものではない――

イゾルデ >  
「んふ…っ♡
 おっきくはないけど、ちょーどイイ、デス、ねっ…♡」

遠慮せず少年の上で腰を打ち付け、時折ぐりぐりとお尻を振るように下半身をくねらせて
すぐに射精を始めてしまう少年の顔を扇情的な表情で見下ろしながら…

「んー…っ…ずいぶん、溜め込んでた、デスね…?
 ぜぇーんぶ、吸い尽くしてあげる、デス…♡」

吐き出された精液をまるでごくごくと飲み干すように、少女の下胎へと吸収されてゆく
はやく、つぎを、もっと…そう求めるように、淫魔の膣内は少年の男根に吸い付き、舐りあげて次を促す
何度も、何度も、幾度でも
もとより溜め込んでいたものも、それ以上に増幅されたものも
例え少年の体力が限界を迎えてもそれを超え、迸る程の劣情と性欲を与えて止まない───

ジーヴァ > 萎えることを知らない肉棒は淫魔の媚肉が求めるままに精液を吐き出し続け、
子宮めがけて何度も突き上げようと力の籠らない腰振りを続ける。

「はっ……はっ、はっ……はぁっ!
 ぜんぶっだすっ!ぜんぶっ!ぜんぶっ!」

何度も射精しているにも関わらず、不思議と秘所から精液が零れることはない。
それに少年が疑問を抱くことはなく、ただひたすらに少女がその肢体をくねらせるたびに
情けなく喘ぎ声を漏らして絶頂し、吐精を続けていった。

やがて少年の身体が休憩を欲したとしても淫魔の吸精は止まらず、
また少年の吐精も終わることはないだろう。
蒸し暑さの残る夜が明ける頃には、見張り台に少年がぐっすりと仰向けに眠っているか、
それとも絞り尽くされた哀れな遺体が転がっているかは、淫魔の機嫌次第といったところだが。

イゾルデ >  
「──ふふ、ご馳走様…デス」

ぬぷんっ…
淫靡な、粘り気のある水音と共に少年のペニスが開放され、淫魔が立ち上がる

「もーちょっとご馳走してもらっても良かったデスけど、空も白いできたデスし、またにしてあげるデス。
 ──もーすこし、サキュバスってゆー種族のコト、おべんきょーしておくといーデスよ…♡」

満足気に、満たされた自身の腹で撫でながら、
……意識があるのか、正気があるのかどうかもわからない、憔悴しきっているであろう少年に言葉を投げかけて

「朝になったら見張りの交代とか来るデスよねー。んふふ、まー死ぬこたないデス。たぶんー」

見つかる前にさっさと退散ーと言わんばかりにくるりと踵を返し、
運が良かったのか悪かったのか、命は取り留めるであろう少年に背を向けて、チョコレート色の翼をばさりとはためかせ、少女の淫魔は魔族の国の方面へと飛び去ってゆくのであった───

ご案内:「タナール砦」からイゾルデさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からジーヴァさんが去りました。