2019/08/23 のログ
ご案内:「タナール砦」にイゾルデさんが現れました。
■イゾルデ > ばっさばっさ
夜のタナール砦、はためく影が砦の頂上付近へととまり、静止する
大きな蝙蝠…ではなく、悪魔の翼を生やした少女の姿
真下を覗き込むと、夜にも関わらず灯りをあちこちに掲げ、人の往来がある
「あ、今は人間が取ってるデスかね…。
てことは地下に捕虜になってる魔族のおねーさんとかいるかも…」
人間に化けて忍び込んでちょっとご賞味…なんかもいいかなと思いつつ、なんかもう占領されて結構経ってるふんいき
食べ残しとかに当たるとそれはちょっと微妙な気持ちになる……
ご案内:「タナール砦」にジーヴァさんが現れました。
■ジーヴァ > 砦の監視と防衛が、今回の依頼。
国からの依頼は気前がよく、尊大な口調の軍人さえ我慢すれば
それなりに儲かるものだ。
「楽なことは楽だけど、ここまで何もないと報酬下げられそうだなぁ……」
砦の頂上に近い、木材で組まれた見張り台の一つ。
布張りの屋根で覆われた小部屋ほどの見張り台で、少年は愚痴をつぶやきながら
一人で魔力による探知を行っている。
「魔族の一人ぐらいずるっとやってこねえかな……っと!」
兵士たちのわずかな魔力の中に、はっきりとした歪みが生じる。
膨大な魔力を感じさせるそれは間違いなく、魔族のもの。
しかしその位置までは分からず、少年は錫杖を構えて辺りに軽く魔力を放って反応を確かめることにした。
魔族であれば、これに何らかの反応を返すと考えて。
■イゾルデ >
この砦は、人間と魔族、両方を狙えるよい餌場である
争い事はあまり好まない故、こっそり地下牢に忍び込んで捕虜をつまみ食いしたりがほとんどだけえど
「──さて、まぁ言ってみないコトには何も……んっ…?」
それなりに近く、兵士のモノかよくわからないが魔力の波長を感じる
魔族のものではない…気がする
さては魔力探知に引っかかっただろうか
魔術に長けた者がいて、様子を見ているのかもしれない
「…ふーん」
に、と口元に笑みを浮かべて、翼を開く
ばさりと羽ばたき舞い上がれば、そのまま月明かりの隙間を縫うようにして、少年のいる見張り台にダイレクトに降下、着陸してみせる
大胆不敵、かついつでも逃げられるという自身でもなければできない芸当である