2019/08/12 のログ
■ナイン > で？何の話か？
……まぁ、これも有る意味世間話さ。仕事の上、という奴のな？
（首を傾げる案内役に、軽く指を振ってみせ。
やがて、行き着いた先、とある部屋の扉が開かれる。
今日、会いに来た人物は。其処で待っている筈だ。
扉の向こうへ進む際。案内役に別れを告げる、その寸前。
片方の目を瞑ってみせ。）
それに、なんだ。…好い加減、嫌われっぱなしというのは。
精神的にもしんどい、だろう？
（今以て、貴族と軍閥の諍いは続いている。
対帝国の緊張緩和も、両者を歩み寄らせるには到っていない。
…何時までも右手と左手が。腕と脚が。争い続けていても、ろくな事にならないだろう。
今の己は一貴族の身でしかないが。
多少なりでも緊張緩和、両者野歩み寄り、それに繋がる話が出来れば良い。
砦という此の場所を選び、責任者たる人物に向き合おうとするのも、それが理由。
――程無く少女の姿は、扉の向こうへと飲まれ。
その場で如何なる会談が行われたのだろうか。）
ご案内：「タナール砦」からナインさんが去りました。