2019/08/09 のログ
ご案内:「タナール砦」にイゾルデさんが現れました。
イゾルデ >  
「うふふ、ごちそーさまー…♡」

薄暗い砦の地下牢
地上では雨が降ったのか、ぴちょんと小さな静かな音が響く
そんな音すらはっきりと聞こえる薄闇の中で、満足げな少女の声と…
それに入り混じるように、荒い息遣いと女の小さな小さな、余韻に浸るような艶声が聞こえる

地下牢の一室、鉄格子の向こうに経つ少女の足元
捕虜だったのだろう魔族の女はぐったりとだらしなく股を開き、何をされたのか、正気ではない蕩けた表情を晒していた

ご案内:「タナール砦」にグスタフさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」にセイン=ディバンさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からセイン=ディバンさんが去りました。
イゾルデ >  
人に化けてこっそり忍び込み、今此処を占領している人間の兵士がこの魔族の女を犯しに来るよりも先に、頂いてしまおう
思いつきの割には上手くいったことにご機嫌の様子、口元をくすくすと笑みに歪める

今の少女の姿はこの砦に物売りを装って現れた時の姿とは打って変わり、露出度の高い扇状的な服装に身を包み、ゆらゆらと陰茎のような先端の形状を見せる尻尾をその両足の間から揺らしていた

「さーて…クスねたのがバレないうちにさっさとおさらばデスね」

ふわりと、白い髪が薄桃色へと染まり始める
この砦に訪れた時のような、人の姿へと、ゆっくりと変身しはじめる

グスタフ > 軽装でふらっと外出してきたような恰好の男が地下牢に立っていた。
ただ手に持った鉄塊が血を滴らせており、それなりに剣呑な雰囲気を伴ってはいたが、どこか飄々と顎を擦っている。

「はて、この先は牢屋だが……」

鼻が何かを嗅ぐようにスンスンと動き、誘われるように牢屋に脚を向ける。
そして、その中を覗きこもうとする。

イゾルデ >  
「? …あらー」

ぴく、と尖った少女の耳が反応する
足音と、人の気配を背後に感じて

「(精度の高い変身魔法にするんじゃなかったデスかね)」

完全に人の姿をとって誤魔化すには時間がかかる

口元に浮かべた笑みはそのままに、気を失ったであろう女を尻目に、こちらを覗き込むその気配へと振り返る
闖入者は少女にとって敵か味方か、それとも食料か───

薄暗い地下牢の中に白い肢体が薄ぼんやりと、そして紅い瞳が怪しく輝いていた

ご案内:「タナール砦」からイゾルデさんが去りました。
グスタフ > そこで覗き込んだ居た先に居たのは。
倒れた魔族と……少女……?

魅入られたように手を伸ばし……。

ご案内:「タナール砦」からグスタフさんが去りました。