2019/05/05 のログ
ご案内:「タナール砦」にヴァールトさんが現れました。
ヴァールト > 現在は人の手にある砦。
そこの防壁の一角を外を警戒するように歩く。
今までならば人間と魔族の争いなどくだらないもめ事程度にしか思っていなかったが今は違う。

「……問題はないか」

今はこの砦には乗り手として認めた少女がいる。
つがいとしても認めたものを守るのは当然として。
今は部屋で休んでいるか同じように見回っているかは判らないが…少しすれば合流しようと考えて見回りを続ける。

ご案内:「タナール砦」にアーシェロットさんが現れました。
アーシェロット > 「……なんであなた、ここにいるんです?」

つがいと認めたもの、であるアーシェはしかし、このドラゴンを特に認めたわけではなかった。

さんざん凌辱された後解放されて帰ってきたのだが、
いつの間にかついてきて砦に居るこのドラゴンをどちらかというと敵に近い存在と認識していた。

「おうちに帰ってくださいよ。ドラゴンキラー来るとさすがのあなたでも面倒でしょう?」

このドラゴンが強いのはわかっているが、人の身であったって傷つけることぐらいできる。
そうなったら大惨事だ。できれば穏便に孵ってほしいなぁと思っていた。

ヴァールト > 「居ておかしいか?騎竜を求めたのはお前だ」

出会いつがいと認めさせた少女、その少女がいる場こそが己の居場所だとついてきた。
少女にとっては凌辱でしかない行為も己には後半は求め愛した。
だからこそ傍を離れるという選択は既になくなっている。

「俺の住処はお前のいる場所だ。その程度は離れる理由にならない」

人の身で竜を殺せるものは存在する、専用の武器を使えば猶更。
それでも離れる理由にはならないと言い切り、当然というように傍によれば抱き寄せていく。

アーシェロット > 「うう、なんか会話がかみ合ってない気がします。というか、騎竜になってくれるんですか?」

騎竜というのは騎士に従属する存在だ。この誇り高そうな黒竜のヴァ―ルトがそんなことをしてくれるのは正直かなり意外である。
傷はつけたが負けたし、あとは延々と丸一日犯されていた記憶しかないし。
犯されてていた後半から記憶があいまいなのだが、そういう約束はしなかった気がする。

「まあ、騎竜してくれるならご飯ぐらいは上げますから、人とか食べないでくださいよ」

ヴァ―ルトの維持費は高そうだが、幸い予算も出るし、料理は自分ですればいいだけだ。
あんな山奥に住んでいたのだから美食家ではなかろう。というかわがまま言うなら追い返す。

そんな話をしえ居たら急に抱きしめられ、慌てて振り払おうとする。じたばた暴れるがさて、ヴァ―ルトは放してくれるのか。

ヴァールト > 「……そうか?なると言わなかったか?」

竜に誇りは勿論ある、だからこそ背に乗せる相手は選び。乗せるとなればそれなりな理由がある。
己にとっては少女は傷つけられたなどは些細な事でしかない。
むしろ傷つける事が出来たのは立派なもの、だからこそ欲しいという考え持ち犯した。
そうして丸一日犯し壊れなかった少女は己の乗り手に相応しいと感じ取り押し掛け、その事を伝えたと思い込んでいる訳。

「お前がいる限りは命令には従う、人も食わない」

そもそもにサイズの割に燃費はよく、全力戦闘をしなければ食事は週1でも問題はない。
少女が用意をしてくれるのならそれはそれで狩りに行く手間も省ける程度の考えに至り。

「暴れるな。俺はお前の騎竜だが…お前は俺のものだ」

振り払おうとする少女を強く抱きしめたままはっきりと言い切り。
今すぐに何かをしようとする様子はないが逃がすつもりもないと行動で示して。

アーシェロット > 「うにゅぅ……」

変な声を出しながら大人しくなる。
純粋な力では勝てないし、機嫌を損ねられても面倒だ。抱き着くぐらいなら減るものでもないのだからと、しぶしぶ我慢をする。

「命令なんてするつもりないですけど…… まあ人を食べないと、むやみに物を壊さないのだけはお願いします」

命令するの事態苦手ではないのだが、明らかに格上なヴァ―ルトに命令というのは何か心苦しい。なんでか知らないが気に入られているようだし、ひとまずお願いのほうが通るのではないか、という考えがあった。
本当はもっと媚びた感じのほうがいいのかな、とも思ったが、剣一筋だった自分にそんな高等テクニックはなかった。

「ひとまずいくつか決めなきゃいけないこともあるのですが…… まずヴァ―ルトはどこに住みますか?」

衣食はまあ、自分が用意してやればいいとしても、住をどうするかは聞いておかないといけない。部屋を用意してもらうなら手続きがいるし……
なお、自分と同じ部屋にするという考えは彼女の中にはなった。

ヴァールト > 腕の中で大人しくなればそのまま強く抱きしめ解放はせず。
臭い付けと言う訳ではないが、こうして己の匂いを付けて置けば弱い魔物除けにはなるだろうという雄の考え。

「竜の騎士となるのならば必要な時はしろ。そうしろというなら従う」

そもそもに人間は食ってもまずいので好き好んで食べる事はなく、本来の姿で動かない限りは早々に壊す事もないだろう。
お願いだろうと命令だろうと少女のいう事はある一つを除いてはある程度は聞くと頷き。

「住処はお前の部屋でいい。つがいの部屋にいるのは当然だ。そうでないとお前を抱けない」

居食住は些細ではあるが少女と同じ部屋は決まっていると言い切り。
その理由も当然だというように言い切ってしまう。

アーシェロット > 「抱っこぐらいどこでもいいですけどねぇ。変なことしないでくださいよ」

明らかにかみ合っていない返答をぽんやりとする。
性交をまたしたがってるなんて言うことは、今のアーシェは全く思っていなかった。

「じゃあひとまず部屋に行きましょうか。ほかにもいろいろ話したいですし」

不用心にそう誘うが、抱きしめられているので移動もできず、話してほしいと見上げて目で訴える。

ヴァールト > 「ここではしない」

少女の言葉にはっきりと頷いてしないと言い切るが、その変な事は果たして噛み合っているかは疑問。
つがいなのだから抱くのは当たり前、それは絶対の条件だと。

「判った。案内しろ」

少女の誘いに見下ろして一言、ただし離す訳ではなく膝の裏に腕を入れて抱き上げる。
山中生活の時に人間がやっていた抱き方、お姫様抱っこで抱き上げてしまいどっちだと視線で問い返して。

アーシェロット > 「ムー、できれば離してほしかったのですが」

嫌ではあるが、本人の気が済むなら、とそのまま首に手をまわして、運びやすいようにぎゅっとくっつく。
そのまま口頭で指示をしながら部屋へと向かうのだが、途中でほかの人に会い、この格好が恥ずかしいと気づき卸すようにお願いするも、当然降ろされることなく部屋まで連れていかれるのであった。

ヴァールト > 「本当なら背に乗せる所だ」

騎竜としては主を運ぶのは当たり前、それが出来ないので妥協しているという声色。
少女の腕が首に回れば、行くぞとばかりに歩き出す。
後は案内されるままに砦内を歩き、誰かに会ってもさほど気にする事もなく。
当然お願いをされても下ろす事もなく部屋まで連れて行くのであった。

ご案内:「タナール砦」からアーシェロットさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からヴァールトさんが去りました。