2019/04/21 のログ
ご案内:「タナール砦」にミラさんが現れました。
ミラ > 奪い、奪われを繰り返す最前線とも言える場所。
今宵の趨勢は砦を握ったのは人間側であるという事から、お察しの通り。
敗色濃厚なところで、決戦兵器よろしく召喚されて友軍戦力の撤退までの時間稼ぎの殿務め。
追撃をかけてきた王国軍部隊の前に悠然と佇み、仕掛けてきた攻撃に能力任せの自動反撃を行いながら敵軍の様子を目を細めて眺める。

「練度は高いが、際立った個が無いな」

こちらを警戒して足を止めたのは時間稼ぎとして良い傾向。敵の動きは悪くは無いが、部隊としては優秀でも自分好みの勇者のような際立った個はいない様子なのが残念。
捕虜になっている同胞の救出部隊もいるという事だから、時間は稼げるほど良いし。目立てば陽動のひとつにでもなるだろう。
ならば、派手な攻撃のひとつでも仕掛けてみるべきか。しかしそれで、不利と見て撤退でもされたらそれはあまり望ましくない。
腕を組み悩む様子を見せる姿は、戦場にあってなお際立った個であるが故の余裕か。