2019/04/02 のログ
ご案内:「タナール砦」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
■マリサ・ブラックバーン > 「はぁ~~~!!」
ロングソードを振り上げ、叩き込む。
ドゥっと音を立てて鉄兜を纏った魔族が崩れ落ちると、周囲の魔族たちが一斉に駆け寄る。
当然、手には槍や剣など各々が武装している。
それらが動く刹那、マリサの左手から放たれた雷撃が彼らを貫通する。
全身に火傷、そして体中に痺れが生じた魔族たちは一人、また一人と意識を失う。
「…はぁ、はぁ、はぁ……これが実戦か……。」
紫色の髪も、色白の顔も汗で濡れているマリサ。
タナール奪還の為急遽編成された部隊に遊撃隊として放り込まれ、今は回廊の一つを死守するよう命じられている。
本体は最初に砦の頂上部を目指し、揚々と掲げられた邪悪な魔族の旗を王国の軍旗に挿げ替える作戦のようだ。
焦げた臭いが漂い、鉄の錆びついたような臭いや腸の臭い、おおよそ街では経験することのない臭いが漂う。
これまで城内での訓練や簡単な賊討伐程度の経験しかないマリサにとって、おおよそ初陣とも言える戦いである。
「なんだかいつもより疲れるような気がするぜ。
参ってるのかな。」
右手にロングソードを持ったまま周囲を警戒するマリサ。
魔族が相手ではどこから不意を突かれるかわからない。
■マリサ・ブラックバーン > 時折、砲撃の音に加えて爆発音が響き渡る。
天馬や飛竜を用いた航空部隊による地上攻撃も開始されたようだ。
この戦いはシェンヤンからやってきた公主達の眼をタナールに向けさせることと、王国が未だ健在であるとアピールする意図もあると、
出発前に同僚たちから聴かされていた。
「魔族側の備えも大したことなさそうだし、こりゃこっちの勝ちかもな。」
回廊を制した後、マリサの元に近づく魔族の動きは散発的で。
魔法も剣も使えるだけに対応は割と楽であった。
初陣で勝利の予感が漂うだけに口の端が伸びるマリサ。
■マリサ・ブラックバーン > 魔族側は波状攻撃により混乱し続けているようだ。
巨人クラスの反撃により、数名の兵士が命を散らすことはあるがすぐにまた王国側の魔法や矢での一斉射撃で屍へと変わる。
屋上で旗のすげかえが終わったようだ。 遠くより鬨の声が聞こえる。
「よし、どうやら本当に勝てそうだな。」
足元では多数の魔族が倒れている中、一人拳を握るマリサ。
突発的な援軍でも発生しなければ、このまま本隊の活躍に任せていれば良い。
ご案内:「タナール砦」にフレアさんが現れました。
■フレア > こつ、こつ、と静かになっている回廊を歩いて行く。
王国軍が砦を攻める、という事を聞き物見遊山にやってきていた。
忍び込む事自体はたやすい。疑いなく雇いの魔法使いとして入り込む事ができた。
ついでに少し『遊んで』あげて何人かとの伝手も作る事ができた。
小さく笑みを浮かべながら回廊を歩く。
角を曲がれば女性の剣士のような影が見えた。
あら、という風に思いながらゆっくりと近づいていく。
…気配は人ではないようだけど、と王国側で来ている身としては若干の警戒はしておく事にする。
■マリサ・ブラックバーン > 半分は吸血鬼の血が流れているマリサの聴力は人よりも少し優れていた。
犬耳のミレー族に比べたら流石に劣るが、それでも回廊に近づく足音を敏感に拾う。
「…誰か、いるのか?」
足音は角で消える。丁度死角になる場所である。
既に戦は大勢が決している。敗走中の魔族の誰かか。
いや、友軍の可能性も捨てがたい。
このまま我慢比べ、と言うのはマリサには堪えがたくて。
「こっちは王国軍が制圧してるぞ。
そっちが魔族側なら両手を挙げて出て来い。
そしたら痛めつけたりしないからよ。」
向こう側に居る誰かに声をかけるマリサ。
先程までの余裕は消え去り、緊張が走る。
■フレア > 声は女性。
女性、というよりも年若い女の子のようにも思える。
かけられる声は警戒と警告。
くす、と笑いながらも足は止めずに近づいていくだろう。
「安心なさい。王国側の人間よ。」
燭台の灯りの範囲内へとゆっくりと姿を現していく。
あら、可愛い子、と第一印象。
軍用品の衣服と長剣を手に持っている。
騎士、というに感じではないし、雇われという事はない。
兵士、もしくは従士かしらと当たりをつけながら近づいていく。
「凛々しい剣士さん、ケガはないかしら?」
微笑みながら様子を伺うようにして声をかける。
さして大きな怪我などはしていないようにも見えるが…。
■マリサ・ブラックバーン > 「なんだ。ビビって損したぜ。」
ヒヒっと尖った歯を見せて笑うマリサ。
緩慢な動きで近づくのは害意が無い証と気を緩める。
尖がった帽子にローブと、見た印象は魔女か。
何せ今回は急遽編成された寄せ集め部隊。
冒険者や傭兵を連れていてもなんら不思議ではない。
他に気配も感じ取れなくなったので、剣を鞘にしまう。
「見た通り、全くの無傷だぜ。
そっちこそ大丈夫か?
魔道士が一人でうろつくとか危ないぞ?」
己と同程度と思われる背丈に、年も近そうに見える相手。
ひとつ違いがあるとすれば、余裕のありそうな服からでも分かる豊かな胸か。
軍服を着ているとはいえ、わりとまな板なマリサは思わず視線が下がってしまう。
ご案内:「タナール砦」にフレアさんが現れました。
■フレア > 簡単に気を許す相手に少し警戒心が足りないかしら?と思うものの、
それはそれで面倒がなく結構だ、とも思うわけで言及まではしない。
それを教えるのは自分の仕事ではないし、と考える。
「ふふ。男の子みたいな喋り方ね。
…えぇ、大丈夫。何かあっても貴女が守ってくれるでしょう?」
相手の言葉を聞いて、見た目に似合わないしっとりとした笑いを見せる。
ね?とどこか惹きつけるような微笑み。
こちらの身体を見て、自分の身体を見る辺り、気にしているのかしら、と微笑ましい。
口調が男の子なのもそういう事なのかしら、と思うが…。
「ほぼ制圧も終わっているみたいだから、危険もなさそうね。」
制圧をし終え、一度集まるまではまだ少し時間もあるだろう。
…少し遊んであげるのもいいかもしれない。
享楽的な魔女はそう考える。
そう考えれば、自然に体が動く…わずかな仕草。
何気ない動きでローブの下の悩ましい身体が、ゆっくりとうねっているように見せる。
男の子みたいな子。さて、どういう反応を見せるだろう。
■マリサ・ブラックバーン > 初陣で勝ち戦と言う事もあって、日頃よりも気が大きくなっているマリサ。
元々騎士となり誰かを守ることに憧れを持っており、まさに今の状況は己の夢が実現したと言える。
それだけにいつもよりも気が緩んでいるし、調子に乗っている。
「まあ、色々あってな。
そりゃそうだろ。 どんな奴が出てきても俺が守るさ。」
魔女の笑みにマリサは少し顔が熱くなる。
魔力の類は感じられないが、どことなく怪しい笑みが気になってしまう。
マリサが男の口調なのは元々男らしくあることを望んできた結果。
ただ、身体は男であり女である。故に一皮剥けばどちらの面も顔を見せるのだが。
「そのようだな。 後は引き上げの指示を待つだけだな。
…っておい、まだ戦の途中だぞ。」
経験数は乏しいものの、一応男女の営みを知っているマリサ。
魔女の悩ましい仕草がどういった意味をしているのか、赤くなった顔は十分に理解できている様子。
ふらふらと、覚束ない足取りで彼女に近づくと静止すべく肩を掴もうと。
その手はろくに力が入っておらず、あと一押しで容易く陥落するであろうことは明らか。
戦では滾る物。それはマリサも例外ではなかった。
■フレア > まだまだ青いのね、とこれで長生きな魔女は微笑ましく思う。
自信たっぷりに自分が守るという姿に、戦に酔っているという事は少し察する事ができた。
そして自分の微笑みに赤くなる事に、脈あり、という事も。
「…あら…。私はまだ何も言っていないわ?」
白々しくそう言いながら、掴まれた肩の上の手にそっと手を添える。
魔女の柔らかい掌が少女の手の甲を包む。
ゆっくりと傍にある顔に、顔を近づけていき…すっと交差させてその耳元へ。
「興奮しているの?
私の服の下…気になった…?」
微かな魔力を。魅了と幻惑の魔力を込めた囁きをそうっと耳朶に忍び込ませていく。
純粋な人ではないようだが…耐魔力はどんなものかしら、と。
魔女の肉体への想像を加速させるように。
自分の魅力に酔わせるために。
耐魔力があっても、性の魅力で蕩かせてあげようか、と。
■マリサ・ブラックバーン > 「何も言わなくても、仕草が言っているじゃないか。」
赤い顔が視線を外すも、視界の端には彼女の横顔やローブに包まれた身体が映っている。
手の甲に柔らかい感触が触れれば、紫の瞳は大きく見開く。
さきほどまでの堂々としていた騎士見習いはヘビに睨まれたカエルのように動けなくなり。
「戦に出るのは初めてだったしな…。
そりゃ、気にはなっているさ。」
常人よりは魔力への耐性があるも、魔女の口から発せられる淫気は経験の浅いマリサの身体に容易く突き刺さる。
心音は大きくなり、玉のような汗が体中に噴き出す。
「俺はなにをすればいい?」
完全に彼女の魅力に虜となった瞬間であった。
蕩けた瞳で彼女を見つめるマリサには周囲に転がる魔族も、味方の勝鬨の声すらどうでもよくなってしまう。
■フレア > 「ふふ。それはわかるのね…。」
ぽそぽそとした言葉が、吐息と共に耳朶を撫で上げる。
麻痺したように動けなくなっている相手を見ながら、くす、と微笑み。
緊張は経験の浅さを物語る。
ならば、と魔女は手を伸ばす。
「そうなの…ふふ。それじゃあ…鎮めてあげないと。
大丈夫。私に委ねてくれればいいわ…。」
甘く甘く囁きかけていく。
少女の瞳が蕩け、魔女の事しか見えなくなっていくのを理解しつつ…。
伸ばした手で少女の手をとり、自分の胸元へと導いて。
その柔らかで重量のある塊を堪能させながら、もう片方の手をミニスカートの下へと忍ばせていく。
焦らすようにゆっくりと内腿を撫であげていくだろう。
まだ魔女は男性の部分がある事を理解していないが、しかしそれは昂りを加速させていく指の動きだろう。
■マリサ・ブラックバーン > 「城に居ればそういうの、よく見かけるだろ。」
耳に吐息が当たるだけで肌が粟立つ。
平静を装って入るが声の震えは隠せなくて。
「良いのか?」
魔女の言葉に不安半分、期待半分のマリサ。
それでも目の前に広がる官能から遠ざかるだけの意思は喪失しており。
胸に手が当たると、驚きのあまり声にならない声を漏らすが指はしっかりとその弾力を楽しんでいた。
太腿が触られると、突如としてミニスカートの一部が盛り上がる。
下から手を伸ばしていくと、巨大なイチモツが地味な白のショーツの中で隆起していることに気が付くだろう。
■フレア > 「あぁ…そうね。貴族や王族はまどろっこしい事が好きだったものね。」
震える声に対し、魔女の方は平静そのもの。
自分の事は棚にあげ、他人事のように笑う。
楽しむような声音のまま、自分の肉体の感触を少女に与えていく。
「そう…いいわ。もっと触って…?
柔らかいでしょう…? どこまでも沈んで…溺れていけるわ。」
魔力の籠った声を少女の頭の中に忍び込ませていく。
ローブの下の身体を想起させ、肉体への欲求をさらに加速させていく。
同時に、どこまでも沈み込んでいくような錯覚を囁きかけていく。
「…あら?…ふふ。面白いものがついているのね。」
不意に、スカートが持ち上がる。
それを見て、多少なり驚くものの、むしろ嬉しそうに。
いいわ、とショーツの上からその隆起を撫で上げ始める。
妄想を囁き、肉体に触れさせ、性器を愛撫していく。
性に不慣れな少女を快楽の沼へと沈めるために、何重かの性感で弄んでいくだろう。
■マリサ・ブラックバーン > 「あんたのもそうじゃないのか?」
焦らすようなそぶりの魔女に苦悶の表情を見せるマリサ。
呼吸は次第に荒くなり、熱い吐息が魔女の顔へとかかるか。
「ああ、柔らかいな。
でも、これじゃちょっともどかしいぜ。」
ローブの上からでも伝わる胸の感触。
弾力に富んだ肉に指を沈め、蕾を手さぐりで見つけては扱くように指を行き来させて。
魔女の肢体を直接見て、触りたくなるマリサ。
時々、この服を引きちぎれと囁く声が聞こえる気がする。
「……あぁ、そこは感じやすいから。」
マリサの身体で唯一雄らしい生殖器に魔女の手が触れると、口からは雌の声が吐き出される。
布を隔ててのもどかしい刺激に頭を振り、両足は小鹿のように震えている。
イチモツはすっかり汗ばんでおり、湿り気がショーツの中に充満していく。
■フレア > 「ふふ。どうかしら。」
そうだ、とも言わずにくすくすと魔女は笑う。
ふぅっ、と甘やかな吐息を耳に吹きかけてていくだろう。
その吐息は少女と同じように、熱がこもっている。
「そう…? ふふ。脱いでほしい…?」
そう笑えば、両手を一度少女から離し…するり、と目の前で服を床に落としてしまう。
真っ白な裸身をあっさりと少女に晒し、『見て?』と魔力の籠った声が少女の耳朶を打つ。
磁力のような魅力が少女の視線を絡めとっていくだろうか。
「ふふ。じゃあもっとたくさん感じて…?」
そしてまた、少女の男性器を弄び始める。
柔らかく指を絡め上下に扱く
指先で裏筋をそうっとなぞる。
くぼんだ掌で先端を包み込み、くりくりと捻るように。
弄ぶのに慣れた手つきで遠慮なく少女を追い詰めていくだろう。
■マリサ・ブラックバーン > 耳に吐息が再び吹きかけられ、全身が震える。
マリサの脚は自重を支えるだけの力を失いつつあり、片手で壁に触れることでなんとか立っている状態へ。
「綺麗だ……。」
足元に黒い花が一輪咲けば、純白の身体が目に留まる。
整ったその身体はフェロモンだけでなく、異様な魔力を放っていた。
元より彼女の虜になりつつあるマリサに抗うだけの力は無く。
譫言のように彼女を褒めては、陶器のような肌に指を滑らせる。
「ぐ、ぐぁぁぁ………。」
狭いショーツの中に納まりきらなくなり、スカートの下に飛び出してしまう。
極太の男性器に魔女の指が絡みつくと、マリサは口から涎を零しながら
拷問のような快楽を味わうことに。
掌に収まるには大きすぎる亀頭が熱を放ち、先からカウパーがネチネチと糸をひいていく。
このまま弄り続ければ、魔女の手の中に射精してしまうだろう。
■フレア > 立っているのが辛くなってきている少女。
壁に手をついているのを見てくすっと笑う。
そのままゆっくりと壁に押し付けていくだろう。
「ふふ。もっと見て? 触れて…?
私の身体に夢中になって…?」
改めてそう囁きかけ、視線と意識をくぎ付けにしつつ、
触れた指先を動かし、肉体に快楽を与えていく。
「ふふ…我慢しなくていいの。
ほら、想像して…? 私の身体に…たぁくさん、ぶちまける光景を…。」
妖しい囁きで耳朶をくすぐり…舌先が耳の穴をねぶり始める。
そのまま、肉棒を上下に扱き上げていくだろう。
出てきた先走りを指先に絡め、滑らかになった動きでにちにちと音を立て、ぬるぬると刺激していくだろう。
射精の脈動が始まれば手を放し、そうっとスカートを持ち上げ肉棒の前に自らの身体を晒して…。
■マリサ・ブラックバーン > 「……。」
奇妙な光景が広がっていた。
戦場であることも忘れ、守ると息巻いていた騎士見習いが庇護対象である筈の魔女に
壁際まで押し付けられている。
その気になれば突き放すことなど容易いはずが、それが出来ずに。
「うぁ……あんたの身体、凄くいいな……。」
何を?全てがである。
中毒患者の如く濁った瞳で肢体を舐めまわす様に眺め、
汗ばんだ手のひらは胸や腹を撫で続ける。
「あぁぁ、も、もう……。」
耳の中を吐息と、舌で弄られるとまるで脳髄を直接触られているような感覚に。
二人しか認識できない空間で、粘着質な水音が耳に届く。
魔女に扱かれた肉棒。鈴口より滴る汁の多さが限界が近い事を伝えていて。
「……ん!」
やがて、双眸を閉じたタイミングでぱっくりと開いた割れ目より半固形のザーメンの塊が2,3に渡って飛ぶ。
魔女の純白の腹に黄ばんだゼリー状の精液が付着し、輪郭に沿ってゆっくりと流れていく。
「はぁ…はぁ…はぁ……。」
肩が上下している。戦で魔物達を倒した時以上の疲労を感じていた。
■フレア > 「ふふふ…。」
どくん、どくん、と溜まっていたであろう精液がぶちまけられる。
熱い熱いそれを感じながら、魔女の頬もわずかに紅潮を見せて。
脈動が終われば、再び肉棒に手を添えて最後の一滴まで搾り取るように柔らかく扱き上げて…。
最後まで吐き出させ、魂を抜き取るような射精を味合わせた事だろう。
「ふふ…。疲れちゃった?
でも、これから撤収か、残留かでひと仕事なのにね…?」
そう言いながらも、少女の目の前ゆらゆらと白い身体がくねる。
腹部に精液を塗り広げ、添えられる指先は魔女の秘部へと視線を誘い…。
淫靡で緩やかな舞をじっくりと見せつけて。
「残留するなら…また、後で相手をしてあげる。
その時は…」
『私の中へ…ね?』
ふうっと少女の意識を吸い込むような甘い囁き。
強い魔力の込められたそれは、膣内への甘い甘い妄想を導き…。
我に返る頃、魔女は姿を消しているだろう。
少女を悶々とさせたまま、夜まで焦らす為に。
煩悶と懊悩で少女を弄び…その夜、再び少女の前に現れる。
その技巧と肉体で、少女を再び虜とするために。
■マリサ・ブラックバーン > たった一度の射精であるのに、精根尽きた表情のマリサ。
元々色白の顔は血の気が引いて青白くなっていた。
身体からは力が抜け、最早壁の助けがなければ立っていることもままならない。
「そ、そうだ……。」
魔女の言葉で今更ここが戦地であることを思い出す。
それも腹にザーメンを載せた魔女の淫靡な踊りをみた瞬間に思考が霧の中へ。
「ああ、わかった…。」
うつろな意識の中、何の疑問も持たずに魔女の囁きに頷いてしまう。
視線は魔女の花園へと釘付けになっていて。
魔女が姿を消して程なくして、漸くマリサは己が置かれている状況を思い出す。
急ぎ身支度を済ませては、本隊へと合流する。
次に魔女が姿を見せた時、マリサは彼女の事をそれが当然と言わんばかりに迎えることだろう。
ご案内:「タナール砦」からフレアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からマリサ・ブラックバーンさんが去りました。