2018/12/30 のログ
ご案内:「タナール砦」にスミデーさんが現れました。
スミデー > (自分と召喚した魔物、護衛役のオーガにトロール、以外に
動く者のいない砦の中をのんびりと倉庫に向かい歩いている。
砦の壁のそこかしこに赤い染みや赤黒い染み、緑色の染みや黒
い染みが付着し、そこからは何とも言えない臭いが漂っている)

「……今回は死体も残さず綺麗に片付いたかぁ、ま、あいつらは
死体になってたら同族だって構わずに喰っちまうからな。綺麗
なのはいいことだ。お持ち帰りされた兵隊の皆さんにはご愁傷
様としか言いようがないけども」

(人間達が支配していた砦に大量の巨大蟻、巨大蜘蛛、巨大蜂
そして巨大蠍をけしかけた結果、数十分という短時間で砦の
中にいた兵士達はその場で美味しく食され、もしくは巣に該当
する異界へとお持ち帰りされ、今頃は美味しく頂かれている
頃合いだろうか、ご飯的な意味で)

スミデー > (一度来たことがある施設だけに、倉庫の位置も覚えている。
今回も迷うことなく真っ直ぐに倉庫へと辿り着けばドアを開け
て中へと入り、一度、自分が空にした倉庫にまた武器防具と
いった物資が補充されているのを確認する)

「定期的にこの砦を落として放置して、人間がこうやって物資
を詰め込んだころにまた落とせば何度でも物資を奪うことがで
きるって考えると、ある意味養蜂みたいだなぁ。さしずめそう
なると人間が働き蜂ってことになるけど。うちに子達に負けず
劣らず勤勉だ」

(今回、砦を落とすのに使ったのも蜂がいた訳で。彼らも勤勉
な働き手であることから、人間も勤勉だと小さく笑う。それ
から物資を運ぶためにゴブリンやオーク、コボルトといった
魔物を呼び出して異界へと運び込ませ始める)

スミデー > (召喚する、荷物を持たせる、送還する。異界に荷物を
置いたらまた召喚して荷物を持たせて送還してを繰り返して
倉庫の中に溜まった物資を異界へとせっせと運び。その作業を
行いながら、もう少しこう、効率的にならないものかと考え
る)

「大型の魔物を召喚してそいつにたくさん持たせて、それから
送還する……物資は一度、倉庫の外に出してから持たせれば楽に
出来るか……?試してみようか」

(やり方を変えてみようと早速倉庫の外に出て、大型の魔物だ
と何がいいだろうかと考え、荷物を載せやすい平たい身体の魔
物となると、と考え……召喚したのはクロコザウルスをいう名の
巨大なワニの魔物。危うく倉庫と砦の壁を巨体で砕きかけたも
のの、どうにかそれは回避して。その背中へとせっせと魔物達
に荷物を積ませていく。クロコザウルスが狭い、動きたい、
背中が何か気持ち悪いと、巨大は瞳をうるうるさせて訴えかけ
てくるのを、ぽんぽんと前足の指を撫でて我慢してとなだめる)

スミデー > (クロコザウルスには後で友達の巨大鮫と巨大ゴーレム
を召喚して海で遊ばせるから、と約束して納得してもらい
背中に乗せた物資を異界へ送還することで運ばせる)

「よしっ、これで全部運び終えたか……前の時もこうやってた
ら良かったんだよな。一度に運べて便利だし、時間の節約と
魔力の節約になるしで一石二鳥でお得だな」

(物資を全て運び出した結果、がらんとした倉庫を眺めて一仕事
終えた気持ちでうぬんと頷いて。さて、用事も済んだし帰るか
それとも前回は余りゆっくり砦を見てなかったから見学でもし
て帰ろうかと)

スミデー > (結局、次に来たときの為に一応は下見をしておこうと
砦の内部を歩いて回ることにして、魔物達にも効率良く砦を
落して貰うのにもいいだろうと砦を見学することに決める。
そして何匹か、魔物達のまとめ役になるトップを連れて砦内を
練り歩き、ときどき部屋の中を物色したりとして。これぐらい
でいいかと皆で相談をし、納得したところで砦を離れていく)

「また、物資が溜めこまれた頃に来るから、せっせと巣にお宝
を運んでおいてくれよ、人間さん」

(誰もいない無人の砦を振り返り、養蜂のごとく集まった物資を
また頂きにくると宣言しながら砦を離れ、どこへともなく立ち
去っていく)

ご案内:「タナール砦」からスミデーさんが去りました。