2018/12/19 のログ
ご案内:「タナール砦」にスミデーさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にスミデーさんが現れました。
■スミデー > (人族に支配されいたタナール砦。本当なら砦を守る兵士や
その世話をする者達が存在しているはずのそこは、既に動く
人間はいなかった。今や砦の中を徘徊するのはゴブリンやコ
ボルト、オークやオーガそれにトロールといった魔物達の群
れ。そしてその中にあって薄汚れた旅人風の衣装を身に纏っ
た男の異様さはひときわ目立っているだろうか)
「勇猛なること音に聞こえしタナール砦の防衛隊…って言うから
そこそこ期待してたんだけどなー……なんていうか、期待外れも
いいところっていうか、歯ごたえも手ごたえもなかった!
もうちょっと苦戦するって思ってたから拍子抜けもいいとこだ
ったなぁ……ま、楽だったんだからいいか手間取って消耗する
よりは」
(もっと苦戦してこちらもの被害も大きくなる、そう思っていただ
けにこの結果は予想外で拍子抜け。よっぽど司令官がアホ
だったのか、それとも兵士の練度が低すぎたのか。人型魔物縛
りまでしたのにこの手ごたえのなさよと、人間の兵士の余りの
弱さを嘆いて。取りあえず、今は砦の中を歩き生き残りがま
だいないか確認しつつ目的の物がある場所を探していく)
■スミデー > (オーガとトロールに自分の四方を歩かせ護衛に
し、砦の中を歩くこと数分。砦内を探索していたコボルト
から目的の物が見つかったと報告を受け、そちらへと脚を
向ける)
「よっし、でかした!後で何かご褒美やろうな?さて、いい
物があるといいんだけど……まぁ、期待しすぎない程度に行き
ますかねっと。そこそこの量でもいいから武器とか防具とか
食べ物があれば、うちの魔物達が強化できるからそれぐらい
はあってくれるといいんだけど」
(コボルトに先導させ、砦内を歩くこと数分。辿り着いたの
は砦の物資が保管されている倉庫。入口はこちらの襲撃に慌
てて出撃したせいか開かれており、中には食糧、武器防具や
医療品に衣料品と目的の物が見えてくる)
ご案内:「タナール砦」にリーゼさんが現れました。
■リーゼ > もはや廃墟となり果てた砦の裏手
そこにひとりの少女の姿があった。
物陰に隠れるようにして、素早く移動する身のこなしは、それなりと言ったところ。
開け放たれたままの砦の中へと入り込むと、ため息をひとつ。
「報酬が良かったから受けたけど……まぁ、予想通りだよね。」
冒険者ギルドで受けた依頼。
それは砦からの定期報告が途絶えたために偵察に行って欲しいというもの。
行かずとも結果など考えれば分かるものだけれど、だからこそ使い捨ての冒険者を使ったのだろう。
それが分かっていてもなお、その日暮らしの冒険者としては働かざるを得ないわけで。
途中で見かけるコボルトから身を隠しつつ、生き残りでもいないかと慎重に奥へと進み。
■スミデー > 「思ったよりも量はあるけど質があんまり良くない、か。
これじゃあ負けるのも仕方ないというか、前線なんだから
もっとちゃんとしたものを準備しておかないと駄目だろう
に、人間は不思議なもんだ」
(倉庫の中に入り物色、槍、剣、斧、弓、槌、鎧兜、盾。
量は相応に準備されていた、が質が悪い。もっとも、これ
を使うのがゴブリンやコボルト、オークであることを考えれ
ばこれでも十分以上だと納得することにして。そして倉庫を
物色していれば先導していたコボルトが鼻を鳴らし、何かを
嗅ぎ取ったようにひくひくさせる)
「どうした、何か変わった臭いでもした?……へぇ、人間の臭
いがする、か。流石はコボルトの中でも鼻が利くだけはある。
それじゃあ、その人間を逃がさないように包囲して追いつめ
てここに誘導してくるんだ。出来るな?」
(コボルトが人間の臭いがすると言えばこの砦にまだ生き残り
がいたかと愉しくなって。コボルトにゴブリンやオーク達と
協力してその生き残りを包囲し誘導し、この倉庫に追いやる
ように指示をだし、自分は倉庫の奥に身を隠す。その際にス
ライムを召喚して倉庫のドアの上に配置し、獲物が罠にかか
るのを待つことにする)
■リーゼ > それにしても数が多い。
いっそのこと、全部魔法で焼き払ってしまおうかとも考えてしまう程に。
コボルトの群れくらいなら、そんな手も使えるかもしれないけれど、
さすがにオーガともなれば魔法のひとつで焼き払うのには骨が折れそうで。
そんなことをしている間に、囲まれてしまうだろう。
「………こっちは、無理かな。向こう、行ってみよう。」
奥のほうから、ゴブリンやコボルトの群れがやってくると進路変更。
物音を立てないように、そっと移動する。
そんなことが何度か続く。そのたびに道を変える羽目になるために、迷わないようにするので精一杯で。
スカウトとしての技能は、ほとんど我流で鍵開けとかはできないけれど
ダンジョンに潜ることが多いだけあって、忍び歩きだけは得意で。
「んと……こっちは備蓄倉庫かな? 誰か隠れてるとか……なさそうだけど。」
隠れているなら扉は閉めて、鍵をかけておくだろう。
期待薄ではあるけれど、確認しておくに越したことはない。
辺りを窺って、先ほどのコボルトたちがいないことを確認してから入り口から中を覗き込む。
慎重に、中へと小石を放り投げ。
何も反応がないことを確かめてから、そっと倉庫の中へと足を踏み入れる。
ここまで亜人型の魔物ばかりだったために、まさかスライムが頭上に潜んでいるとは思いもせずに。
■スミデー > 「こっちに順調に追い込めてるか、それならそのまま
誘導するように。身のこなしはいいみたいだけど、危険察知
はまだまだかな」
(徐々に自分が追い込まれ誘導されていることに気付いていな
いのは経験が少ないのか、こちらの誘導がよほど巧みなのか。
それから待つこと暫く、入口に人の気配がすれば見えないよう
に隠れ。石が投げ込まれてもぴくりとも動かず、入ってくるの
を待って)
「……よし、今だ。落ちながら捕獲しろ。ただし溶かさないよう
にするんだぞ?コボルトは捕まえたら、倉庫の扉を締めるんだ」
(倉庫の中へと脚を踏み入れる相手、そのままスライムの真下
を通る瞬間にスライムに落下するように指示をだす。スライム
はどろりとした不定形の身体を伸ばしながら少女を捕獲するよ
うに落ちていき絡み付こうとし、そして入口の扉をコボルトが
閉じてしまおうとする)
■リーゼ > 不意に頭上に影が差す。
見上げるよりも先に、その場から動こうとするけれど、それが落下する方が僅かばかりに早かった。
びちゃりと粘ついた水音が響く。
「これって……スライム!? こ、この……ッ!!」
バタンと勢いよく扉が閉まる音。
それと同時に放たれる煌々とした炎。
スライムと言えば弱点は炎だろう。
自分にも多少のダメージはあるかもしれないけれど、もとより炎への耐性は高い。
四肢に絡みついてくる不定形のそれを焼き払う勢いで、手のひらから紅蓮が迸る。
相手が並みのスライムであれば、そのまま焼き払ってしまえるだろうけれど―――
■スミデー > 【場所移動】
ご案内:「タナール砦」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からリーゼさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にスミデーさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」にスミデーさんが現れました。
ご案内:「タナール砦」からスミデーさんが去りました。