2018/09/18 のログ
ご案内:「タナール砦」にリューゼさんが現れました。
リューゼ > 少女姿の魔王が楽しんでいる(?)時、俄かに騒がしい場所が生まれる。
足音。打突音。ついでに魔物の声。

「…全く。ついてないな…!」

石造りの砦の中を駆け抜ける足音。
タナールでの防衛という仕事。期間を決めてのそれはそれなりに報酬モ出る。
あまり。いやかなり気が進まなかったのだが…ギルドに頭を下げられては否とも言えず。
予感は当たり、魔族の攻勢に落とされる始末。
一進一退のそれの際、しんがりに近い位置で戦闘をしていれば逃げそびれ今に至る。
全く、損な性格だと自分でも思う。
行きがけの駄賃とばかりに虜囚となっていた数人は開放してきた。
運が良ければ逃げれるだろう。運が良ければ。

遠くからは嬌声だの聞こえてきている。助けに向かいたい心はあるが…。
自分の力量や立場くらいは弁えている。勇者や英雄と言った器でもないだろう。
と、すればとりあえず脱出して王都に戻るくらいか…と考える。

考えながらでも身体は動く。ばったり出会ったリザードマンの兵士2名。
振り降ろされる曲刀をいなし、半身になって避け、カウンター気味に掌を腹に打ち込む。
どむっ、と鈍い音が2つして瞬く間に崩れ落ちる兵士。
ひと息つく間もない。ひとまず、足を動かさねばと走り出す。

ミラ > タイトルをつけるのなら、敗北の姫騎士というところかなどと目の前で演じられる淫靡な光景を眺めつつ、さりげなく周囲へと向けていた意識が騒ぎの気配を感知する。
逃げ遅れていた何者かが暴れているのか。闘争の余韻に浸ったまま、仲間同士で争ってでもいるのか。
注意して意識を向け、気配を感じた場所を意識して魔眼で視る。焦点を合わせた視界に映ったのは、リザードマンの兵士が打ち倒された姿と走り去る後姿。

「……ふむ?」

逃げそびれた兵士かと、相手の正体に思いを巡らして何者であろうかと小さく首を傾げ。
位置関係的に先回りできそうであるし、直接顔を見ればよいかと結論を出すと、室内で演じられてる饗宴への興味を失って、扉を抜けて室外へと歩き出す。
武装らしい武装も身に帯びず、戦場には不似合いな扇情的な黒のドレス姿のまま平然と通路を歩き。己の読みが正しければ、相手の逃げる先へと位置取りができるはずと考えながら、敵がいるぞと同胞に警報のひとつでも出すべきかどうかなどと小さく悩む。

リューゼ > 硬質な音を立てながら走る。
次の角を曲がり、真っすぐ道なりにいけば砦の裏口に出られるだろう。
しかし、通路に面した小部屋から現れる新たな兵士。
リザードマンのリーダー格のような意匠をつけているが…正直青年にはどうでもよかった。

「すまないが、どいてもらう…!」

返事はなく、先ほどの兵士よりも修練された剣撃が青年に向かって走る。
踏み込みながら、体勢を低く。ほぼかがんだ姿勢で剣を躱し…。
勢いそのままの足払い。流れるような回し蹴りを打ち込む。

「…せいっ…!」

勢いを殺す事なく踏み込み、籠手に包まれた裏拳を側頭部にぶつける。流れるような3連撃。
その数瞬で沈黙させると、

…しかし、曲がり角から現れていたドレス姿に思わず足を止める。
戦場に似つかわしくない姿。しかし、危険だ、と本能が叫んでいる。
………全く、本当に今日は運がないな、と青年は思った。

ミラ > 遠く響く足音。短く刻まれて終わる戦闘音。
足を止めて戦うことなく、逃げに徹していると悟れるその様子に、砦の制圧がほぼ終わってるこの状況をひっくり返しに来た高い戦力を誇る相手とかでは無く、逃げ遅れた兵士か。完全な制圧を前に虜囚を救いに来た手合いだろうと辺りをつけ。
読みが正しかったらしく邂逅した相手。通路の先で足を止めた男に対して、品定めをするように全身へと視線を走らせる。
冒険者か傭兵か。砦の兵士とは趣が違うなと判断し。新しい血の匂いもしないところから、無駄に殺しながら逃げてきたわけでもなさそうだと考えて。

「闘争か降伏か。どちらを選ぶ?
 降伏を選ぶなら、生命の安全は保障しよう。闘争を選ぶのなら、うっかり殺してしまうかもしれないが」

何にせよ、敵である。
図らずも一対一の構図ではあるが。互いに名乗りを上げての決闘シーンでもあるまいし、どうするかと迷ったのも一瞬。相手に悠然とした歩み寄りながら、戦いを挑んでくるのか。それとも、身の安全を願って降るのか。そんな選択肢を突きつける。

「ああ、それとも何かわたしを愉しませてくれるのなら見逃してもいいぞ?」

そして、人生には娯楽が必要だ。闘争か逃走。あるいは、娯楽の提供。
どんな反応を示すか、好奇心に瞳を輝かせて薄く愉悦の笑みを浮かべる姿は無防備に見えるが、本性をまるで隠す気も無いので纏う気配は魔性そのもの。

リューゼ > 無造作に歩いてくるドレス姿。
思わずと言った様子で構えるが、正直余裕はない。
小隊長クラスの相手ならどうにかなりそうだと思った矢先である。
悦に微笑む姿と、その気配は青年でも感じる程の魔性であった。

「……一応聞くけど。ただの傭兵だし、不必要な殺しはしていない。
黙って砦の外に出してくれればそのまま帰るけれど。」

つう、とこめかみのあたりを汗が一滴流れた。
うっかり殺す、という当たり要するにそういう存在なのだろう。
全く、勇者級のやつでも通りがからないかな、と益体なく考える。

「…大体、魔王級を愉しませるって程の学はないんだけどね。」

やれやれ、と言った様子で答えを返しながらも。
しかし恐れをなして後退する、という事もなく身体は身構えたまま。

ミラ > 「そうは言うが、仮初めにも敵を黙って見逃すというのは沽券にかかわる。
 見逃すだけに足る理由というのが必要だ。見たところ、脅威度は低そうであるところだし、その理由はささやかでも構わないが」

不要な殺しはしてないという相手の言には嘘は無いだろうと言うのは、さしたる血の匂いもしないところから察する事はできる。
見逃してはマズい脅威度の高そうな相手でもない。
だが、だからといって通りすがった敵を黙って見逃すのなら案山子並みの役立たずだ。そして、案山子になる気はない。
警戒を密にする相手のすぐ手前で足を止めて、さすがにそれはできないなと首を左右に振りながらも、怯えて後ずさるような姿を見せないところに感心して好感度は高まり。興味深そうに相手の顔を覗き込む。

「学が無ければ、体で愉しませるというのもありだぞ?
 なに、虜囚の憂き目にあった女騎士とかなら定番の展開だが……男だしな、ふむ。
 そこで後ろに下がらなかった勇気に免じて、殺しはしないと約束しよう。そして、その恐怖に怯まぬ意志の強さを試すとしよう」

ここで簡単には殺すには惜しい、将来性がありそうな相手だと愉し気な笑みを絶やさず。
身に纏い、発散していくのは劣情を煽りたてる淫気。空気に混じりいくのは理性を蝕む女の肌の甘い香り。
恐怖に飲まれず、言葉を持って応対できる理性。あるいは意志の強さはどの程度の物か。それを試すように次第にゆっくりと強度をあげていく。
切り札や奥の手があるゆえに、退かなかった。そんなケースも想定してまずは相手の正常な判断力を奪おうと、魅了と催淫をもって相手の精神を侵しにかかる。
それでも、初手で殺しにかからず遊びが入っているあたりは油断か慢心か。

リューゼ > 「理由、か。…理屈はわからなくもないかな。」

目の前でそう語る少女姿に、む、と少しだけ眉を動かした。
思ったよりも理性的に話ができる相手なのかもしれない。
理由、すなわち取引のようなものか、と少し考えてはみるが。
次いで話された内容に、い、と少し驚いた様子を見せる。

「身体で、ってそんな情夫でもあるまいし…そっちもあんまり自信はないけど。
まぁ、こちらもそう簡単に怯懦を見せれる程プライドがないわけじゃないからな…。」

とりあえず会話をつなぎつつ、思考を走らせる。
さて、相手を愉しませるとしても…組み手とか?いやいや、と考えていく。
しかし、淫気を察知する程の技能はない。徐々に青年は蝕まれていく。
…ふと、鼻腔をくすぐる甘い香り。女性特有の香り。
魔王の挙動から目を離すという恐ろしい事はできなかったため、自然見つめるという事になる。
ふと、青年の思考に、綺麗だな、という目の前の相手への感想が生まれる。
何を考えてるんだ、と軽く頭をふるうがまだ異常には気づかない。
しかし、様子が変わった事には簡単に気づかれるだろう。

「…は、俺が誇れるのは腕っぷしくらいか。余興で10人抜きしてみるとか…か。」

徐々に強まる催淫に少しずつ息が切れる。頭がぼんやりとしてくる。
誘惑してしまえば堕とせると確信できるかもしれない。

ミラ > 「興が削がれた――と言いたくなるような無様を晒すのも理由としてはありだったが。
 恐れても退かずといった態度を見せられては、そうもいかない」

言葉は通じ、会話も成立するし、交渉だってできるだろう。
狂気や凶暴さが前面に出ているような暴威の化身というわけでもない。だが、それだけに理由も無く敵を見逃すという事もできない。
こちらのロジックを理解してくれて嬉しいとばかりに相手の言葉に頷きをひとつ。

「おや、戦場に出てくるような男の割りには意外と初心? 淫魔の巣にでも放り込むと面白いことになりそうだが、それはさておくとしよう。
 怯懦に逃げるも、戦場で命を繋ぐ秘訣だとは思うが。プライドを貫いてなお命を繋ぐのなら、それは素敵な事だ」

誇りある生き様を貫いて、やがては名を馳せるまでとなる。それはひとつの英雄譚。その目撃者となるのなら、それは面白く愉しい事だと小さく笑い。
相手の反応を観察するように眺める目は、こちらから仕掛けた淫気などがしっかりと効力を発揮していると見て取り。
将来性はありそうだが、こちら方面はまだまだおろそかなのかと面白がり。

「単純な武威を誇る程度の兵士なら足りている。珍しい特殊技能の使い手とかでないのなら……いわゆる夜のお愉しみ的意味合いでだ。
 それとも、わたしはそれほどの魅力が無いとでも?」

ゆっくりと相手との残りの距離を詰める。それにあわせて強まる淫気やフェロモンなどの影響。
そして、そっと相手の胸元へとしなだれかかるように身を寄せて。豊かな胸を押し潰すように押しつけて、女体の柔らかさを意識させようとしながら、下から覗き込むようにして上目遣いに相手の顔を見やり。

リューゼ > 「負けず嫌いなだけさ。」

脱兎のごとく逃げる、という選択もまぁ…なしではなかったのだが。
生憎、目の前のような存在がそういう選択をした時にどういう対応をするか。
捨て置くならよし、しかし機嫌を損ねればその場で死ぬだろう。
初めから逃げ切れる相手と思ってはいなかった。

「女の子は好きだよ。…単にそういう盛り方が苦手なだけ。
っ…ぁ…。わかる、けどね。君は逃がしてくれそうになかったからさ。」

ぼうっとする思考が警鐘を鳴らす。
しかし、しなだれかかかるように密着されればそれも徐々に遠くなっていく。
甘い匂い。身体の柔らかさ。しばし女性を抱いていなかった青年には覿面であった。

「いや…君は、その。魅力的だし、綺麗だと思う。夜の、お楽しみか…。」

とろりと蕩ける思考が、抱いてしまえ、と甘く囁く。
見上げるように覗き込めば、青年の瞳にはあまり意志の光が残されていないだろう。
代わりに、情欲に侵されつつあるのが見えるかもしれない。
魔王級の危険な相手だというのに、警戒心が働かない。
無意識の内に、青年の両腕は少女の背中に回され、柔らかく抱きしめている事だろう。
くらくらする頭のまま、ゆっくりと顔同士を近づけ始めていき…。

ミラ > 「そういう、男の子らしいところは良いと思うぞ」

命ばかりか名を惜しむ。つまらない男の見栄かもしれないが、その見栄を張れるというのが存外に重要だと口にして。
くふりと、満足げに笑みを浮かべて小さく頷き。

「うむ。目の前を通りすがるのを見逃すという選択肢は無かったな。
 敵の大将首を獲って形勢逆転を図るという様子でもなく、ただの逃亡兵のようではあったが。それでも、だ」

見逃して、別の誰かに対処を任せるまでもなく手が空いていたというのもあるが。さすがに、黙って逃がすというには理由が足りない。
順調にこちらの術中に陥っている様子を見て取れば、奥の手的な物への警戒も失せ。
男の胸元に身をすり寄せ、誘惑するのは熟した果実のように芳醇に色香を漂わせる柔らかな少女の肢体。振りまく淫気は理性を蝕み、濃厚に漂うフェロモンが欲望を煽りたてる。

「そうか、魅力的か。では、その魅力的で綺麗と思う相手をどうしたい?」

獣のように貪り無茶苦茶にしたいのか。恋人のように甘く蕩かしたいのか。あるいは奴隷を調教するように弄びたいのか。それとも逆に弄ばれ、快楽の渦に融かされたいのか。
甘く囁き問いかける声には魔力が乗り。性的な妄想や欲望を刺激する。そうしながら蒼い瞳は相手の反応から性癖や嗜好を見定めるように、じっと相手の顔を見つめ。
背中に回された腕に気づくと逆らうことなく、青年の腕の中に納まり。近づく顔に自分からも顔を合わせ、柔らかく触れ合う様な口づけをと。

リューゼ > 「そう、かな…。あぁ、君にそう言われると…嬉しいな。」

ぼうっとする頭で答えを返す。
すでにまともな思考はとろとろと溶かされてしまい、腕の中の相手を抱きしめている。
ついばむような口づけを交わしていく間も、その感触に。
そして、振りまかれるフェロモンと淫気に侵され、少女に魅了されていく。
すっかりと情欲に染まった表情と、とろんとした目で少女を見つめながら口づけを何度も求めていく。

「あぁ…そうだな。君と愛し合いたい…かな…。口下手で、悪いけれど…。」

蕩けた思考では囁く声に抵抗する事ができず、そのままの思いを口にする。
頭の中では誘導されるまま、その柔らかい肢体を愛する想像が巡っているのだろう。
回された腕は徐々に積極的に少女に身体に触れ始めている。
砦の通路だというのに場所をはばかる事もなく、口づけも徐々に深く。

しかし、技巧的には一般の男性程度のもの。その気になれば娼婦じみた技巧で快楽に融かす事もできるだろう。

ミラ > 「その勇気ある精神性を保ったまま戦場を生き残り続ければ、名を馳せるのもすぐだろう」

恐怖に怯まぬ精神性に高い評価を下しつつ、装備的に見ても今のところは一介の傭兵程度だろう現状に今後への期待を示し。
すっかりこちらに魅了された状態であると唇を重ねながら確信すると、自分からもしっかりと抱きつき。相手と自分との間に挟み込んだ豊かな胸の双丘は、押し潰され。
何度となく繰り返される口づけに気分が乗ってきて、口づけの合間に漏らす吐息にも熱がこもってくる。

「ふふ、そうだな。ならば、その求愛に応えてやらないといけないな。
 いけない坊やだ。必死に仲間が戦った砦の中で、敵の女と愛し合いたいとは」

青年が口にした言葉に、くすりと小悪魔めいた誘惑する笑みを浮かべ。
揶揄するような言葉を紡ぎつつ、青年の体をまさぐるように手を這わせ。理性を取り戻す事の無いように――もっと、深みへと堕としこもうと深くなる口づけに合わせて媚薬効果を乗せた唾液を流し込み。
相手の手が自分に触れてくるのを好きにさせつつ、青年の体をまさぐる手は次第に下へと降りると、股間へと。欲望の滾り具合を確かめるべく、肉棒へと触れて。愛撫するようまさぐり、怒張を促すように扱きたてにかかる。

リューゼ > 「そう、かな……。ん、ちゅ…む…。」

言葉に返事はするものの、すでに思考は働いていない様子で何度も口づけを求めていく。
身体の間で潰れ、柔らかく形を変える乳房の感触に息を荒げる。
少女が熱い息を漏らす頃には青年はすっかり出来上がっている状態だろう。

「っ…く…それは…。っつ、ぁ……!!」

囁くような揶揄。否定したいができない。
少女の魅力に溺れ、こうして抱き合って愛撫しあっているのだから。
しかし、その背徳も今の青年にはスパイスに。
流し込まれる唾液は天上の甘露のように感じてしまう。
そして、少女の手管。衣服の上からでもはっきりわかるほどに勃起したそれを扱かれれば、思わずといった風に熱い息が漏れてしまう。
思考を溶かされた上で、快楽を与えられて…深く深く青年は少女に溺れていく。
肉棒を愛撫され、快楽に身体をひくつかせながら少女の身体を大胆にまさぐり始めていく。
しかし、その柔らかさも青年を興奮の深みへと導く要素の一つにすぎないだろう。

ミラ > 「勇気と蛮勇をはき違えなければ、な」

んっ、と甘い喘ぎを交えながら口づけを重ね。腕の中にいるのは欲望をぶつけるべき異性だと、己が身を押しつけ柔らかな肌を寄せ。押し潰した乳房を転がすように擦りつける。
甘く囁く言葉は、青年の将来への期待を乗せつつも、情欲の熱を孕み。青年の出来上がり具合に誘われるように、その熱の温度を高めていく。

「くふ……いいぞ。もっと、欲望のままに振る舞っても。
 仲間が戦い命を落としたであろう砦の中で、敵の女に溺れるのは禁断の味わいだろう?
 理性と善性があるからこその、背徳の味わいだ。それを味わいつつ好きなだけ、快楽に溺れるといい。存分にこの身を貪る獣となるがいい。
 討つべき敵の首魁を相手に、肉の悦びに蕩けて融けてしまえ。別にお前が悪いわけじゃない。
 自分で言うのもなんだが、わたしは美少女だろう? だったら討つよりも、屈服させて堕としたらそちらの方が愉しかろう」

倫理があるからこそ、それを破る背徳の昏い悦びと興奮がある。
快楽の声をあげて反応する様子に、低く喉の奥で笑いを忍ばせて理性を刺激するような言葉を紡ぎつつ、欲望に溺れるための口実を投げ与え。
まさぐる青年の手に、少女の肢体は柔らかな肉の弾力を。吸いつくように滑らかで肌理細かな肌の感触を返し。大胆にまさぐる手の動きに嫌がる素振りも見せず。自分の躰で興奮を高め昂ぶる様子に、自身も昂ぶり肌を火照るのを感じ。じくりと子宮が疼き、発情していくのを自覚する。
そうして、肉棒をまさぐり扱きたてる手は、布地越しではもどかしいとばかりに直接取り出しにかかり。取り出してしまえば、直接に指を絡めて扱きたて。その指先は捏ねるように亀頭を撫で回し、裏筋を優しくなぞりあげていく。

リューゼ > 「はぁ…はぁ…。」

何度も何度も口づけを交わし、身体をまさぐる。
次第にドレスの中に手を入れ、押しつぶされる乳房の感触を楽しみ始め、
いつしか、その形の良い乳房を外へと露出させていくだろう。

「あ…あぁ…は、はぁ…っ。
あぁ…君は…綺麗だ…屈服させる…堕とす…はぁ…はぁ…っ…!!」

囁く声がするすると頭の中に入っていく。
蕩けた思考の中でその囁きがくるくると回り、フェロモンや媚薬で昂った青年をさらに深みへと導いていく。
倫理観は蕩け、背徳の快楽に溺れていく、青年は夢中になってその白い肌を貪り始めていくだろう。

首筋に顔を埋め、両手は臀部や胸元をまさぐる。
取り出された肉棒は真っ赤に膨張しきっており、絡みついてくる指先にひくひくと反応を見せる。
透明な先走りがぽたぽたと漏れ、与えられる快楽にさらに理性が焼けていく。
そして欲望に任せるまま、その硬い床に少女を押し倒していくだろう。
とろりと濁った瞳のまま、もどかしそうに少女のドレス、スカートをまくりあげていき…。

ミラ > だいたんに肌をまさぐってくる青年の手は、やがてドレスの胸元へと挿し込まれて乳房を弄び始める。
若く瑞々しい乙女の柔肌の感触に、力を込めれば指先を呑み込むように沈み込ませる柔らかさと、元の形に戻ろうと押し返す乳肉の弾力が触れる青年の手を楽しませ。
露出させられてしまえば、たわわに実った卑猥な肉の果実として触覚だけでなく視覚的にも愉しませ欲望を煽りたて。
露出面積の増えた肌の透き通るような白さが、穢されるのを待つ処女雪のように蠱惑的に誘惑する。
囁きかける声の甘さが。触れる肌の温もりと柔らかさが。鼻をくすぐる少女の匂いが。それらの全てが、青年に対して腕の中にいるのは犯すべき極上の牝だと五感の全てに訴えかけて劣情を誘い。周囲を満たす濃厚な淫気が、欲望の熱を煽りたてる。

「そうだ。ほら、仮にも魔王を屈服させたとなれば勇者と呼ばれて崇められても不思議ではなかろう。
 堕として奴隷にでもしてしまえば、この躰はいつでも好きに弄び貪れる性処理用の肉玩具にできるぞ?
 命を落とした仲間の為にも頑張ってみろ。手柄と名声を手に入れて、景品まで手に入れる機会だぞ」

意識の誘導がうまくいったと見れば、その思考の流れを後押しするように言葉を並びたてて、誘惑を重ねる。
用意された言い訳に乗り、欲望のままに己の肌をまさぐってくるその手の動き。揉みしだく手指の動きにあわせて、乳房は撓み、ひしゃげる肉の玩具と化し。尻肉もまた、むっちりとした肉の弾力が指先を楽しませ。手の動きにあわせて、小さくくねる腰の動きは誘うよう。
そうしながら、青年の肉棒を愛撫する指先は、先走りの汁を塗りこめるように亀頭を撫で回し。肉棒へと絡みついたほっそりとした指は、力の込め方に緩急をつけて扱きたてつつ。陰嚢をも時には、やさしく揉みこんでいき。

「んっ……積極的で、いいぞ。ほら、男を舐めている生意気な牝を屈服させてみろ」

自分に向けられる欲望を味わい。その濃さに上気した顔で瞳を潤ませながら、押し倒されるがままに床に横たわり、誘うように両腕を広げ。ドレスの裾を捲り上げていけば、ドレスにあわせた扇情的な黒の下着が姿を覗かせる。誘惑する過程で自分も興奮していたのか、その股間には内側から溢れた愛液の染みが広がっていて。

リューゼ > 「ん、ふ…ぅ、っ…はっ…はっ…。」

ふにゅり、むにぃ、と存分に乳房の感触を楽しんでいく。
とろんとした視界の中で、踊るように形を変える白い塊。
それもまた、青年の劣情を煽り、またその肌の吸い付くような細やかさや、女の香りが淫らな情欲に溺れさせる。
情欲のままに少女を貪る青年は、すっかりと獣になってしまったように。

「あぁ…はぁ…はっ…。犯す…堕とす…っ…!
はぁ…はぁ…っ!!」

与えられる囁きと、愛撫による快楽で徐々に青年はトリップしていく。
言われるままに獣に退行し、その極上の肉体を味わい、また溺れていく。
臀部をぐにぐにと揉みしだき、胸を揉む手つきも徐々に荒々しく。
時折、その甘く香る谷間に顔を埋め、ちろちろと舌先で味わい、先端を舐めしゃぶる。
香りに溺れながら肉棒を愛撫されれば、心地よさに興奮して更に少女を求めていく。

「はぁ……っ、はぁ……っ…!!」

広げられる両腕の中にダイブするように身体を重ねる。
覗いた下着の卑猥さを確かめる間もなく、もどかしそうに下着をずらせば、その蜜の溢れる割れ目へと狙いを定め…。
ぐうっと一気に突き込んでいくだろう。
そうして身体を密着させたまま欲望に任せて少女を犯し始めていく。
しかし、犯されているのはどちらか、理性の蕩けた青年には判断もつかず…。

ミラ > 青年の荒い息遣い。
欲望も露わに胸の双丘を弄ばれて、指先で乳肉を揉み込まれるほどにじくりじくりと乳房の内側に快楽の熱が溜まっていくようで、しっかりと感じていると示すように乳房の先端で乳首が尖り立ち。
欲望に濁った獣のごとき目を向けられると、その欲望の熱量にゾクゾクとした興奮が背筋を駆け抜けてしまい。淫欲の熱がこもった吐息を漏らし。
ここまで堕ちればそうそうに正気には戻らないだろうとほくそ笑みつつも、その荒々しさに求められる悦びまじりの情欲に濡れた瞳を向け。

「そうだ。女なんて、犯して堕としてしまえ。
 男らしく犯して躾けて、女はチンポには逆らえない肉便器だと調教してしまえ。
 女神も聖女も。魔王や勇者だって、女であるなら屈服させて、奴隷にしてしまえるのが男というものだろう?」

男は女を支配する者。女は一匹の牝として屈服させられるのが悦び。男は屈服させる側として、犯し尽して躾けるのが正しい。
囁く言葉に宿るのは、嗜虐を誘い倫理観を崩す誘惑の言葉。理性を蝕まれた状態で囁かれ心の奥底へと流し込まれる毒の蜜。
女は犯すモノ。性処理用に一方的に犯して、欲望を吐き棄てる相手。気に入った相手は犯してしまえ。生意気な態度を取るのなら、屈服させて牝へと堕としてしまえと――性癖を歪めかねない自尊心と嗜虐心を満たして煽る魔性の囁き。
理性を取り戻した後に、どの程度効果が残るかはさておき。将来有望な青年の暗黒面を引きずり出して、暗黒面へと堕とす仕込み。
獣のごとく、荒々しく肌をまさぐる手には昂ぶる牡の雄々しさを感じて、乱暴なほどに興奮を煽られ。肌を舐められ、胸の先端を舐めしゃぶられれば貪られてる実感にゾクリと身を震わせ、犯される予感に子宮がじゅくりと疼き。媚肉は淫蜜を滲ませてぬかるみ。

「あっ……くっ、うっ! さすがに、激しいな…っ……」

杭でも打つように、一気に貫かれてその衝撃に子宮ごと内臓を揺さぶられる感覚に息づまる。青年の突き込みが激しいほどに、その衝撃にたわわな胸元は弾むように揺れて視覚面からも犯している実感を与え。
肉棒を呑み込んだ膣穴は、ぐずぐずに蕩けたような媚粘膜がねっとりと絡みつき。ぴっちりと隙間なく吸いついた肉襞が、ぞろりと根元から先端までを扱きたてるように舐めしゃぶりながら締めつけ。打ち込む時はみっちりとした肉襞を掻き分け耕す感覚を。引き抜く時には雁首の裏側までまとわりついて、引き留めるように絡みつく感覚を与え。
媚肉が垂れ流す淫蜜は肉棒にたっぷりと浴びせかけられ、媚薬や精力剤の効能を粘膜からしみこませ、感度と興奮を煽りたてつつ、絶倫性豪の持久力を与えていく。

リューゼ > 無論、すでに毒気が抜けねば正気には戻れないところまで来ているだろう。
青年にしては少々乱暴な様子で女の身体を味わい、楽しみ、またそれによって深く深く沈んでいく。
そんな乱暴な愛撫でも、少女が瞳を濡らしているのを見れば、わずかに笑ったようにも見えるだろう。

「はぁ…はぁ…っ!! 犯す…調教する……。はぁ、はぁ…!
あぁ…もっと。もっと、感じろ…俺の…モノに…!」

囁きに煽られるまま少女を犯していく。
青年にとっては初めてであろう、荒々しいセックス。
身体を乱暴に揉み、舐め、愛撫し、そして力任せに交わっていくだろう。
これが終わった後、後悔に苛まれるのか、はたまたそれを受け入れるかは定かではないが……。
今、この時は獣のように目の前の極上の女を求め、貪っていくだろう。

「はぁ…すご、くっ…ぅ……!!」

ずん、ずん、と乱暴に肉棒を突き込み、膣内を犯しているものの。
しかし、その膣内は魔性の壺。
青年の肉棒を舐めしゃぶり、絶頂への階段を駆け上がらせていく感覚。
たっぷりと吐き出される愛蜜に濡れつつ、まとわりつく肉の快楽に酔いしれるように何度も何度も腰を打ち付けて…。
視覚でその肉体を愉しみ、耳からの囁きで頭の中を満たされ、極上の肉の快楽を味えば絶頂はすぐに。
どくり、と濃厚な精液を吐き出していくだろう。
それでも青年は止まらず、吐き出しながらも女性を犯す事をやめる事はなく。

ミラ > 現状ではなかなかいい具合に仕上がっている。
目の前の青年は欲望のままに振る舞う獣のごとく、荒々しく自分の肉を貪りに来ている。
口にする言葉も蹂躙の意志を感じさせるものとなっていて、浮かべる表情も青年の扱いにこちらが昂ぶっているのを見て笑ってるかのよう。
悪くないと、仕上がりに満足し。あとは、肉の悦びを教え込めばいいと仕上げにかかる。
女性を犯して得られる悦楽を。女性を堕として得られる興奮を与えるべく、青年が与えてくる乱暴な愛撫に身を任せていく。

「そうだ…んっ……もっと、貪るように。征服するつもりで……っ……はっ、ぁぁ……」

ガツガツと貪るように欲望を叩きつけられ、蹂躙される感覚。力任せに、性欲を叩きつけられ犯し尽される被虐感。
これはこれで、興奮させられるなと青年の意識を誘導しつつも、演技では無く実際に興奮して感じてしまい。言葉の合間に漏らす喘ぎは、熱の籠った艶めくものであり。演技でないからこそ、青年へと犯して感じさせているという征服の実感を感じさせる甘い響きが宿る。

「あっ、んうぅ…っ……いいぞ。もっと、出し尽すまで……んくっ!」

激しい腰使いで子宮を揺さぶられ、叩き潰される。自分が女であり、男に教え込んでくる荒々しい突き込みに、快楽の階段を登らされながらも、青年の意識を誘導する言葉を紡いではいたものの、次第に快楽に流されている気配が濃くなっていき。
肉棒へと絡みつく媚肉の蠢きも、射精をねだるかのように搾りたてていく。最初の射精を子宮で受け止めたときはまだあった余裕も、出してなお犯され続け。精液を注がれ続けるうちに、自分も幾度となく達してしまい。
その気が無くても、青年へと女を犯して快楽に溺れさせる悦びを自然と教え込む。
そして、そこまで至ってしまえばあとは肉の快楽に溺れるだけであり。青年が出すものを出し尽すまで、魔性の快楽を与える快楽器官としての膣穴で搾り取っていき。
それがどれくらいの時間まで続いたのかは、青年が消耗し尽くすまでの時間だったのだろう。
事が終われば、身だしなみを整えた状態でひっそりと青年を安全圏へと送り届けて、今回の仕込みの成果を後日の楽しみとしつつ。

ご案内:「タナール砦」からミラさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からリューゼさんが去りました。