2018/09/17 のログ
ご案内:「タナール砦」にミラさんが現れました。
■ミラ > 奪い、奪われの闘争はひと段落。
今回の勝ちを拾ったのは魔族の側であり、負けた側の人間は逃げそびれば虜囚の定め。
そっけない内装の砦の一室には、そうして虜囚となったうら若き姫騎士とか女騎士とかが囚われていて、蠢く触手の群れに半ば呑み込まれて、現在進行形で凌辱の憂き目にあっていた。
「反抗的なのは構わないが……『くっ、殺せ!』などと言われては、こうせねばなるまい」
これぞ様式美。命乞いの儀式としては、正しい選択肢。当人にその自覚があったかはともかく、最初の強気な態度も触手に漬け込んで一時間も経過すれば強制的に与えられる快楽に塗りつぶされて、口から出ているのは罵倒の言葉でなく嬌声ばかり。
その堕ち行く姿を肴に、のんびりと略奪品の酒などを嗜みつつ響く悲鳴や嬌声につられて出てくる取りこぼしなどがいないかと、周囲に意識を巡らしてはいたものの、今のところは怪しい気配のひとつも無く。