2017/11/20 のログ
■ルリシア > 現在契約を交わす事実上の主の命により、かつての同胞たちを根絶やしにして回る吸血鬼が一匹。
魔族でありながら人間側で立ち回る元夜の眷属は華やかなドレスに身を通して戦場を飛び回る。
八方から上がる同族の悲鳴に心を殺し、人間側へ攻め込む魔族へ牙を立て、血液を貪る。
そんな彼女を裏切り者とみなした魔族達の心無い罵倒に耳を塞ぎたくなる。
しかし、令呪によって縛られた身体はそれさえも許してはくれず、高貴な吸血鬼は屈辱を胸に操られるまま砦の中央へとその翼を羽ばたかせていく。
先客の魔族(?)が戦場を見下ろす砦の最上階に音もなく降り立てば彼女は一言も発することなく、狐の少女へ襲い掛かっていく───
■タマモ > さて、次にやってきた人間を、今度はどう弄んでやろう?
そんな事を考えながら、今し方落とした人間にはすでに興味を失い、踵を返す。
反対側である魔族の側、そちらへと向かえば、あるいは…
そう思った矢先、何かが己の居る屋上へと飛来してきた。
この世界で目覚め、個体で空を飛ぶような存在は珍しくもなくなっていた。
魔法の存在、魔族の存在、他にも色々とあろう者達。
それで、今目の前に現れたのは、どんな存在だろうか?
襲い掛かって来ている様子に、身動きの一つも見せない。
その存在が翼を持つ少女と確かめれば、くすりと笑う。
「吸血鬼か…はて、それがなぜ妾を襲ってくるのじゃろうか?
まだ、魔族には手を掛けておらんのじゃがのぅ…?」
吸血鬼は人間ではなく、魔族の側の存在だったはずだ。
明らかに人間を襲っていた己に向かい、なぜこのような行為に及んでいるのだろうと、疑問に思う。
もっとも…その少女に対して向けた言葉は、少し考えれば魔族も襲うだろう意思が見え隠れしている。
が、それを伝える前から、すでに少女には己を襲う意思があった。
この言葉を伝え、少女の手は止まらぬだろうか?
もし、そうであれば…次の相手は、この少女になるだろうと。
■ルリシア > ───少女の言葉に、吸血鬼の動きはピタリと止まった。
彼女を縛り付ける令呪が少女から感じ取った狂気に危機を覚えたからだ。
一切気配を悟られぬことのないよう背後に回ったつもりなのだが、それを察知し自分の素性まで当てるとは…
ルリシアは目の前に立つ強者に少々の恐れを感じ取った。
できることならやり合いたくない相手ではあるが、主の命がそれを許さない。
体は吸血鬼の意志とは関係なく、動く。
大きな翼を威嚇のつもりで広げ、身軽な身体は少女へ向かって突っ込んでいく。
その間瞬きも許さないほど一瞬で、爆音と共に吸血鬼の体は少女の元へと撃ち込まれた。
屋上の床が半壊するほどの衝撃と土煙が上がり、景色も見えない中でボロボロになりながら、少女の姿を探す。
■タマモ > 「答えぬし、止める気も無しか…まぁ、それも良かろう」
己の言葉に動きを止める少女、感じる気配は…恐怖か。
しかし、その気配を漂わせながらも、少女は動く。
その少女は気付いただろうか?
広げる翼で威嚇をし、自身を打ち込むように叩き付ける突撃。
その動きを、向けた視線がすべて捉えていた事に。
動きが読めれば、どう動けば良いのかは自然と浮かぶ。
もし少女が、そんな動きをしていようと己の身を瞳で捉えていたのならば…
焦る仕草も見せず、涼しげな表情を向けたまま、余裕を持って避けた事が分かるだろう。
もっとも…自身が起こした土煙のせいで、己の姿を捉え続ける事は無理であるか。
「………お主、妾を甘くみておるのか?」
土煙の中から聞こえる声、それを掻き分けるように伸びる手が、少女の腕を掴もうとするだろう。
もし、それが叶ったのならば…その少女の体は、抵抗を許さぬ程の剛力をもって地面へと叩き付けられる。
そうでないならば、手を避けた少女に向けた楽しげな笑みを浮かべる己の姿が見えるか。
■ルリシア > 上がる煙の中耳に届く声に反応した時には遅く、吸血鬼の腕は少女の小さな手に捕まれ、その体は地面へと叩きつけられる。
痛みは感じない。
しかし、背骨が数本折れるような鈍い音が響き、起き上がることもできない。
いくら主人の令呪に縛られていようとも体を動かすための組織が壊れてしまっていれば動くこともできない。
骨の再生には時間がかかるだろうし、その間を目の前の少女が待ってくれるはずもなく、吸血鬼は死を覚悟する。
寧ろ、それを望んだ。
このまま現の主に仕え、おもちゃにされ続けるくらいならば、ここで殺された方が幾分マシだ。
最早令呪でも動くことすらできない吸血鬼は虚ろな目で狐の少女を見上げる。
喋ることも許されない体で、それでも死を望むように、まるで助けを乞うように狐の少女を見つめた。
■タマモ > どうやら、思ったように事は運ばれたようだ。
手に掴めるは少女の腕の感触、そのまま地面へと叩き付ければ、そこで少女の動きは止まってしまった。
まぁ、原因は分かっている、今の衝撃で骨の何本かを害ったのだろう。
「ふむ…案外あっさりと、勝敗を決したな?
人間であれば、今の一撃で終わったであろうが…残念な事じゃ」
倒れ伏した少女の側に屈み、するりと手を伸ばし頬に触れる。
「そして、更に残念な事を言ってしまえば…お主、死を望んでおるな?
お主の願いは叶えられぬ、妾は次に会うた相手で楽しもうと…そう決めておったからのぅ?」
頬を撫でながら、少女へと掛ける言葉と同時に…浮かべていた笑み、その唇の端がつり上がった。
頬を撫でる手が首筋を這い、鎖骨をなぞり、胸元へと触れる。
そこから更に脇腹を撫ぜて、腰を、下腹部を、太腿を…まるで、少女の全身の感触を確かめるように。
■ルリシア > この場で死を覚悟した。
どうせ痛みも感じぬ体、死ぬことに対しての恐怖はほとんどなかった。
しかし、目の前の少女は自分を殺す気がないようで、その場で屈み、伸ばした手は頬に触れる。
一体どういうつもりなのか。
行動の全てを支配する令呪さえ解ければそれを問うこともできたが、これが解けることはないだろう…
「……?」
楽しむとは一体どういうことなのか、その意味を理解するまでに少しの間があった。
体へ触れられる感触に震えながら、その意味を理解すると吸血鬼は顔を赤く染めながら少女の手から逃れようともがく。
しかし、体はビクリとも動かない。
反応することもできなければ逃げることも不可能。
されるがままに、処女の手によって弄ばれていく。
■タマモ > 体を這い回る手の動きに、少女はその意味を察したのだろう。
その表情に赤味が差し、抵抗とならぬ僅かな動きを見せる。
抵抗はあるのに、いまだに言葉を発しない少女。
まったく抵抗を出来ぬのを見るのも楽しいが…楽しみの一つ、それがないのに軽く思案する。
「ちと試してみるか…『妾を楽しませる為に、快楽を受ければ鳴くが良いじゃろう』」
柔らかな肌の感触を楽しみながら、空いていた手が少女の衣服に触れ…ぐっと掴むと、一気に引き裂いてしまう。
そうなれば、少女の肢体も露となるだろう、触れる手は太腿から徐々に上へと昇り…股間を避け、再び下腹部に触れる。
ぴとりと、指先だけを立てるように…その先が、下腹部の、丁度子宮の上辺りで止まる。
そのまま、まるで体内が見えるかのように、指先は子宮の形を象るかのようになぞられていき。
それと同時に、力ある言葉を少女へと掛けてみる。
元々口が利けぬならば、それは効果を発揮しないが…もし、何らかの要因で言葉を発しないならば、強制的に刺激を受ければ声が上がるようにしてしまう。
■ルリシア > 「っ……ぁ…んんっ……」
令呪は解かれた。
正確には少女の言葉が令呪を上書きし、一時的に主によって縛られた身体は自由が利くようになった。
体は正直に少女の愛撫を受け入れ、服が引き裂かれると声を上げながら少女を睨む。
「ふっ……ぅ、んぁ…はぁ、やめ、て……ッ…」
脚から腹部へと昇る指が下腹部へと到達すれば、主によって刻まれた淫紋が桃色の光を放ちながら浮かび上がる。
こうなればルリシアに抵抗する余地はない。
体はただ素直に少女から与えられる快楽を受け入れるしかなくなる。
半ば諦め気味に吸血鬼は瞳に涙を溜める。
冷たい風に打たれながら屋上でこんな姿を晒されて、敵である少女にこんな辱めを受けているのだから。
それと同時に、自分じゃ抗うこともできない主の力をこうも簡単にどうにかしてしまう少女に多少の劣等感を感じてのこと。
■タマモ > 力ある言葉、言霊によって少女の唇は開かれる。
耳に届く少女の声に、すぅっと目が細められて。
「ふむ…なかなかに良い声をしておるな、吸血鬼?
せっかくじゃ、そのまま妾の好む声を聞かせておくれ?
快楽に歪む、お主の表情と共にのぅ?」
少女へと顔を寄せ、鼻先が触れる程にまで近付ける。
ゆっくりと、その言葉を聞かせるように囁けば…下腹部になぞらせていた指先、それが五本すべて、子宮の形を包むように宛がわれた。
そして、次の瞬間…ずぶずぶと、その指が少女の下腹部へと入り込んでしまう。
直接、下腹部の中を擦られるような刺激を与えながら、その指先は子宮へと到達する。
中で広がってゆく指先、それは、ぎゅぅっと直接子宮を掴むように握り込む。
あっさりと絶頂へと引き上げられるような、強烈な快楽と共に。
■ルリシア > 「っ、ぁ……っくぅ、ふっ……ぁ、ん…」
至近距離に合わさる顔。
その表情は蕩け切った雌のそれ。
次第に理性も音を立て崩れてしまうだろう。
「ひぅ、んんぁ……っああぁ、んぁ!!」
淫紋をすり抜け、下腹部へと沈められる指。
子宮を握られるという強烈な快楽に悲鳴にも似た嬌声を上げ、大きく絶頂を迎える。
その一度の絶頂で秘所からは愛液が噴き出し、脳が解けるような熱い感覚が全身を駆けまわる。
息を整えながらも、未だ触れられる子宮への刺激に身体を痙攣させ、唇の端から涎を垂らしながら煽情的な声を上げる。
■タマモ > 「そう、良い顔じゃ…快楽に酔い痴れてゆく、淫らな雌の表情…
分かるか?お主は今、こんな顔をしておるのじゃ…ほれ」
言葉を共に、ぴたりと額が触れ合わされる。
そこから力を流し込めば、少女の頭の中にある映像が浮かび上がるだろう。
鏡を見ればよく見る顔、それは少女自身の顔、それが快楽に蕩け切った雌となっているのが。
「さぁ、吸血鬼、お主自身がどんな風に快楽に壊れてゆくか、しっかりと堪能するが良い。
今、お主がどんな表情をしておるか、妾に教えておくれ?
『正直に妾の問いに答え、より淫らな想像を浮かべるならば、その通りの快楽もお主は得られるじゃろう』」
子宮を握る指先が、ぐにぐにと弄ぶように蠢かされる。
次いで、その手がゆっくりと扱くように動き始め…徐々に、その動きを早めてゆく。
それは、少女へと、這い寄るように膨らむ快楽をしっかりと刻み付けるようにしているもので。
その行為に少女が達しようと、動きは止まらない。
言霊によって少女の想像が新たな快楽となろうと、迎える絶頂を、更に上塗りしてゆくように、もっと達してしまえと動き続ける。
■ルリシア > 「はっ……ぁ、あッ…蕩け切った…女の顔…ッ、ああッ、気持ちよすぎて、っ…ひぅ、んぁ……おかしく、ぁ…んぁ…なってるっ、ぅ…」
少女に促されるまま自身の状態を口にし答える吸血鬼。
そこに理性は存在せず、その対価に身体へ大きな快楽が流れ込んでいく。
淫紋によって膨れ上がった性感と、普段は絶対に得ることのできない快感によって涙を溢れさせながら声を上げる。
体の痙攣と共に秘所から潮を吹き、それは止めどなく周りを汚し、水浸しへしていく。
壊れてしまいそうな刺激の中で、ただ欲望だけが快楽を求め、何度達しても逃れることのできない性欲に、求める声すら口にする。
■タマモ > 「おや…妾は言うたぞ?壊れてゆくのを、堪能せよ、とな?
それで良いのじゃ、お主は気持ちよさに身を堕とし、おかしくなってしまえば良い」
子宮への直接の刺激を続けながら、肌を触れていた手が今度は少女の腰を抱くように回される。
その視線は、少女から、この屋上の破壊音を聞き付けやってきたのであろう人間達へと向けられた。
「ふふ…やっと来たか、人間共よ。
なぜかお主を守ろうとしておる、そんな吸血鬼の本当の姿じゃ。
せっかくの機会、『お主等全員でたっぷりと犯してやれ』」
さて、ぱっと見では十数人か、言葉と共に抱えた少女を人間達へと投げて寄越す。
手は抜けた、しかし、子宮を扱かれる感触は、そうなろうとなぜか止まらずに子宮を刺激し続けている。
そんな少女を投げ寄せられ、抱き留める人間。
わらわらと何人かずつで少女へと群がりだせば、少女の体を地面に押し倒し、躊躇も無くそそり立つ肉棒を取り出し、膣穴へと捻じ込んで。
更に手を取り肉棒を扱かせる者、顔を無理矢理横に向けさせ、口内を犯し始める者…少女を凌辱し始める者達の行為は様々だ。
■ルリシア > 「ふぁ、あッ……ま、って、いや……ッ、はぁ、んんッ…!」
少女の声に吸血鬼の表情は青ざめていく。
そこに列を成す人間たちの欲望にまみれた表情。
そして、自分へ延びる無数の手。
膣内へ捻じ込まれた肉棒は強烈な熱さを放ち、膣内が蕩けていくのを感じ、すぐさま絶頂を迎える。
この間も子宮へ与えられる快楽。
そしてとどまることなく男たちは吸血鬼をオモチャのように扱った。
されるがままに肉棒を両手で扱き、唇や舌を使って奉仕する姿は奴隷そのもの。
貧相な胸も、そして肛門までも男たちにの欲望によって犯され、何度も絶頂を繰り返した。
「ぁ、あああッ!んん、くぅ、は……やぁ、もう…イキたくないッ…!いや、なの、ッ……くぁ、あッ…!」
ガクガクと身体を痙攣させながらそれでもなお体は性感を求め動く。
身体全身へぶちまけられる白濁ですら快感へと繋がり、吸血鬼は堕ちていく。
■タマモ > 待てと言われ、待つような性格はしていない。
言霊によって性欲を開放された人間達は、無遠慮に少女を犯してゆく。
少女から受ける刺激に、一人、また一人と熱い精液を少女へと撒き散らし、あるいは中へと注ぎ込む。
もちろん、一回で終わるなんて事はさせやしない、精液を吐き出した者から離れ、後を継ぐように新たな肉棒が少女を…そんな状態だ。
気が付けば、少女の体は内も外も精液で真っ白になっている事だろう。
そうしている間にも、やってくる人間達は増えてくる。
少女の目にも、それは映っている事だろう…それが、更に少女を快楽へと貶める存在である事も理解しているはずだ。
「ふふ…ならば、どうする?
もし、妾の言う事に今後従うならば…助けてやらなくもないぞ?
『それで良いと言うならば、お主は今後妾の言葉に一切逆らえなくなる』が…のぅ?吸血鬼、それでも助けて欲しいか?」
まだまだ増え続ける、少女を襲わん人間達。
それを示すように、そちらへと視線を向け…改めて少女へと視線を戻せば、問う。
その答えが、少女をどう導くか…きっとそれを理解はしていないだろうが。
■ルリシア > 子宮内が男たちの肉棒から放たれた液体によって溢れかえり、これが人間ならば妊娠していてもおかしくはないだろう。
膣内も、腸内も、目に触れる全身全てが白く熱く塗りつぶされていく。
それでも消えぬ快楽に声を上げ、愛液を散らしていく。
「っ、は、あっ……くっ、はぁ……い、く……んぁ!あぁ……ぁ…助けてッ……っ、くぅ…」
もう数え切れぬほどの絶頂を迎え、限界が近づいているのか、少女の言葉の真意も解らずに頷いた。
体を常に痙攣させながら涙を浮かべ、助けを乞う。
■タマモ > さて、この砦にはどれだけの人間が居るだろうか?
実際には、まだ外は魔族との戦闘中なのだから、全員と言う事はない。
…なのだが、耳を澄ませば、その戦闘も終わっているのは聞き取れる。
今回はどちらが勝ったか、それは言わずとも分かるだろう。
つまり、このまま放っておけば、戻って来た人間達もこれに追加される事となるのは明白だ。
なのだが、少女から向けられる言葉は、助けを求めるものだった。
少女に向けている、その表情が変化する…少女にそれが、どれほど邪なものと見えるのか…それは分からない。
「そうかそうか、それで良いか…その連中からは、助けてやろう。
ふふ…代わりに、妾が満足するまで、たっぷりと楽しませて貰うが、な?」
人間達への力を解く、途端に、操り人形の糸が切れたかのように、全員が倒れ込んでしまった。
触れてみれば分かるだろう…皆が皆、事切れている。
そうすれば、その身を痙攣させている少女へと寄り、その腕に抱える。
ぐい、と軽く頭を上げさせ、耳元へと唇を寄せて。
「では、今日のところは適当に…日が昇るまで、絶頂に狂わせてやろう」
吐息を吹き掛けながら、囁く言葉。
それは、果たして助けられた方が良かったのか、分からない言葉である事だろう。
そのまま、場所を変えようかと言う感じに、歩き始める。
こんな辺りが崩れ、歩き辛い場所では色々と楽しめようもなさそうだから。
その後、少女がどうなったのか…それは後に語られるのか、二人だけの秘密となるのか、それはまだ今は分からない。
ご案内:「タナール砦」からルリシアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からタマモさんが去りました。