2017/08/03 のログ
ゼロ > 「ああ、うん。
 なんというかね……」

 独特な言い回し、指摘されてそれは言うべきかどうか悩んだ。
 流石に、初めて会っただけの戦友。
 必要以上の情報になるだろうし、と。
 どうしようか、と夜空を見上げて。

「……っ。
 あ、ああ、そういう方面の。
 うん。
 まあ……うん。
 おすすめはできないかな」

 宿すの意味を把握して少年はしどろもどろ。
 経験がないわけではないが薄い。
 いきなり言われるとやはり耐性的に。
 恥ずかしいものもある。

「僕の体は、薬で作られたものだから。」

 先天性のものじゃないからと。
 強い子が生まれるかどうかはわからないし、その説明にも、ちょっと難しいだろう。
 交代のはずの時間は、彼女への説明などで、結局二人で門の警備をするハメとなったという。

紫・沙華 > 「ふぅん…あなたも不思議な人生を歩んできたみたい。興味ある。もっと聞かせて?」

少女の破廉恥な問いかけにしどろもどろする少年を見るとようやくクスリと笑って見せて、その後少年がこれまで歩んできた人生に興味を持ったらしく、少年との語らいに門の警備の時間を費やしてしまうのであった

ご案内:「タナール砦」から紫・沙華さんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からゼロさんが去りました。