2017/04/21 のログ
ご案内:「タナール砦」にクルエルさんが現れました。
■クルエル > 砦の裏手で横たわる魔族風の少女
決して死んでいるわけではない、気絶しているわけでもない
「……退屈だな」
トラバサミに引っかかって動けないまま、結構な時間が経っていた
痛いのには慣れているので別に苦痛ではないのだが…
暇を持て余しすぎるのが問題だ
いっそもう人間でもなんでもいいから見つけてくれないかと思い始めてきた
■クルエル >
というか見回りの魔族かなにかいないのかと思ったが、よく考えれば砦でも魔族の国側
見回りを厳重にしているのは人間の国側だろう、聡明ではないがクルエルはそう気づいた
となれば、大きな声でも出して見ようか
「………」
あーん、と口を大きく開けるがそれだけで留まる
「(めんどくさいし、魔王が大声で救助を求めるとか格好がつかない)」
ころん、と再び横になった
■クルエル >
そんなこんなでは誰も助けに来るわけもなく
再び時間だけが過ぎていくのでした
ご案内:「タナール砦」からクルエルさんが去りました。