2017/04/15 のログ
ご案内:「タナール砦」にジャークさんが現れました。
ジャーク > 何でも、奴隷を得る絶好の機会がここタナールで訪れたらしい。
それなりに大きな抗争があり、人と魔とが戦火を散らす。
さて、その戦域の虚を突かんばかり、こそこそと様子を伺う悪人一同が居た。
優雅なる貴族を自称する男と、それらを取り囲う、悪趣味なくらいギラギラした宝石のついた武具を纏う衛兵達、およそ両手で数えられない程度には数がいる。
やり方は貴族らしくいつもの汚い目立たずに、罠をしかけたりお零れを拾ったり、漁夫の利をかっさらって行く、ハイエナ同然の兵法である。

「さて、私も一儲けさせてもらわねばならんな。
……ククク、この際人間でも構わん、有耶無耶に拉致してしまおう。
この頃良い奴隷も居らんもんだから、鬱憤が溜まっているし、な。
さて、一応確認しておこうか、銀のトラバサミと魔力をかき消す煙、それから毒矢と…」

そうして身勝手な欲求を持ち、今日も悪人一向は悪事に励む。
仕掛けた罠を昆虫採取の様な気軽さでこそこそと戦域を迂回しつつ調べに行くのだった。

ジャーク > さて、彼等が今日は何を得る事が出来たのか、
変わらず王都で素知らぬ顔して悪政に加担する姿がまた見えることだろう。

ご案内:「タナール砦」からジャークさんが去りました。