2017/04/06 のログ
ご案内:「タナール砦」にフローディアさんが現れました。
フローディア > (砦の防衛戦・・・そこにちょうど近場にいた為に加勢、という形で手を貸した。魔族と人。どちらに味方するかと言われれば当然人であり、私はミレーとは言えど人の街に住む身である。・・・請われれば断る理由はなかった。
・・・しかし、魔族の攻勢はおもったよりも激しく、砦は陥落。私も最後まで抵抗したが、複数に囲まれやがて地に伏すこととなった。そうして放り込まれたのがこの牢獄である。日に三度それなりの食事は与えられるものの、自由はなく。時折面白半分に牢を訪れる魔族がこの身体に好き勝手に触れてゆく。叩かれることもあった。複数の魔族に輪姦されることもあった。自分の食事皿に精をかけられ、それを飲め、と辱められることもあった。 ・・・自分を打ち負かした勇士ならばともかく、何も関わりのない男なんぞにどうして身体を自由にされなければならないのか。そんな怒りと屈辱に身を震わせながらもただその屈辱に耐えて、耐えて、耐えた。私は白狼の跡取り。こんなところで死ぬ訳にはいかない。 そう考えて、ひたすらに耐えた。

――そして、光が差したのは数日前である。上から争うような物音が聞こえてきた。人間の反撃が始まったのだろう。ここで人が勝てばここからの脱出も叶うかもしれない。そう信じて、期待に身を震わせた。
・・・けれど、その光はまやかしであった。自分の隣の牢や反対の牢にいた人間達は解放されていった。 ・・・けれど、自身は解放されなかった。理由は唯一つ。ミレーだから。その一点である。マグメールの国ではミレーは労働を行う奴隷、もしくは性奴隷として扱われることがほとんどである。捕らえられていた私をこれ幸い、とそのまま性奴隷として捕らえておくことを人は選んだらしい。 ・・・結局、人が勝利しても私の生活は変わらなかった。訪れる者が人か、魔族か変わっただけ。ここに捕らえられたまま、知りもしない相手に肌を触れられる。弄ばれる。それを繰り返す日々。 

――数時間前、再び上の方から争うような物音が響き出した。隣の牢に入れられた魔族の女は期待するように目を輝かせ始めたが・・・。勝つのは人か、魔族か。 それは次に捕虜を解放する為に降りてくる者、もしくは戦勝祝いとして奴隷で遊びに来る者の姿で確認できるか。)

フローディア > (――争いの音が止む。兵士諸君にとっては勝利し、一時の休息を得る時間であるが、私にとってはこれからが戦いの時間だ。 ・・・戦いで昂ぶった身体を慰める為に此処に奴隷を抱きにくる男達。それが人か魔族かどちらになるかはまだ分からないが。どちらにせよ、ここに入るには鍵が必要だ。檻の扉を開ける鍵が。地下室の入り口にご丁寧に誰でも使えるようにそれぞれの牢の鍵が下げられているそうであるが・・・どこの牢に入るにしてもそれが必要であるらしい。ならば、まず抱かれるのは耐えよう。何をされても耐え忍ぼう。そして、相手が満足し、油断したその時、鍵を奪ってやるのだ。鍵さえあれば、ここから脱出は可能だ。その最中、衣服や武器などを得ることも出来れば更に儲けである。 ・・・それが白狼の少女が考えた脱走計画である。その計画があるが故に、白狼の目はギラギラと輝きを失わず、奴隷の身でありながら光を宿す。少女にとって、一種の拠り所に近いものであった。誰かが聞けばその穴だらけの計画を笑うものもいるかもしれないが・・・もう、私にはこれしかないのだ。 ――未だその計画は成功することなく、白狼の少女は奴隷の身に甘んじる。いつか来るであろう、自由な空を夢見ながら・・・静かな地下牢で娼婦の真似事を繰り返す。)
ご案内:「タナール砦」にナイジェル・R・ホークさんが現れました。
ナイジェル・R・ホーク > (争いの音が止んだ後に地下へと降りてくる足音、入り口にかかる扉の鍵を手にすると牢を一つ一つ見て歩く。地下室を一周した後に立ち止まるのは他の者達とは異質の光を瞳に宿す女の牢の前。襤褸を纏い、奴隷に身を窶しながら脱出を狙っているのを感じ取り、面白いと薄く笑う)

汝はただ助け出されるのを待つだけか?それとも自ら勝ち取るか?

(静かに告げ、答えを待たずに牢の鍵を開いて様子を見る。かかってくるならただ相手をするだけ、そうでないならそのまま頂く。直感が正しければ、かかってくるはずだと落ち着いた様子で白狼の女に見せるよう、身に着けた武器を外して入口の方に放り、男女の差があるとはいえ一応は対等な条件のはずだといった姿勢を見せて)

フローディア > ・・・。

(ギロリ、と輝く真紅の瞳。わざわざ牢の鍵を開け、素手での決闘を挑んでくるなんて物好きな男だ、と思うけれど。けれど、これはチャンス。それは間違いない。じゃらり、と首輪から連結された鎖が擦れ、音を鳴らし、座り込んでいた姿勢からゆっくりと立ち上がる。満足な食事を取ることも出来ず、その肢体はほっそりと痩せてこそいるものの、ギラギラと輝くその瞳はまるで手負いの獣のようであるだろう。生に執着する、傷だらけの手負いの獣。あらゆる手を尽くし、あらゆるリスクを捨て、ただ生だけを望む、最も危険な状態の獣。それと同じ匂いを少女の瞳から感じられるだろう。)

舐められた、ものね・・・。後悔しても、知らないから。

(そう宣言と共に、そのしなやかな身体は地下牢の床を蹴り、じゃらんっ!と鎖がこすれる大きな音を鳴らしならら彼に接敵する。弱っているとはとても思えない速度で彼に接近し、その首をへし折らんとばかりに首筋に鋭い蹴りを叩き込もうとして。)

ナイジェル・R・ホーク > (言葉に一際強くなる真紅の瞳、鎖が擦れる音をたてながら立ち上がるのを見るとやはりと楽しげに嗤う。満足な食事が与えられていなかったのか、痩せてはいるもののそれが逆に手負いの獣を思わせ、強い執着を感じる。状況を考えれば、短期決戦で急所でも狙ってくるだろうかと予想を立てるが、構えもせずに無造作に踏み出す)

後悔?するぐらいなら、最初からチャンスは与えぬ。勝ったら好きにさせてもらうぞ。

(瞬間に強く蹴られた床、一歩で踏み止まった己と違い飛び込んでくる女の身体、鎖を鳴らしながら体を引き絞り、勢いよく首筋に放たれた鋭い蹴り、片手で防御して逆の手で鎖を掴んでちぎる。少し後ろに下がって距離を取り、防御した手を軽く振ると仕切り直しだと構えて)

フローディア > ・・・元から私は虜囚。出来るものなら、やってみればいいっ・・・!

(元よりこの身は自由なき奴隷にして虜囚。普段はこのチャンスさえ与えられず、好き勝手に弄ばれていた。今更失うものなどない。私が今、出来る事は恐れることなく彼を打ち倒すことのみ。 ――けれど、1つ恐れることがあるとすればそれは時間である。彼が此処に来たということはそろそろ他の兵士達もこの地下牢に集まってくる頃だろう。奴隷を弄ぶ為 捕虜を入れ替える為。 何が目的なのかは知ったことではないが、いつまでも時間をかけていては彼を打倒した後脱出の必要があるためその成功率が下がる。なるべく早めに打倒する必要があるだろう。そうでなくとも、栄養不足で体力が落ちている。長期戦に耐えられるような状態ではない為に、なるべく早めに打倒しなくては。
挑戦状を叩きつけてきた彼に対し、少女が選んだのは首筋に対しての蹴り。人体の弱点の1つでもある首をへし折る、それが無理ならば衝撃を与え、昏倒させる。それを狙って放ったものである。けれど、牢に捕らえられてまともな運動も栄養もなかった為にやせ細ったこの身体が出せる出力は大分下がっており、速度こそ出せたものの、威力が乗り切らなかった。あっさりと防御されたその一撃は、彼の逆の手で鎖を握られ、引きちぎられた。その勢いで地面に叩きつけられるように落下し、そのままの勢いで跳ね上がり、宙返りをして地面に着地をする。 はー、はー、と肩で息をして。)

・・・ッ!

(そして、彼が構えを取れば一撃で急所を捉えるのは難しいか、と考える。ならば、手足から奪う。先程と同じように床を蹴り、接近し・・・彼の手前で着地し、その足でもう一度飛び上がり上半身へ攻撃を仕掛ける、と見せかけてからそのまま足払いを仕掛け、彼を転倒させようとして。)

ナイジェル・R・ホーク > (引き連れてなら問題なく、一人で地下室から出てくるものがあれば、その者には手を出さない約束は取り付けてある、実際守られるかは別にしてだが。その条件は言わぬままに始めた戦闘、本来であればもっと威力も乗っているのだろうと蹴りを防御する。速度はあっても体重差もあり衝撃で昏倒する事は無く、鎖を掴んでちぎると落下した勢いで跳ね上がりバランス良く着地するのを見つめて。残る力を振り絞るように息を整えながら見返してくる瞳、一歩引いて構えを取ると考える時間を与えて)

狙いは悪くないが、残念だったな。

(床を蹴って飛び込んでくるのは前回と変わりがないが、手前で着地をすると仕掛けられる足払い。背後に跳ね上がって後ろからとも考えていたため、それよりも対処がしやすいと一言告げ、伸びてくる蹴りに蹴りを重ねる。速度では劣っている代わりに体重里力の差から揺るぐ様子は見せず、さらに踏み込んで追撃だと首を掴むように手を伸ばして)

フローディア > (彼が交わした約束など知る由もない少女は唯唯時間に対して焦りを覚える。その約束があろうとなかろうと、これから続々と集まってくるであろう兵士達からすれば関係のない話であろうし、二人も三人も相手をするほど余裕がある訳ではない。時間が経てば経つ程兵士達が集まってくるのは知っている。ここから脱するには兵士達が集まってくる前に結局脱する必要がある。)

嘘・・・ッ!

(少女の本業は傭兵でも冒険者でもなく、狩人である。主に相手をするのは生き物であり、手練の人間を相手にすることは少なかった。それが、魔族の手に落ちた敗因の1つであり、彼に手も足も出なかった要因の1つであろう。体力の落ちた少女の蹴りは彼の蹴りに容易く止められ、そのまま弾かれるように後方に飛ばされるだろう。そこに追撃とばかりに手を伸ばされれば、それを止める術は少女にはなく。)

――かはっ・・・!

(首を掴まれて、そのまま地面に押し倒すか それとも、空に担ぎ上げるか。それは彼の選択次第であるが、それに対抗して少女はその彼の腕に手をかけ、爪を立て、抵抗を見せるけれど・・・弱った少女の力ではそれを外すことも叶わず。万全であったとしても、力よりも速度を重視するスタイルである。ここまで追い込まれてしまってはどうにもならなかっただろう。)

ナイジェル・R・ホーク > 素直すぎる、そういう事だ。

(そこまで威力を乗せたつもりはなかったが、体重差などもあってだろうか、女が後方に飛ばされたのを見ると踏み込んで距離を詰める。手を伸ばせば簡単につかめた首、狙いなどは悪くないが、動きは人に対しては直線的すぎる、あまり人との相手が少なかったのだろうと予想し静かに告げて)

勝負ありだ。雌犬として飼わせてもらうぞ。

(首を掴む手を掴み、爪を立てて抵抗を試みているが、力がないのか食い込む事も無くじゃれている程度にしか感じない。スタイルの違い以上に満足に食事がとれていなかったのが響いているのだろうか、静かに告げると抵抗はさせるがままに首から手を放し、姫抱きに抱きかかえて。何人にも嬲られるよりは良いだろうと付け足し、不服ならいつでも相手してやるから腕を磨けとも囁いて)

フローディア > 万全なら、もう少し、色々っ・・・!

(最早、言い訳にしかならないが、少女は色々制限された状態でここに転がされていた。獲物はなく、栄養不足に運動不足。魔力も奪われて空であり、幾人もの男を相手にしたことでの疲労もあった。万全であったのなら・・・魔術を用いて、もう少し翻弄する術もあったのだ、と。・・・それでも返り討ちにされる可能性も当然あるが。結局の所、素直過ぎるというのは万全であったとしても、根本は変わってないのだ。)


っ、あっ・・・!?

(雌犬、と告げれば瞬く間に少女から力が抜けていく。どこか苦しむように悶え、相手の腕に爪を立てることもできなくなってしまって。 ――恐らく、彼は知る由もなかっただろうが、白狼には1つの呪いが刻まれていた。肛虐の呪い。かつてとある淫魔に刻まれた、瞬く間に尻穴を性器へと変える呪いである。それの発動ワードは・・・雌犬。彼が何気なく呟いたその言葉に少女の臀部に刻まれたその淫紋が発動する。妖しく桃色に輝き、少女の身体を魔力が巡り、瞬く間に男を受け入れる体勢を整えていく。もし、貴方が何かと思いその襤褸を捲り上げれば妖しく輝くその淫紋と物欲しげにひくひくと呼吸する尻穴が見えるだろう。姫抱きに抱えられながら、足をもじもじと擦り合わせて。)

ご案内:「タナール砦」からフローディアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からナイジェル・R・ホークさんが去りました。