2017/03/23 のログ
ご案内:「タナール砦」にロッテルさんが現れました。
ロッテル > 魔族と人間が、血で血を洗う傍から見れば呪われているとも呼べるほど、殺気だった砦。その中で、人間の陣営がかつて拠点として使用していた簡素な広間は少し前までは人間の騎士同士が緊張感を保ちながらも互いを励まし合いながらも身体を休めるべき場所として使われていた。

……、『彼女』がやってきてからは、それも無残に変わり果ててしまったが。

「あはははは、おめでとう!!魔族は退治できなかったけど、みんなで仲良くあたしの子供たちのお母さんになれるよ!!やったね!!!」

一人、愉快に叫ぶのはピンク色の触手のような尻尾で無残な姿となった人間の女性たちを撫でまわして悦に浸る一人の人型。彼女もまた、人間の形をしていたが、その肢体についた異形によって、数ある女騎士たちを襲撃。ある者は体内へ侵入させられた尻尾で内より貫かれ絶命、またある者は「繁殖」の犠牲者として望まぬ異形の子を孕みながら身動きを封じられ、十数名規模の女騎士たちは皆喘ぎ声と悲鳴を入り乱れさせながら部屋一帯を淫らな気に染め上げていた。

「うんうん、あたしもやれば出来るんだね。死んじゃった人間さんはゴメンねー。君たちは「繁殖」に向いてないし、暴れん坊だからあたしの邪魔しないように眠って貰ったよ!」

孕み腹のまま、粘液によって身動きを封じられた女騎士たちに紛れ、鮮血を流しながら事切れたいくつかの死体を見て無邪気に笑う少女。破裂しそうな勢いで膨張し、張り詰める腹に苦しむ女騎士たちを見ていつ産むのかな、いつ産まれるのかな と楽しそうに眺め続ける。

ご案内:「タナール砦」にロイナさんが現れました。
ロイナ > 砦から感じられる殺気が途絶えたことで、物見遊山気分でやってきた淫魔が一人。
一応戦えるけれど面倒なことこの上ないし。いい具合に魔族が支配していたなら、誰か適当に女の子を見つけて持って帰ろうという企みだった。

が、簡素な広間をヒョイっと覗き込むと鼻先を漂う血の香り。
部屋一帯が淫らな気に染まっているのを感じながら、その中央あたりで無邪気に笑う少女を見つけた。
見覚えのあるその姿に首を傾けて…

「ロッテルじゃん。また『繁殖』させてたの?」

飽きずによくやるねー、なんて言いつつ彼女の元へ近寄っていく。
魔族同士、以前から互いの顔は知っていた。やることなすことが、お互いこんな感じであるし。
彼女のすぐ隣に座って、ざっと部屋全体を眺めまわしてみる。

ロッテル > 『ぎ…ぁ、ぁぁぁ…た…ず…げ…』

「頑張れ~♪強い赤ちゃん産むには、お母さんも強くなくちゃね!!あそこ、ヒクヒクしてる…もうちょっとかなー??」

既に意識が混濁としている女騎士の腹を尻尾で優しくつんつんとつついては楽しそうにニヤニヤ笑う。小動物相手にじゃれ合っているような感覚なのだろう。

…そんなお楽しみの最中に、思ってもみない客人が現れた。

魔族だ。いや、それだけじゃない。とても馴染みのある…

「あっ、ロイナだ。よく来たね~!ロイナがその辺の人間さんにやられる心配はしてなかったけどさ~。こんなんだけど、もう慣れてるよね??」

既にぐしょぐしょに濡れた尻尾や、己のものか彼女らのものか知らない体液まみれのナリで、呑気に返事をする少女。
知人である彼女を拒む様子もなく、体液をかぶった尻尾を、まるで手の代わりのように振る。

「あたしから『繁殖』を取ったら何が残るのかな?知ってる癖に~♪せっかくだし、後でロイナともやっちゃう!?と言うかやってこうよ♪」

やってきた彼女には、いきなり身も蓋もなく、お得意(?)の『繁殖』に付き合わせようと屈託のない笑顔で。