2017/02/26 のログ
ご案内:「タナール砦」にジャークさんが現れました。
■ジャーク > 「隅から隅まで調べるのだ。良いかね?キミ達。
今日と言う今日こそ魔族の娘を探し当て、捕まえるのだ。」
魔導機械をふんだんに使った大きく華美な人力車の上でふんぞり返り、やけに煌びやかなグラスに入った飲み物を煽る、優雅なる貴族。
タナール砦はそれなりに大規模な人魔の抗争が起こっており…結構人間の側が優勢である、との情報が流れてきた。
それに乗じて、汚い奴は汚い奴らしく、戦場をハイエナの様に美味しい所を持っていこうというわけだ。
部下の衛兵を数多と引き連れ、性懲りもなくタナール砦へ望むのだった。
「クックック、魔族の娘を捕えた暁には、
存分に拷問して、ペットにして…最後には衆目の前で処刑してやるのだ…きっと楽しいぞ。
まぁ別に…人間でも良いんだがな、楽しめさえすれば。
さて、先ずはだな―――」
捕らぬ狸の皮算用。
ともあれ、大変楽しそうに下衆の笑顔を浮かべて、人間側が制圧した所をそれはそれは堂々と通っていく。
■ジャーク > その後、大分と砦の中をうろついたものの、一向は大した戦果を得る事も出来ずに、
無駄足だったと優雅なる貴族はその日、大変に機嫌が悪かったと言う。
ご案内:「タナール砦」からジャークさんが去りました。