2016/07/04 のログ
ご案内:「タナール砦」にメルティスさんが現れました。
■メルティス > (暗い夜空に真円の満月が浮かび、砦を見下ろす頃。周囲には未だ戦いの跡が色濃く残り、砦内部には未だ緊迫した空気が流れ――ているようなことは特になく。むしろ、砦内部であちこちで酒が振る舞われ、豪華な食事が振る舞われまるで宴会のような雰囲気であった。人々の顔には笑顔が宿り、勝利を噛みしめるように楽しげな様子で食堂で騒いでいる人間達がいた。
――先程、魔族の襲撃があった。しかし、それを今回は見事撃退したのだ。再び襲ってくる可能性もあるにはあるが、此度は大打撃を与えた為、軍を再編成するには時間がかかるだろう。ならば、そう・・・今なにをするべきか、といえば――宴だ。毎度毎度ピリピリしていては疲れてしまう。勝利した時くらい、こうして騒いだってバチは当たらないだろう。)
――ふ、そうほめた所でなにもでませんよ?我が魔術は山をも砕き、海をも割く。この程度造作もありませんとも!
(上機嫌に帽子を揺らす魔女もその宴に混じっていた。この魔女も巻き込まれた形になったが、この防衛戦に参加していたようだ。互いに此度の戦闘の自分の活躍を自慢し、相手の活躍を称える。酒と料理を愉しみながら、魔女は冒険者達とこの宴を楽しんでいて。――あまりお酒に強い訳ではないためか、すでに顔を若干赤くしながらも。)
■メルティス > (――そして、冒険者達と此度の戦闘について華を咲かせて居た頃、流石にちょっと酔が回ってきたかな・・・と、自分でも自覚し始めて。)
んー・・・・少し、夜風にあたってきますねぇ・・・?
(と、冒険者達に手を振ってふらふら、と覚束ない足取りで外を目指す。 ――ゴン、とおもいっきり柱に頭をぶつけ、頭を抱え見送った冒険者達から あいつ大丈夫か・・・ 的な視線を受けつつも、食堂から外に出て夜風を浴びて)
・・・人っ子一人いませんねぇ。
(割りと夜目は効く方、という自負はあるがそれでも砦の周囲・・・とりあえず正門側の方には魔族の影は見当たらなくて。司令官が言った通り、今夜一日限りくらいは大丈夫そうだ。・・・とりあえず、今日一日休んで、明日二日酔いとかなかったら王都に帰ろうかなぁ・・・なんて考えつつ、しばらく夜風に当たる。・・・そして、数十分もすれば折角だし、もっと料理とか欲しいなぁ・・・、と再び怪しい足取りで食堂に戻り、料理を物色して。こんなに上物の料理を食べ放題とか、そんなのなかなかない。)
ご案内:「タナール砦」にトモノさんが現れました。
■トモノ > 「酔い覚ましに甘い飲み物はいかがですかー?天然物のワイルドベリーのジュースですよー。」
(いつもの地味な黒服とは少し違って、ベストにカッターシャツ、蝶ネクタイに腰巻タイプのエプロンで、片手にトレイ。ショートカクテルのグラスに注がれている真っ赤なジュースは少年が自分で集めて作った一品だ。甘酸っぱい野イチゴみたいな果物のジュース。なんでここに居るかと言えば、色々と保存食やら何やらを作っていて、その商品化を狙って営業していたところ、ちょうどこの城で宴会が行われていて。売り込むついでにバイト代ただで手伝いを申し出た。ちなみに、背中に片掛けのひもで背負っているボックスには瓶詰の同じジュースが冷やされている。)
■メルティス > (ウェイターの人の声だろうか。不思議とあまり記憶に残らないような毒の少ない声が耳に届く。しかし、その声が告げるモノは魅力的だ。――酔い覚まし。自分でも分かるほどに結講な酔いが回ってるのは自覚できる。時折、夜風にあたって少しマシになったといえど足がふらふらしてるのは自分でも理解できる。ゆらゆらと危なっかしい足取りのまま魔女帽を揺らし、その声の主へ近づき・・・)
すみません、ちょっとそれ一つ貰えます・・・?
(真っ赤な顔で彼にそう一言声をかけた。ふらふら、と危なっかしい足取りで彼に近づき――ほんのりアルコールの香りをさせながら、話しかけて)