2016/05/12 のログ
ご案内:「タナール砦」にリトさんが現れました。
リト > 魔族たちが勝ち鬨を上げる砦の物見台。
少女は手摺に身体を預け、ぼんやりと遠くを眺めていた。

「下は賑やかだねー…」

自分が戦いに参加したわけでもないが、喜びが伝染したのか。にぃ、と唇が弧を描く。

「次に攻めとられるのはいつかなぁ」

縁起でもないことを言い出す始末。

リト > 舌舐めずりをするように牙を念入りに舐る。
この後は、女性捕虜を一人いただいて城に持ち帰るつもりだ。勿論、食事の為である。

「美味しそうな子、いるかなー?」

品定めをするのが今から楽しみらしい。
声もどこかしら弾んでいる…。

リト > 暫くして、少女は下階へと降りていく。

未だ興奮醒めやらぬ魔族と交渉し、一等美人な女騎士を連れて城へ戻っていった。

その後、砦は再び人間の手に落ちることになるが、それはまた別の話――

ご案内:「タナール砦」からリトさんが去りました。