2016/04/22 のログ
ご案内:「タナール砦」にエステラさんが現れました。
エステラ > 砦が遠めに見える丘の上。
周囲の景色に溶ける様な色合いのマントを羽織り望遠鏡を片手に伏せる人影。
右から左、左から右と眺めれば見えたものを羊皮紙にと書き記す。

「見張りは30分おき。数は多くない?」

砦が連絡を絶ち3日。念の為と派遣された訳だがどう見ても魔族軍に占拠されているとしか言えない光景にため息を吐く。
直ぐに引き返してもよかったのだが侵攻の下準備としてある程度は情報を持ち帰ろうと遠目の偵察を続ける。

エステラ > 「あちらからも見ておくか」

砦の一角の見張りの動くサイクルを大方ではあるが記録できれば次は正面付近を確認しようと伏せたままにゆっくりと移動を始める。
もし近くで見れば間の抜けたような姿でゆっくりと這い移動すれば適当な物陰に付き一息を吐く。

「こっちはどう…かな」

汗を軽く拭い水を口に含めば周囲を見回して砦の偵察を続けて。

エステラ > 正面は流石に人が多く。万が一見つかれば面倒ごとは確実と感じれば長居は無用と物陰から移動し一気に丘を駆け下りる。

「問題は…」

この報告で軍が動くかなのだがそれは上の仕事と割り切る。
馬を隠す場所まで無事にたどり着けばあとは一直線に王都へと帰還するのであった。

ご案内:「タナール砦」からエステラさんが去りました。