2016/02/21 のログ
■ロイナ > 「まぁ確かに、女の子から直に吸い上げるものが一番だけどね」
それについては全く同意を表す。
手早く済ませたい時は、そこらに転がる淫気を吸って満足するのだ――不味い美味いはこの際置いておく。
「構わないよー。構わないけど……ふふ、対価も要求したいね」
「この後時間ある? ちょーっと、アンタの身体……味見したいんだ」
自分にも負けじと豊満な身体つき。見つめていれば欲が湧いてきた。黙っておく代わりとして提案してみる。
訓練に精を出すミノタウロスらを傍目に、続いて向かうは階上。
「まぁ良いトコ生まれっても、私にはあまり関係ないけどねー。跡継ぎはもう決まってるし」
■イニフィ > まあ、野良で味わえばどうしても美味い不味いは出てきてしまう。
面倒なときや空腹時なんかはそれでも構わないけれども、やっぱり拘りたいときはあるのだ。
「…まあ、タダで黙っててくれなんて虫が良すぎるものね。
んふふ、いいわよ。見学し終わったら愉しんじゃう?」
なんて、誘ってきたロイナの言葉を買い言葉で返した。
ちょっとだけ、誘うような視線を投げかけておきながら。
本来ならば攻めるだけせめて愉しむのだけれども、たまになら受けに回ってもいいかもしれない。
たまーに、だけれども。
階上に足を踏み入れれば、そこは人間の領地だったころの見張り台になっているらしい。
奥のほうに魔族の領地がよく見える。
「あら、そうなの?…アタシのところもねえ、もう一人妹がいればよかったんだけど。」
残念ながら、一人っ子のため跡継ぎは自動的に自分に回ってくる。
そもそも、自分の家では魔力を高めるために子供は一人しか作らない決まり、らしいが。
■ロイナ > 拘りたい時は存分に拘る心算ではある。一応好みだってあるのだ。
「おっ、乗り気? じゃあ味見といわず……愉しんじゃおうか。ちょうどお誂え向きの部屋があるんだよね」
売り言葉に買い言葉。それならば遠慮をする心算もない。
階上、いわば見張り台というか櫓のようなものだ。
魔族の領地と、人間の住処を一辺に眺め回せる場所。
「私のほかにも一人、弟がいるからね。跡継ぎはそっちなんだ」
ルフィルレート家の家のしきたりは知らないが、一人っ子だということに一抹の同情心のようなそれが湧く。
さておき、最後に向かうは今しがた言った通り――「お誂え向きの部屋」
■イニフィ > まあ、愉しむならば別に何かするわけでもないし、構わないだろう。
それに、そういう常時的なことはやはり好きなのだ、淫魔だから。
ひとしきり見張り台からの眺めを担当し、次はあの辺にいってみようかな、などと思考しながら。
「弟、ってことはインキュバス?…へえ、そっちは淫魔全般なんだ?
私のところはサキュバスオンリーだから、男の淫魔はすぐに養子に出されるんだって。」
ゆえに、残ったのが自分だったというわけだ。
一人っ子というよりも、ただ単に兄弟がいるのを許されなかったというところか。
最後に案内されたのは、元々は兵の宿舎のような場所だったところ。
今では魔族が寝泊りしている場所なのだろ浮けども、実際には夜までの時間を過ごす場所とでも言う部屋だろうか。
この時間は、兵たちは皆訓練中なのか、邪魔者は一人もいない。
「ふーん、確かにお誂え向きねぇ?…そういえば、さっき捕虜みたいなのがいたわよね?」
もしかして何人かつまんだ?なんて意地悪な質問も投げかけてみたり。
■ロイナ > 此方とて淫魔だ。こういったことは慣れているし、率直に言えば好きなのである。
「そう、淫魔全般。だからといって変な誇りとか気品とか、そういうのを持ってるわけでもないけどね」
兄弟を持てなかったらしき彼女。今度弟と会ってみる?なんて何気ない誘いをかけつつ、兵舎に足を運んだ。
その中でも、広めの一室に案内する。
「捕虜を慰み者にする時はこの部屋を使うらしいの。外に音が漏れないし、うってつけなんだってさ」
「ん?……ふふ、男の捕虜には手をつけなかったけどね。女の捕虜はつまんだよ。……味見してみる?」
自分の唇を指でつつきながら、妖しげに笑う。
身につけていたチュニックを脱いでいけば、豊かに揺れる双乳が露わになった。
■イニフィ > まあ、誇りなどを持ち合わせていないのはイニフィも同じだ。
そうでなければ、今頃どこかで人間の村を襲って占領下にデモしているだろうし、そもそもこんな格好をしているはずもない。
弟と会ってみるか、という問いには軽く首を振っておいた。
「それは遠慮しとくわ、しばらくはあっちに帰る予定はないしね?」
何より、インキュバスと会ってどうなるか、などと解りきっているところだ。
きっと、母親がいい顔をせずに飛んできてそのまま――なんてことにもなりかねない。
露出が目立った服装も、脱いでしまえばその下の豊満な体を惜しげもなく晒す。
自分にも負けないほどの巨乳の持ち主を、少し妖艶な笑みで見やりながら。
「あ、いいわねぇ。じゃあさ、後で一人食べさせてよ。出来れば長持ちする子がいいわね。」
私はこう見えて激しいの、などと妖しく笑みを浮かべながら。
そっと頭に巻いているナプキンを取り、スカートのチェックを外した。
■ロイナ > そういえば、確かに町娘の格好をしている。今まで意識していなかったが。
問いに対する返答を見ればさして残念とも思っていないような口ぶりで。
「そう。なら仕方ないね」
確かにルフィルレート家の事情を鑑みれば、会わせない方が賢明なのだろう。
豊満な肢体を惜しげもなく彼女の眼前に晒しながら…
「別にいいよ?長持ち……あぁ、そう。確か騎士の女の子がいたけど、どう?」
女性騎士は、少なくとも自分の中では珍しかったのでよく覚えていた。
そう勧めながらイニフィが衣装を脱いでいく様を笑み混じりに見つめる。
■イニフィ > まあ、会っても指して問題はないのだろうけれども、そこは一応家のしきたり、というところだろう。
やはりサキュバスともなると、それと双極を成すインキュバスとは仲が悪いらしい、母親の話では。
「女の子の騎士かぁ、そうね。後で見せてもらえる?」
そこそこの身体ならばじっくりと味合わせてもらいたいところだ。
どうやって攻めてやろうかと考えつつも、今はこの情事を心行くまで愉しむとしよう。
スカートから脱いでしまえば、そこから見えるのは女性らしい括れと白い素肌。
そこからさらに、上着を脱ぎ捨ててしまえば自分もまた、彼女に負けぬほどの巨乳をさらす。
少し、胸を寄せて谷間を創って見せれば、軽いウィンクをして見せた。
「んふふ、お待たせ?…さてと、それじゃ・・・・・・ね?」
淫魔同士の夜は、今日はずいぶんと長くなりそうだ。
ただ、その日―――何人かの下級魔族が淫魔の気に当てられ気絶していたというのは、また別の話。
ご案内:「タナール砦」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「タナール砦」からロイナさんが去りました。