2015/12/29 のログ
ご案内:「タナール砦」にアルバトロスさんが現れました。
アルバトロス > (ティルヒアとの戦が終わってから、暫く経った。敗戦国であるティルヒアの処理に追われているのだろうが、魔族との戦いは終わってはいない。此処、タナール砦ではいまだ魔族との小競り合いが続いている。)………。(だが、今日に限っては奇妙な程に静かだった。砦の門の前に立つ男は何も聞こえない門の向こう側を訝しむ。魔族に制圧されているならば、今頃が魔族が出てきているだろう。人間側が制圧しているならば、見張りの1人や2人はいるはず。その両方にも該当しない状況だった。)…中に入らないと何も始まらない、な。(門を蹴り破り、砦の中へと足を踏み入れる)
アルバトロス > (砦の中へと侵入した男が最初に目にしたのは床に飛び散った血だった。床だけでなく、壁や天井にまで飛び散っている。色は赤い。つまりは人間の血だ。飛び散らかり方から考えて、1人や2人だけのものではない。男は剣を抜いて警戒心を強める。)………何かの破片か。(次に床に落ちていた鉄の破片に目が止まった。良く見てみれば、大きなものから小さなものまで、ばら撒かれるように転がっている。)…何かが居た、か。(恐らく、砦に居た人間は皆殺されたのだろう。死体が全く残っていないということは、何処かへ持ち去ったか、その場で"処理"したか。いずれにせよ、興味を持った男は砦の中にいるかもしれない何かを探し始める。)
アルバトロス > (砦の中を一通り探索してはみたものの、興味を持った何かを見つけることは出来なかった。既に砦から去っているのだろう。男は剣を納めないままで、少々落胆するような息を吐いた。そのまま砦に残っていたとしても、何も意味は無い。魔族が攻めてくる様子もない。)………。(男はそのまま砦から出て行く。何処へ行くかは決めていないままで歩いていくのだった。)
ご案内:「タナール砦」からアルバトロスさんが去りました。