2015/12/05 のログ
ご案内:「タナール砦」にクラリッサさんが現れました。
クラリッサ > しばらくの間小競り合いらしいものすら起きなかった砦もそろそろまたいつも通りの緩衝地帯としての役割に戻るだろう。

そう思いながら砦の見張り台の上に立ってはるか上から地上を見渡す

「…何とか、ここまで来ましたねえ」

ティルヒアと王国が争っている間にこの砦の地下にも自分の触手を侵入させることに成功した。

最も慎重に慎重を重ねてのことで簡単には見破られないだろうが戦闘中のごたごたに紛れて人をさらうことがせいぜいの代物。
最も戦闘中に人が一人ぐらい消えても気付かれないだろうが

クラリッサ > ティルヒアとの戦争はできるだけ長く続いてほしかったが…まあ良く持った方だろう。

このタナール砦は緩衝地帯、下手に要塞化しても厄介なだけ、取ったり取られたりを繰り返す方がお互いに都合がいい。

今は無人…と言うより無人にした、駐留していた少数の人間にはお帰り頂いた、機嫌が良かったのと女性がいなかったので命も取らなかった、我ながら優しい。

「少しの小休止の後に、また魔族と人間の戦争の再開でしょうねえ…」

そのための前準備、面倒だが一応魔王を名乗る身なのだ、何もしないと言うわけにもいかない

クラリッサ > 「…しかし本当に誰も来ませんねえ」

いくらティルヒアの掃討戦が忙しいとはいえゆっくりし過ぎだろう。

とはいえまおうがいきなりやってきて砦を占拠した
となれば下手に近寄ってこないのも無理はないが

「やる気あるんですか全くもう…」