2023/05/07 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアーニアさんが現れました。
■アーニア > 遺跡の中を、一人歩んでいく。
単独であっても立ち回り次第で探索は出来る。
狭い回廊を確保し、多対一を回避し、後は真正面からの衝突で圧倒する。
……幸か不幸か、搦手を使って来る魔物に出くわすこともなく、魔族に出くわすこともない。
宝箱の罠、は解除できないが、ザンバーで遠くから抉じ開け、罠を解除していく。
……媚毒の類であれば、わざとかかることも必要だろうか。
それなりに成果を得ながら奥へと進んで、しかし、望みは果たせていない。
……自分を真正面から圧倒する雄、もしくは手管を以て堕とす雄。
自分を雌として貪ってくれる異形を。
ご案内:「無名遺跡」に虹石の獣さんが現れました。
■虹石の獣 > (のそり、のそり
其れは、通路の先、少しばかり広まった空間の中を歩いて居た
移動中なのだろう、其の場に棲み処と呼べるような物は無く
ただ、其の足取りへと追従する様に、床や壁面へと苔や植物が芽吹く
魔物や魔族が潜むと言われるこの場において、清浄さを感じられる魔力の気配が在ろう
だが、其れが人にとって、必ずしも清らかなりし存在とは限らぬ
――僅かに足を止め、振り返る其の先
程無くして、女が足を止めなければ、其の姿を認める事になろう
女がどれだけ世情を良く把握して居るだろうか、冒険者ギルドにも掲示され始めた
未だ詳細の判って居ない、幻獣、或いは魔獣であろうと言われる存在の事を。)
「―――――クゥルルルルル……」
(鳴き声が、響いた。
まるで興味を持った様に、其の場へと座り込みながら
長くしなやかな尾を、ふりふりと揺らして待つ
――他の魔物が、其の刹那、恐れを為した様に何処かへと気配を消して行く
圧倒する個の存在を、何よりも鋭敏に感じ取るのが野生と言う物
なら――其れを求める、人の雌には。 この獣の姿は、如何映るのだろう)。
■アーニア > 「……わお……。」
依頼票は出ていない。いたずらに出したところで被害者が増えるばかり故、
自分が顔を出すギルドではまだ実績が積み重なっていない冒険者には通達がされるのみの魔獣。
その特徴は覚えていた、頭は良くないが、興味がわくことに関しては話は別。
周囲が苔むしていく。よくは分からない、知識としては理解できないが、
生物としての本能が”格”を実感させる。
「……っ」
知らず、唾をのむ。雌の匂いが沸き立つ。
だが、女はザンバーを壁に立てかけると、腰のブロードソードを抜いて身構える。
敵意はない、害意、悪意も感じられないだろう。
どちらかと言えば、欲求。
貴方が犯した”雌”がいずれその色を瞳に宿すのが分かるだろうか。
目の前の雌は、雄として貴方を見据えて、その上で、力を見定めようと床を蹴る。
……貴方が力を示せば、容易く圧倒し、抑え込むことも出来るだろう。
■虹石の獣 > (――獣には不思議であった。
攻撃を仕掛けて来る者は多かった、だが、其処に敵意が混ざらぬ者は少ない
剣を構えるという行為が、動作が、二本足の生き物にとって
敵対行動であると言う事は、此れまでの経験からも良く理解して居た、が
――故に、過剰な反撃行動は取らなかった
女が剣を振るうならば、其の刃を弾き、しなやかな尾の先端で其の胴体を捕らえ
床や壁面へ叩き付ける事も容易な程、軽々と其の身体を中空へと持ち上げよう。)
「――――クルルルゥ……」
(瞳が、女の瞳を見定める様に向けられ。
直後、其の胴体に巻き付いた尾の先端、逆立つ毛先が、細い針の如く、女の肌へと突き刺さる
痛みは――殆ど、或るまい。 痛みよりも寧ろ、其の直後から
其の肉体をじわじわと熟れさせて行く様な熱が、疼きが、宿り始める筈だ。)
「――――――……クゥルル?」
(次第に、引き寄せられて行く、獣の元へ。
己先に女の身体を捕らえた儘で――ゆっくりと、歩き出す。
雌と言う獲物を捕らえた獣が、其の後にどんな行動を取るのか等
きっと、理解するのは容易い筈だ。 部屋を抜け、其の先――自らの塒まで
攫おうとする、為に)。
■アーニア > 床が僅かに震えるほど強く踏み込み一太刀を浴びせる。
目の前の獣の能力が如何ほどかは分からない、その時点で実力差は明白であろう。
敵意はなくとも刃に込められた一撃に鋭さは伴う。重みも重なる。
だがそれでも厄介なことにその体毛は柔らかく、そして丈夫。
それ故に断ち切れず、阻まれ、受け流されればその体へ叩きつけられる尾を、
受け止める。
「流石にそこまでか弱くないんだなぁ……!」
頑強な身が力で力を圧倒する。それは雄へ強い雌、優秀な子を孕むと示す儀式のようなもの。
刹那、搦手が如く尾が巻き付く、それを引き剥がそうとした腕に体毛が刺さる。
「……っ」
毛が刺さるのと、血が沸き立つような感触を覚えるのはほぼ同時。
(これ、は……)
己と互角、いや、こちらの害意を感じない以上これで手加減している雄の膂力。
加えての搦手。自分を雌とみている扱い。
「……ぁ……♥ ぁあ……♥」
か細い声をあげながら引き寄せられていく。
敗北。念の為腕を動かそうとするが、叶わない。
そして、そのまま連れて行かれる。
その最中で、剣を落としてしまう。
戦意の喪失。
そのまま、敗者は勝者に従って塒に誘われて―
■虹石の獣 > (雌の意図を汲み取れては居ない故に、力を以て捻じ伏せる事はせず
されど、其れ故に其の力量差が、個としての強さが、明白に際立つやも知れぬ
雌として、認識した其の肉体に負傷を与える心算が無く
あくまでも、獣の都合でしかない其の選択では在ろうが
――其の身体を攫い、進み行くは奥
落ちて行く剣を、拾いあげる魔物すらも失せた区画にて
植物が生い茂り、遺跡の中とは到底伺い知れぬ、異質な褥の中へ。)
「―――クゥルル…、……クルゥゥ」
(独特の鳴き声が、良く響く
尾に捕らえた雌の身を、褥の中へと下ろせば、尾は胴へと巻き付けた儘
腕の拘束は緩め、動かす事には支障の無い程度に解放する
――だが、其れでも。 未だに媚毒を流し込む毛先は突き刺さって居る
絶え間なく流れ込む熱が、人の身では起こらぬ発情に身体を熟れさせる
女の前へと座り込めば、互いに向き合う形と為ろうか
舌が、長く伸ばされる。 女の頬を舐め、其の首筋をじゃれる様に擽り
そうして、舌先が鎧に触れる。 ――程無くして、鎧が銅から外されるだろう
着脱の概念を理解し、覚えている。 其れだけ、獣が知性を備えている証を示し。)
「―――――……クルルゥ?」
(――気付けるだろうか。 余裕が残されて居るだろうか。
其の最中、女の眼前には。 獣の陰茎であろう威容が、膨れ上がり、突き付けられて居る事に
獣にしては、綺麗な肉色を見せる、されど人ならざる巨躯に比例した
――生き物を、孕ませる為に存在する、ソレ、を)。
■アーニア > この遺跡にあって、無機質な構造からがらりと変わった空間を維持する。
それだけの格、それだけの強さをこの魔獣は備えていて。
事実、害意がないと分かるや、己の体を傷つけることなく”手加減”した。
それだけは理解できるだけの力量はあるが故に。
「はぁー……♥ はぁー……♥」
それでも尚、未だ媚毒を流し込まれ、脳が煮えていく。
理性が離れていく、否、手放していいのだと雄に許される。
雄が前に座り込めば、知らず、両足が僅かに開いていく。
伸ばされる舌が頬を舐め、首筋を這う仕草、そして鎧を舌が、外していく。
「……っ……♥」
自由になった腕が、自らも鎧を、着衣を自ら脱いでいく。
ショーツだけ残して、指でひっかけて、誘うように腰を揺らす。
人としての、女としての最期の理性を雄の手で引き剥がして雌に堕ちたいという願望。
その瞳は、孕ませる為に膨れ上がっていく陰茎を捕え、より雌の匂いが、子を成す準備が出来た体を、己の意志で横たえて雄を待ちわびて。
■虹石の獣 > (倫理観、と言う物が獣に存在する筈も無い
異種である女であろうと、孕ませる事が適うのなら雌でしか無く
雌が其れを望むのならば、其れを厭う事は無い
其の身が、雌として十分に成熟して居るのならば、猶更
衣服を脱ぎ落し、其の裸身を晒した女が、自ら身を横たえるなら
女の上へと、覆い被さる様にして獣は体躯を圧し掛からせる
柔らかな毛並みに包み込まれる心地と共に、逃れられない圧倒的な重みを乗せ
曝け出された秘裂へと、獣の陰茎が押し当てられて――)
「―――――……クルルルゥ…!」
(獣が、鳴く。
同時に女の胎へと押し込まれて行く陰茎が、肉を押し開き
前戯や”慣らし”すら無く、ただ、本能のままに突き出されて行く
余りにも容易く奥底へと辿り着く先端が、一瞬で子宮を押し潰し
再び引かれた陰茎が、次の瞬間には改めて子宮を突き崩して
腰が、振り立てられる。 獣らしく、初めから容赦の居ない律動で
腰を逃がす事も出来ぬだろう、体躯に圧され、ただ、無防備に子袋を抉られる蹂躙ならば
――雌の、人間らしい最後の理性を、獣にまで堕とすのには十分、か。)
「――――クルゥ……クゥルルゥ…」
(尾から注ぎ込まれる媚毒が、また量を増やす
煮茹る脳髄に次いで、胎の奥へと沸々と沸騰する熱を滲ませる
獣が、人を孕ませる為に。 卵巣すらも過熱して――暴走へと、導き始めるのを
果たして、今の娘が自覚出来るかは、判らないが)。
■アーニア > 魔獣の体重が裸身となった己にのしかかってくる。
正常位。先ほどの知恵といい獣だがこの体位を交尾のための姿勢と捕えている。
もはや勝つ要素など見当たらぬ中で顔を這う舌に舌先を伸ばして雄を求めながら
秘裂へと陰茎が押し当てられれば、僅かに腰を浮かせて挿入しやすい角度を模索するように自らも押し当てる。
「くぁあ……♥」
熱く煮える肉杭が己を押し広げる。
前戯も慣らしもない。だが、媚毒を流し込まれて理性を失い、散々に逞しい雄の在り方を見せつけられた雌の淫肉は竿を食い締めて奥へと咥え込むように蠢動する。
「ふ、ぅ、く……♥」
子宮口を圧し潰される。体重に、圧力に、雌が刺激される。
太く、長く、逞しく、雌を制圧していく雄の肉が大きく引かれて、子宮口を抉る。
ずるりと、獣の陰茎が押し広げて子を孕む為の袋が雄の形に歪んでいく。
それだけで情けない呼吸を吐き出しながらおとがいを仰け反らせ、体を震わせて絶頂を味わう雌の柔肉が打ち震えて竿を扱き立てていく。
律動を刻まれる。雄の逞しさを体に教え込まれる。
「……クルルルルウウ……♥」
脳が媚びていく。雄の鳴き声を真似して、両腕を逞しい胴体に絡ませて爆乳を擦り付ける。
孕んだ子に母乳を与える乳からは雄に刺激されて既に甘い香りを漂わせて、
強い雄の子種で孕む為に、雄の為に体を差し出す悦びに溺れて雄の律動に合わせて雌の腰が浅ましく振り立てられる。
■虹石の獣 > (雌の喉から、獣の鳴き声を真似た音が響いた際
視線が、ふと押し潰している雌の方へと落とされて、不思議そうに首を捻った
女が意味を理解して、意図して真似た訳では無かろう
其の音が、獣が、他の獣と交流を取る時に鳴らす音で在ったのは、偶然でしか無い
だが、事この際において、獣の興味を引くのには充分であった
ぶしゅる、と不意に、陰茎から飛沫が噴き上がる
子宮孔へと叩き付けられる其れは、射精をも思わせる勢い
雌の蜜と共に膣孔から溢れ、結合の滑りを良くする粘りを帯び
されど、白く濁らぬ透明さを垣間見せれば、あくまで先走りでしかないモノ
子宮孔へと押し付けられれば、飛沫が中にすらも擦り込まれ、滲んで、仔袋に染み付き。)
「―――――クルルルルゥゥ?」
(――徐々に、子宮孔と鈴口とが、上手く重なり合って行く
雌の身体を、胎の形を、噛み合い方を、獣でしか無い筈の雄が理解し始めた様に
仔袋を抉じ開けんとする様な抉り方が、雌の腰振りに重なっては
子宮孔の隙間から、幾度も飛沫を雪崩れ込ませて、袋を満たす
舌を伸ばした雌に対して、長い舌を絡めて返せば、其の口内をも絡めて愛で
人間の女の、雌の愛で方を理解して居る様な片鱗すら見せながら
早漏では無いらしい獣の、絶え間無い律動が女の脳髄すらも突き崩す頃
陰茎が、ぶくりと膨れ上がる。 予感を、帯びさせる。)
「―――――クルル…グゥルルル…!」
(子宮孔に、鈴口が突き込まれて、止まる
同時にさかのぼる、先走りとは明らかに違う、熱、其の、塊。
余りにも濃厚で、余りにも重く、到底膣孔では留め置けぬであろう、其の量が
雌の胎を、ぼこりと浮き上がらせる程に撃ち込まれ――)
「―――――……オマエ゛…ハラメ …!」
(――其の瞬間、確かに。 女の耳に届い歌のは。
獣が発したとしか思えぬ、人の言葉。 獣が、人語を解し、操ると言う事実、か)。
■アーニア > 媚毒以上に腹がより深く堕ちて煮えていく。
雄のつき込み、孕ませるという確かな本能による衝動を感じさせる律動が雌を否応なく孕む為の袋にしてしまう。
先走り、というには大量のそれが淫猥に絡みつく柔肉の蠢きをより細やかに這わせる潤滑にしながら雌の腰がグラインドしながら肉竿を扱き立てる。
女の鍛え抜かれた下半身、それが更に力を込めて圧力を伴い野生の魔獣の陰茎を煽り立てる。
既に子宮内は先走りで満たされて雄の熱に支配されていく。
舌を這わせれば応えるように舌を絡めて咥内を舐め這い弄ぶ獣の舌遣いに酔いしれて、
お互いの生殖器が体の奥深くで咬み合ってしまえば、孕むしかないと恍惚に満ちて。
「ぁ、ぁあ? ぁ、ぁあああ♥ きた♥ 出て♥ 濃い♥ 絡みついて♥」
子宮口を抉られながら、濃厚な子種の濁流が直接子宮へと注ぎ込まれる。
排卵を促された卵巣を満たし、子宮内を満たして尚脈打つ陰茎がこぼれることを許さず、
雄の生命の証をこぼすことさえ許されず下腹部が膨れていく。
「ぅぁあああああああ♥」
雄に、支配されていく。自分に選択肢はなく、孕まされ、尚子種を注がれる。
「……! ……いいよぉ……♥ ……いっぱい赤ちゃん産もう……♥
ああでも……♥」
手指が滑らかで丈夫な毛並みを漉きながら、頭を抱え込み、己の喉笛に魔獣の牙を押し当てて。
完全な屈服宣言、己の身を委ねる淫売の享受を示しながら
「……いっぱい産むなら……♥ 交尾する姿勢でも犯して欲しいな……♥」
嗤う。孕み請いをしながら、人語が分かると理解すれば囁いて。
大量の射精が終わり、魔獣が陰茎を抜けば、自らうつぶせになって植物に顔を埋めるように蹲りながら尻だけは高々と持ち上げて、
自ら披裂を指で押し広げて子種を欲しがるだろう
■虹石の獣 > (最早、孕んだ、と言う事実だけは変えようも無い
脈動の度に膨れ上がる女の胎の中で、獣の精に晒され蹂躙され
命が、根付かぬと言う選択肢なぞ存在はせぬ
自ら獣を受け入れ、孕む事を享受する女を、相変わらず不思議そうに見降ろしながらも
陰茎を引き抜き、女の喉笛へと、僅かに押し当てられた牙で、肌を薄く傷付けながら
赤く薄く、浮き出すだろう痕を、緩やかに舌で舐めて癒す
頭を抱かれれば、じゃれるかに柔く鼻先を摺り寄せ、抜いたばかりの陰茎を胎へと擦り付ける
ゆっくりと、うつ伏せと為り、獣の如くに尻を掲げた女の背を見下ろしながら
其の背中へと再び覆い被さり、差し出された膣肉へと、未だ其の暴虐を保った儘の陰茎を押し付けては。)
「―――――……イッパイ ハラメ ……オマエ、イイ」
(――獣故に正直が過ぎる。 されど、其れは評価の言葉。
例え其れが、女としてか、雌としてか、どんな意味での”良い”で在ったとしても
ずるんっ、と入り込む陰茎は、もう抵抗感すらあるまい
拓かれた子宮孔に突き刺さり、精を詰め込まれた子袋を震撼させる律動が
女の腰から全身に、種付けされている、交尾されている、其の実感を広げよう
矢張り獣の身体では少々動きにくかったのだろう、先刻までの正常位に比べ
腰の叩き付け方も、陰茎の突き刺さる場所も、何もかもが違い、一層力強い
胴体へと絡み付いたままの尾の先が、膨らんだ胎の下部を締め上げ、捕らえて居れば
詰め込まれた精が、零れ落ちて来ない要因の一端ともなり。)
「――――……クゥルルルル……!」
(――程無くして、再びの射精が襲い掛かる。
一度目と、何ら変わらぬ濃密な精が、子宮を更に膨らませては
今度は、其処から陰茎が引き抜かれる事無く、律動が再開される
一突き一突きが子宮を歪ませ、揺さぶり、熱塊が跳ね上がる度に、自重無く精を放って女を狂わせる
女の胎が、果たして何処まで保つか。 何処まで精を留めて置けるか。
まるでそれを試すかのように――交尾を、繰り返しに掛かるのだ)。
■アーニア > 不思議でも、不可解でも、事実は目の前の雌が獣の陰茎を受け入れて咥え込み、
愛し気に撫でてくるという事実のみで。
首筋を傷つけられればその身を震わせる。恐怖、否、雄のマーキングを受けた悦びに表情を歪ませて嗤い、抜いた陰茎を腹に擦り付ければ労うように指を絡ませて扱くと、
尻を差し出して寵愛を待ちわびる。
「アンタも逞しくて激しくてステキだよ……♥
んぁあああああ♥」
何度ねじ込まれても、獣の陰茎が己を押し広げる感触、雄が己を制圧していく感触に声をあげてしまう雌は媚びるように鳴きながら、しかし先ほどよりより打ち据える律動も陰茎の抉る角度も何もかも段違いに牝を屈服させていく魔獣との交尾にもはや言葉にならない喘ぎ声を絞り出して。
「刺して……♥ 刺して……♥ 尻尾のトゲトゲ……♥
乳首とか舌とか色々なところに刺して……♥」
下腹部を締め上げられれば雌は雄にマーキングをせがむ。
雄の思い通りにされる。自分のことをイイと言ってくれた雄に所有を主張される。
その言葉を紡いでからより一層子種をせがんで陰茎を奥へと呑み込む、否、搾り取って離さない貪欲さを見せて、獣の腰遣いがより激しくなっていなければ雌に絞り取られかねないほどの有様になっていくだろう。
「くぁああああああああああああああ♥」
再び、精が迸る。より深く、より大きく子宮を蝕み、熱が狂わせていく。
自分が何なのか、人なのか、女なのか、雌なのか。
それが今やどうでもいい。
今はこの雄の雌なのだと。
やがて何度も鳴くうちに、覚えてしまったかのように
「……クゥルルルルウ……♥」
求愛を込めた鳴き声を響かせ始めるだろう
■虹石の獣 > (女の言葉も、恐らくは解して居るのだろう
何処まで難解な会話を可能として居るかまではまだ、はっきりとはしないまでも
少なくとも、言葉によって、意志は伝わる
棘、と言うのが何を指すのかも、理解したのだろう
胴体を捕らえたまま、尾の先端が女の乳房へと這い上り、乳首に、乳輪に
其の細い先端を突き刺した
女が望んだ其れと、同じと言う保証はない。 女が意図したのとは違うかも知れない
其の先端が、乳腺を捕らえ、母乳を分泌する為の其処へと、流し込む媚毒
流し込まれた分だけ乳房が張り詰め、同時に疼く様な熱感を齎せば
媚毒が、乳腺の奥まで浸透し切ると同時、急激に乳腺を活性化させて。)
「―――……クゥルルルルゥ……!」
(――女には、感じ取れるやも知れぬ。
其の鳴き声が、女の鳴き声に応えた物であると。 嬉しがる物であると。
なだらかな胎の膨らみが、次第妊婦めいた物へと変わる程の吐精の勢い
既に卵巣までをも満たし切って居る獣の精が、数多に受精を果たして根付く事を待って居る
もう幾度目になるか、射精が女の胎を襲い、子宮孔から遡る精の重みと勢いが、雌を絶頂へと導く中で
――女を背後から組み敷く獣の気配に、変化が、生じる。)
「――――……ワレ モ オマエ゛ アワセル 」
(――組み敷かれている女からは、良く見えぬであろう
されど、女の上で、獣の形が変わって行く。
四足歩行の獣の姿が、其の骨格を変え、ごきり、ごきりと人の形に近づいて行く
とは言え、あくまで似た形だ、人を模した形、でしかない
体毛は変わらず全身を覆い、鬣は長く伸びた髪に、獣の面影を残した
人とは到底呼べぬ、巨躯の獣人、としか呼べぬ姿へ変われば
其れ迄、地面を掴む事しか出来なかった両前足で――両掌で
変わらず尾が巻き付いて居る女の乳房を、根元から、力強く搾り上げる
乳腺に未だ、刺さった儘の毛先が栓となり、母乳を噴き上げる事は叶わぬだろう儘で
其の膨らみを、其の虐め方を知って居るかに、弄び始める、か)。
■アーニア > 嗤っていた。悦んで、溺れて、酔いしれて。
雄の体毛が突き刺さり、己の中に媚毒が注ぎ込まれる。
およそ人では味わえぬ喜悦。
人の体に欲情するものであればより淫らに、卑猥に変じていく爆乳が種を帯びて張り詰めていく中、雄が悦んでいる、通じ合って、繋がり合う悦びに、人ならざるものとつがいとなっていく悦びに頭が煮えていく。
孕むことを、強い雄を受け入れることも、女の欲望。女の望み。
それが更に、咬み合っていく。
「……そういうのもできるんだ……♥」
見えずとも重心の変化から”異変”を感じ取る。それと共に背後の声。
魔獣と人から、獣人と雌によりお互いが歩み寄る埒外の子作り。
「もっとおもちゃにして……♥ うん……♥ 絞り取れないまま……♥
溜め込んで……♥ 雌の考えなんかお構いなしに犯してくれる雄が好きなんだ……♥
だから私アンタのこと大好き……♥
いっぱい孕むから……♥ アンタの苗床になるから……♥」
雌の両手が力を込めて上体を持ち上げる。
雄が弄ぶ爆乳をより嬲られやすい姿勢、そのまま雄の首に腕を巻き付けて唇に舌を這わせて貪り合うことを欲する。
雄の律動に合わせて、自分に合わせてくれた体躯がより子種を絞り出せるように巨尻が躍動して獣の腰に打ち据えられる。
「爪立ててもいいから……♥ 噛み付いてもいいから……♥
沢山痕つけて……♥ ちゃんと赤ちゃん産むから気分次第で可愛がって……♥」
労わらなくていい。この体に思い知らせてほしいと。誰の雌か体に覚え込ませてほしいと鈴口を子宮口で捕えながらせがんできて
■虹石の獣 > (人が獣に堕ち、獣が人を模す
カタチばかりを歩み寄らせた所で、其れが人の倫理に外れた行為には変わらない
だが、其れを問う者は今居ない。 存在するのは、獣と人の、望みだけ
女が上体を持ち上げ、首へと縋り付くならば
獣が其の身体を抱え上げて、支え木がとぐろを巻く台座状の場所に女を移す
僅かな体格の差を埋め、より、容易く腰を打ち付け易い様に
女自身が、陰茎を、射精を、受け止め易い様に
搾乳めいた掌が、乳房を虐め抜いて媚毒を馴染ませ、乳腺を狂わせる
母乳が乳房へと急速に溜まり、媚毒と交じり合って逃げ場を失い溜め込まれる中
其れを加速させる様に指先が乳腺を搾り上げては
――尾の針が、深く突き刺さり、乳腺の根元に、媚毒を直接投与し始め。)
『―――――……なら…、……御前は、番だ』
(――先刻よりも、もっと、明瞭で確かな人の言葉が
女の耳に、或いは脳裏に、響いて、融けた。
獣の形から、人の形に近づいた事で、声帯が人らしく機能して居るのだろう
相変わらず、絡める舌は獣染みて長く、女の口腔を、喉の奥まで犯す程に深く届く
次第に乳房へと、細かな爪の痕と指の痕が紅く刻まれ、浮き上がる
同時に、女の下胎へと、只孕んで居るだけでは決して在り得ぬ
精に蹂躙され切った卵巣の浮き上がる様が、堕落の証めいて
雌の肉づいた尻肉へと、叩き付けられ続ける獣の律動が、次第、子宮孔を抉じ開け始めれば
槍先が奥へと沈み込み、仔袋の扉を、何の役にも立たぬ、ただ雄を扱く為の器官と屈服させ。)
『―――――……沢山 孕め。 ……産ませて やる』
(――射精が、女の胎を襲う。 ぼこん、と艶めかしい結合音が響くと同時に
陰茎が子宮孔を抉じ開け、其の先端を完全に埋没させれば
子宮の底を、深く押し上げ、届いてはならぬ場所を抉り上げて、其の末
撃ち込まれる精の勢いは、今度は、女の胎の、最も深く、後戻りの出来ぬ所、で
急速に、其れ迄よりも勢いを増して膨れ上がる下胎を誇示するよう
其の身体を抱き起こし、其れ迄、乳房へと突き刺して居た針を、一気に引き抜いて
人の尊厳を捨てた、獣の快楽を。 其の脳髄に叩き込み、刻み付けて、仕舞うか)。
■アーニア > 「はっ♥ はっ♥ んぐっ♥ んぶぅ♥ じゅぶ♥」
台座に体を移され、縋りつきながら自らも腰を打ち据える。
陰茎を受け止め、食い締め、人のように気遣ってくれる獣に対してもっと獣欲の赴くままに貪って快楽をねだる。
爆乳にあっても体毛がより刺さり、刺激されてより溢れる母乳が媚毒と共に溜め込んでより膨れていく。
それが”キモチイイ”
もはや理屈だの苦しいだの知性めいたことは思考に巡ることはなく、
雄に弄ばれて体が雄の悦ぶものにされていく、自分は雄のものにされていく悦びに舌を絡ませながら打ち震える。
「ふぁ……♥ んふぅ……♥」
番。獣と歩み寄った末に告げられた言葉に子宮が大きく蠢く。
まるで人の胎から獣の胎に生まれ変わるように震えて、腰遣いが控えめになる。
雄と貪り合う姿勢から、雄の子種を待ちわびて躍動を受け止める姿勢に。
女が番となることを受け入れた証。
その中で、鍛えこまれた体は体幹を生かして雄の首に腕を回したまま、
己の爆乳を揉みしだく獣の掌に己の手を重ねて酔いしれるように動く中、
子宮孔がこじ開けられていく。
逞しく脈打つ雄竿を愛し気に締め上げる子宮孔、もはや雄の好きな時に種付けをする為の体に堕ちた雌の耳元で”甘い囁き”が響く。
「ぉぁ♥ ぁ♥ ぁああ♥ ぁがあ♥ ぁ♥ ぁああああああああ♥」
子宮孔にかぶさるように雁首が絡み合う中で迸る三度目の奔流は更に雌の胎を妊婦めいたものに膨張させて、
堕ちた雌を所有物であるように抱き起した雄の体毛が、爆乳からずるり、と引き抜かれる。
「ぁが♥ ぉ♥ はっ♥ ひぁ♥ はぁああ♥ ぁ♥
や♥ ひぅ、くぅ♥ ぁああああああああああああああ♥」
種付けをされて絶頂した体が、更に絶頂する。
脳が焼き切れていく。否、塗り替えられていく。
雄の為の価値観に、雄と共に子を成す為のそれに。
「クゥ♥ ゥルルルウゥ♥ クルルルウゥ♥」
喘ぎ声さえも獣のそれに代わっていく。人のまま、獣に堕ちる喜びを愛しい雄に告げるように。
……きっと、己の意志では離れないだろう。
その巣穴を強襲する、救助と称した何者かが現れない限りは
■虹石の獣 > (抱え込む雌の身体が、絶頂に跳ねまわる
今度の吐精は、其れ迄の比にならぬ程に長く、明確に――孕ませる意思を、示す
最早人の言葉では無く、自らの意思を以て、獣の言葉を用い始めた女に
人としても、獣としても応えるであろう、正体不明の獣は
今は誰よりも女にとって、その欲望を、幸福を、満たす為の存在となったのやも知れぬ
子宮が蠢き、精を飲み干し、搾り上げては結び付いた命を根付かせて行くのだろう
一つを根付かせれば、本来は他を根付かせる事は無い人の身なれど
其の種が埒外の獣であれば、話は別。 幾つもの命が胎に根付き、幾つでも育ち、そして生れ落ちる
女が離れる事を択ばず、あくまで番である事を全うしようとするなら
この遺跡の中にも、獣が其の個体を増やし、広がる筈だ。)
『――――――……クルルルルゥゥ……』
(――まだ、終わりでは無い。
時間を経て、朝を迎えて、夜が訪れて、其れでも尚、繰り返される獣の交尾
其の果てに、もし、人の救助が、依頼の後に失踪した女を探しに訪れても
生半可な戦力では助け出す事も叶うまい
そうして、獣を追い返すに十分な戦力を投入し、”上手く”女を助け出せたとて
其の時には既に、可也の時間を要して居るだろう
なにも、変わりはしない。
そうして離れたとて、一度、番となった事実は消える事無く残り続ける
人の世界に連れ戻され、例え再び理性を取り戻したとて
きっと、女の脳裏には聞こえる筈だ。 獣の、女を呼ぶ、あの鳴き声が
女を探し、そして、再び番として攫わんとする、あの呼び声が
もし、再び、女が、獣と再会する其の時が訪れるなら
其の時は、再び、雌に戻れるのだという期待と、確信と共に――)
■アーニア > 孕む。幾度も、排卵しては受精を繰り返し、魔獣の子種を注がれて膨らんだ胎はそれさえも受け止める体となる。
ともすればやはり幻獣の類なのだろうか。
番に相応しい体に作り変えられたことを自覚しながら、いくつもの命を宿すことを感じ取りながら、
お互いに人の言葉を、獣の言葉を交えて子を成す営みに没頭する。
その中で、やがて救助はされるだろう。
人の世にも規格から外れた者がいる。
それが気まぐれに助けてしまうのだろう。
故に、女は告げる。
もし万が一”旦那様”の力を以ても阻めぬ時は、自分が”助け出される”と。
その間に子供達を全て連れて無事に逃げて欲しいと。
雌に堕ちた女は、営みの中で獣と言葉を交わす中で、人であり獣ともなった。
今は雌伏の時と、いずれまた戻ってくると。
「あんたはイイ男だからねえ……♥ 他の雌とも番になってもあたしゃ怒りはしないからね……♥」
そんなことを告げて、いずれまた戻ってきて、子を成すことを約束して
ご案内:「無名遺跡」からアーニアさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」から虹石の獣さんが去りました。