2023/01/23 のログ
アルシェ > 「うゎー……悪趣味。
 もう、そういうのは、自分自身を素材にやって欲しいよね。」

男の解説にげんなりとした表情を隠そうともせずに、愚痴を言う。
男女じゃないと解けないような罠って何だ、って話。
見ず知らずの相手とどう、なんていうのはできれば遠慮したいところで。

「そうと分かったら、さっさと出よ。
 方角的には出口はあっち。走れば30分かからないくらい。
 ここまでは罠とかなかったけど、逆に今はどうなってるか分かんない。」

踵を返して、出口の方へと足を向ける。
付いてこないなら置いていくよ、とばかりに、先行して。
歩き出せば程なくして出口側の岩の影から、スライムがわらわらと姿を現す。

「うわ、なんか出てきた。」

毒々しい色をしたそれら1匹1匹は標準的な大きさ。ただ数が多い。
火の魔法でもあれば一掃はできるだろうけれど、そうでなければ引き返さざるを得ないほどで。

クレイ >  
「悪趣味だからこういうのを作ったんだろ。力のある趣味が悪い奴は困る」

 相手のげんなりとした表情に同意するようにうなずいて笑う。
 こちらも手は広いが別に悪趣味であるつもりはないわけで。
 そしてスライムの群れを見れば。

「うわぁ……」

 スライムの群れを見る。色を見るに明らかに毒ですという色をしている。
 時間をかければなんとかなるかもしれないが、何かあった時のリスクが高い。そもそも自分の予想ではこちらを追い込むための罠を置いてある可能性もある。その状態で時間稼ぎをされるのは色々と不味いわけで。

「……出口に戻るのはやめだ。奥に突き進むぞ、毒の相手はリスクがデカすぎる」

 どっちも剣士だと言えば奥に進む道へと進もうとする。
 スライムは実際出口から出さないようにする目的なのか、それ以上近寄っては来ないだろう。
 逆方向に少し進めば。

「ほら、なんか出てきた」

 立ってるのは男の像と女の像。どっちも裸の像、そこだけ見れば彫刻品にしか見えないが、その中央に書いてある文字を見ればそれがただの彫刻品ではない事に気が付く。
 書かれている文字は【震える者に施しを。服を我らに】である。

「つまり、これ以上進みたかったら脱げって事らしい。どうする、下着だけで奥に突き進むのと、あの途方もないスライム相手にするの。どっちがいい?」

アルシェ > 「そうだよねぇ……」

普通のスライムなら、核をぶった切れば倒せはする。
けれど、立ちはだかるのはどう見てもヤバそうな色をした大量のスライムで。
魔法が使えない身としては別ルートを探すのが妥当な選択でしかなく。
しぶしぶながら頷くと、またも踵を返す羽目になる。

「えぇー………
 ほら、ここは第三の選択。あの像をぶっ壊すって言うのはどうかな!」

何が悲しくて、こんな場所で下着姿にならなきゃいけないのか。
魔族とやらの思惑通りになってやるものかとそんな提案をしてみるけれど。
実際行き止まりで。このままここでじっとしているわけにもいかない。
そのうち、こっちにまでスライムもやってくるだろう。

「はぁ……服じゃなきゃダメとか、お金で良いじゃない。
 ほら、これで寒くないでしょ。さっさと道を開けてよ!」

ぶつくさ言いながらも、服を脱ぐと像に着せてやり。
露になる下着は、ごくごくシンプルな飾り気のないもの。
冒険に出るのに、まさか下着を見られる羽目になるとは思ってもおらず。
視たら殺す、的な視線を相手に向けながら。

クレイ >  
「試してみるか、ゴールもなくスライムに圧殺されたいならやる価値はあるぜ」

 ぶっ壊すに対してはそんな冗談を言ってケラケラと笑う。
 つまり相手の言葉に冗談半分で無理だと返した形になる。
 だが相手が脱ぎ始めればこちらもちゃっちゃと脱いでしまう事だろう。
 こちらは黒のシンプルなパンツ。上は動きやすいピッチリとした物なのでその鋼のような肉体が露わになる形だ。そして像に服を着せてやる。

「これ返してくれるんだろうな、このコート。普通に数千ゴルドする結構な高級品なんだが」

 軽くて暖かくて動きやすい。必要な物には妥協しない男が必要だと判断して購入した防寒具。
 それが遺跡の像が着込む羽目になる。溜息を吐き出す。
 睨みつける目線を受ければジトッとした目でそっちを見て。

「睨む相手が違う。俺じゃねぇ遺跡を作った相手を睨め。俺も被害者だ」

 そうこう話していれば像が消えて道が現れる。
 まだまだ長い道だろう。

「ほら、進むぞ。見られたくねぇならお前は後方警戒。俺が先陣を切る」

 と先に歩いて進んでいく。

アルシェ > 「どう考えても、そっちのが得してる。
 ただで乙女の裸を見られるなんて、こんな状況じゃなきゃ許されないから!」

視線の殺気は幾分緩んだものの、それでもまだ鋭いもの。
先を行くという相手には、当たり前だという態度を示して。

「見つけたら、絶対ぶん殴るから。
 コートを返して欲しかったら、あなたも思いっきりやっちゃうのが良いと思う。」

趣味が悪いどころの騒ぎじゃない。
ぷりぷり怒って見せる少女の声が遺跡の内部に響き渡る。

しばらく進めば、またも行き止まり。
代わりに縦穴がぽっかりと口を開いているのが見えて。
天井からは一本のロープがぶら下がっている。
穴を覗き込んでも、底までは見通せず、それなりの深さがあるのが見て取れて。

「これも、タダの穴ってわけじゃないよね……」

何だと思う? と、男の広い背中を見つめて尋ねてみる。

クレイ >  
「罠を踏んだ自分を恨むんだな。だからいったろ、不幸の星かもしれねぇぞってな」

 なんてハハハと笑って流す。
 別に特とか特じゃないとかはあまり考えていないようで。
 思いっきりやるには同意する。しかし下着に剣だけぶら下げている様は色々と不格好だ。
 そして穴を見れば。

「……まぁ普通に考えて降りろって事じゃねぇか?」

 だがどちらにしてもそのまま降りるわけにはいかない。
 一瞬後ろにチラッと視線を向けて。

「……セクハラじゃねぇからな」

 といえば上のシャツを脱ぐ。文字通りパンツ1枚に。
 だがそれで終わりではない。剣を抜き放てばそれを壁に思いっきりこすりつける。火花が生まれればそれは服に引火。

「よっと」

 それをボールのように蹴っ飛ばせば穴の奥へ。
 かなり深いが底まで落ちてそれは消える。

「少なくとも下に魔物がいるとか、そういう事はないっぽい。それに底もある。降りるしかないだろうな。とりあえず先行する」

 ロープをパシッと掴めばそのまま壁を使ってスルスルと歩く様に普通に降りていく。この位の技術は慣れた物だ。

「……互いの優しさを示せ。だそうだ、意味わかんねぇな。とりあえず降りて来い、たぶん次の課題だ」

アルシェ > どうも、相手の方はこういった迷宮探索には慣れているらしく。
いちいち行動に迷いと言うものがない。
あっという間にシャツに火をつけると、穴の底へと放り投げ。

「そう、なんだ……
 まぁ、降りるしかないんだろうけど。はぁ……」

魔族の思惑通りという状況がいけ好かない。
先に降りた相手から、何やら次の課題が伝えられる。
どうやらロープの強度にも問題はないらしい。
しぶしぶロープを手に降りていく。

「ん……擦れて……ちょ……んぅ……」

腕の力だけでぶら下がるというのはかなりの重労働。
当然、内腿でロープを挟んで降りるのだけれど、そうするとどうしても擦れてしまい。
声だけは意地でも出さないようにとしたのだけれど、底に足が付くころにはジンジンと痺れてしまっていて。

「むしろ、あんたの優しさを示せって、言いたくなるんだけど……」

暗い穴の下で、ロープにしがみついたままで他に何かないものかと見渡して。

クレイ > 「変な声出してんじゃねぇよ、反響するんだから」

 流石に反応に困んだろうがと苦笑い。
 しかしすぐに調子を元に戻す。こういうオンオフがこういった場では大事だから。
 アンタの優しさという言葉には同意を頷いて。
 
「こいつらからしたら殺さない時点でかなりの優しさなんだろうさ」

 出てきたらぶち殺してやると真顔で言い切る。寒いのが苦手なのにこんな洞窟でパンツ1枚は寒すぎる。

「さて、それで互いの優しさを見せろってことだが」

 とこちらもこちらで穴の底を見て回る。
 そこは普通の空間。壁に文字が書かれている以外は普通の遺跡といった感じだ。
 つまり互いの優しさを示すも何も、何をすればいいのかがわからない。
 と、探していた時に。

「……なんか文字光り出したぞ」

 優しさを示せの文字が光りだす。そして、全ての文字が光りを帯びた瞬間。

「ウオッ!?」

 穴の底という逃げ場のない空間にガスが充満する。
 胸の奥に種火を投げ込まれたような感覚、ジワジワと体が熱で冒される感覚。間違いなく催淫系のガス。しかし嗅いだ瞬間に正気を失うような強い物ではない。だがそれ以上に不味いのが。

「このガスアホみたいに冷たいぞ……!」

 そう、ガスの温度。一瞬で穴の奥が雪山のような温度にまで下がる。だが自分達の恰好は知っての通り。その上身を隠す場所すらない。
 どれだけこのガスが続くかわからないが、間違いなくこのまま突っ立ってても凍死するだけ。
 しかし深い穴、かじかんだ指で上まで登り切ることはほぼ不可能。

「お互いの優しさを示せも何もどうしろってんだよこの中で……!」

アルシェ > 「うぅ……そこは聞こえても、聞いてない振りするのが、優しさでしょー!」

そんなやさしさの欠片もない相手に、どんな優しさを期待すればいいのか。
ともあれ、ひと通り見て回ったものの、狭い穴の穴には他には何もなく。
どうしたものかと溜息しかでない。

「え? 今度は何なの!?」

壁に書かれた文字が光るという怪現象
同時にどこからともなくガスが充満する。
問題はそのガスがまるで氷竜の吐息のように冷たいことで。

「寒い……てか、冷たい。やば……凍えちゃ……早く、昇らなきゃ…!」

冷気は下に溜まるもの。
このまま穴の底に居たのでは凍え死ぬかもしれない。
肌の冷たさとは真逆に、お腹の奥は燃えるように熱い。
吐く息が余計に白く見えるほど。
ロープに手を掛けるけれど、昇ろうとすれば内腿でぎゅっと挟み込むことになるわけで。

「んっ、ふぁ……ちから、入らなくて……」

クレイ >  
「今後の為に注意するのも優しさだと思うが」

 なんて冗談を返す余裕はまだギリギリある。
 しかしやはりというかかなり不味い。このままでは体力をゴリゴリと持っていかれる。
 チラリと文字を見る。文字の端の方の光が消えている。いや、消えている範囲が徐々に増えている。
 そして光った時にガスが出た。じゃあつまり。

「あの光、あれが消えたらたぶん止まる」

 頭ではわかる。でもそれまで耐えられるかといえば……無理だ。
 運よく死なずとも、確実に動けなくなる。凍り始める思考でなんとか作戦を考える。
 自分1人なら最悪身体強化で無理やり温度を上げて……そうか。

「……おい、そのまま凍るのと少しセクハラされんのどっちがいい」

 滅茶苦茶な質問を投げかけて、そっちに近寄る。
 そして。

「凍りたいならそのままいろ、そうじゃねぇなら。こっちにこい」

 と手を広げる。
 互いに優しさを見せよ。月並みだがお互いに温めろという事だろう。
 このまま1人ならそうなる。だが、抱き合えばある程度はマシだろう。
 自身はその間にも身体強化で体温を上げておく。
 もし抱き着くならば、その鍛え上げられた体で包み込まれ、更に冷気を防ぐ壁のように、熱を与えるように。それらで守られる事だろう。
 とはいえ、今はお互いに軽度の催淫状態。そんな2人がほぼ裸の今抱き合うなど色々と問題しかないが、たぶんそれも込みの罠だ。本当に無駄に上手く考えられている。

アルシェ > 「じゃあ……文字、削ったら……さくっと止まったり……」

この期に及んで、まだそんなことを口にする。
というか、そうでもしないと寒さでおかしくなる。

ふらつきながらも、他にどうしようもないからと男の方へと擦り寄って。
ちょっとでも相手も温かくなるようにと、肌を擦り合わせる。

「んっ……はぁ……こんな、可愛い子を抱きしめられるとか……感謝してよね。」

しっとりと火照る肌を擦りつければ、いくらかは温かくもなるだろう。
次第に甘えるようなしぐさが混じってくるのは、ガスの淫毒のせいでしかなく。
けっして、逞しい男の胸が心地いいとかそういうのではない。

どれだけそうしていたのか。ようやくガスが収まると、ぽっかりと横穴が姿を現して。

クレイ >  
「このまま氷像になりてぇなら試してみるか」

 削ったりしたらどんなペナルティがあるかわからない。
 それなら真正面から突破した方が1番安全ではある。
 だからこうして突破の方法を探しているのだ。

「ホンットその一言が無ければ可愛いものを」

 なんて少し笑えば寒さを消すように抱きしめる。
 彼女の暖かさや柔らかさを直接肌で感じ、甘えられるような仕草が自身の胸の奥の劣情を呷る。
 だが、この場は緊急事態だ。流石に変な事は出来ない。
 そしてガスが止まるも、思わずしばらくそのまま抱きしめてしまっていたが。

「……ガス、止まったな。先進むぞ」

 催淫の効果はまだ残り、名残惜しさのようなものを感じてしまうが、この場でおっぱじめるわけにもいかない。
 既に熱を帯びてしまっている自分のソレを隠すように先行してその横穴の中に入る。

「さっきと同じだ、次の部屋かゴールか。とりあえず道がある。敵影は今のところなし……むしろ魔族がいれば良いのに」

アルシェ > 「あ………」

離れていく温もりを、名残惜しそうに見送って。
ぷるぷると頭を振って、意識をはっきりさせる。

「うぅ、いいかげん、そろそろ終わりにして欲しいんだけど……」

ふらつく足取りで男の後を追う。
しばらく行かないうちに、奥から独特の臭いが漂ってくるのが感じられる。
それは王都の高級宿にしかない温泉特有の硫黄の臭いで。
またも行き止まりの先には、池のようになった温泉が広がっていて。

「極寒地獄の後に温泉とか、気が利いてるけど……」

まさか潜れっていうんじゃないでしょうね。と辺りを見回す。
とはいえ、冷えた身体を温めたいという欲求には勝てそうにもなく。

「ちょっと休憩、でも……いいよね?」

そう断って、下着を脱ぐと温泉へと足を浸していき。

クレイ >  
 行き止まりに広がる温泉。今までの流れ的に課題なんだろうが……わからない。
 文字を探すも見つからない。というか、誘惑が恐ろしい。危険なのは理解している。理解しているが。

「……俺も休憩だ。流石にヤバい」

 別に温泉に入るだけ、だったのだが。催淫を受けた後で色々と精神的に不安定な状態。その状態で温泉に入り体が温まる。その結果余計に意識をしてしまう。
 思わず下着を脱いでお湯に入る彼女を目で見て、手を伸ばしかけてしまうが。

「……」

 パンパンと自分を叩いて無理やり修正。緊急事態で致し方ない場合もあるが、今回はまだ自我が残っている。それならば無差別に行為に及ぼうとはしない。相手の最初の頃の対応。それが間違いなく彼女の素なのだから。
 そうしてなんとか振り切ってお湯につかっていると。

「……ああん?」

 2人が入った所で温泉が輝き始める。
 奥からお湯がボコボコと沸いていた温泉だったが、それと一緒に宝石や金が浮かび始める。
 と、同時天井に文字が出てくる。

「……おめでとう、君達は無事遺跡を乗り切った。君達の……恥ずかしがる姿。そして抱き合う姿は見事な物だった……おい」

 これはつまり……完全に遊んでいた。そう、自分でも理解していた。この遺跡、殺意が少なすぎる。課題に対して向き合おうとしないと殺しに来るが、課題に対して向き合っていれば決して死ぬ事はないように設計されていた。
 だが結果はこれだ。つまり自分の予想した通り見て楽しむ目的だったのだが、もっとライトな物。殺し合いとか盛り合いとか。そう言うの以外を求められていたのだ。
 文字は進む。

「出口はあちら、衣類も置いてあります。ベッドルームはあちら。盛り上がったらどうぞ……余計なお世話だクソ魔族!!」

 一しきりツッコミを終わらせるとはぁと肩までつかりなおす。

「……とりあえず終わりだってよ。体、あったまったら帰ろうぜ」

 何やってんだかとばかりに息を吐き出した。
 完全に魔族にしてやられた構図であった。

 

アルシェ > 「あったまるー……」

完全に弛緩した表情は、無防備というほかない。
これで温泉に罠があったら、逃げ出すこともできないだろう。
というか、そんな警戒ももはやまったく頭にはない様子で。

「ふぇっ、な、なになに……今度は何だって言うの!?」

出てきた宝石類に、次いで浮き出た文字を見て。
ぷるぷると身体を震わせる。

「乙女の尊厳を踏みにじった対価としては安くない!?」

がーっ!と吠えた。
握り締めた拳の行き先がないことに不満を漏らし。
思わず立ち上がると、薄暗闇の中で少女の白い裸体が浮かび上がる。

「……あ。今のなし! こっち見ないでっ!」

慌ててお湯の中に身を隠す。
しばらく大人しく湯につかっていれば、淫毒も抜けるだろう。
盛り上がった時用の部屋には、爆弾でも投げ入れたいところではあるけれど。
残念ながら手持ちがない。
真っ赤になった顔を、ぶくぶくと半ばお湯に沈め。
その後に逆上せるところまでが一連の幕引きで―――

ご案内:「無名遺跡」からアルシェさんが去りました。
クレイ >  
「しかもこれ2人分だからな。俺も貰うぞ」

 俺だって迷宮突破してんだと。
 裸体を見せつけて隠す様子を見せればニッと笑って。

「ま、仕事邪魔した分の賠償は今ので帳消しにしてやるよ」

 その価値はあるわなとハハハと笑い飛ばす。
 実際はまだ淫毒がある今、ネタにでもしないと色々と不味いからなのだが。
 そうして体もあったまり、淫毒も抜ければ温泉を後に装備を取り戻して無事に帰還するだろう。
 一応遺跡の報告を済ませるが、こんなの売れるか!! と遺跡屋にツッコミを受けたとかなんとか。

ご案内:「無名遺跡」からクレイさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にドラゴン・ジーンさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からドラゴン・ジーンさんが去りました。