2023/01/10 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
■E・T・D・M > 迷宮が在る
迷宮が居る
■E・T・D・M > その魔力によって迷宮内部の内装は変幻自在
本来は穴倉の一部に過ぎない場所をリフォーム&リフォーム
一歩踏み込んだ侵入者はきっと驚くに違いない
何故ならば一面見渡す限りのエリアには
何時の間にか無数の家々が建築されて犇いているのだから
大半に用いられている建材は、地下洞窟の岩石をそのまま切り出したもの
ブロック状に細かく整形したものを積み上げて、その隙間をモルタルで埋め立てる
風雨を凌ぐ三角形の屋根は焼き締めた煉瓦製だ、窓辺には金枠と窓ガラス
暖炉やオーブン、パン焼き窯の煙を逃す為の煙突までついている
但しこれら全てはミニチュアサイズ
悉くが1/100?1/1000?兎も角は現実と比較するならば圧倒的なスケールダウン
子供が人形遊びをするような大きさに縮められてしまっていた
■E・T・D・M > 広大な農園地帯に流れる清水の河川、耕された田畑には実りを結んだ野菜や果物
人とモノの流通する商店周囲のインフラは整っており、縦横無尽に廻る路上を石畳で舗装してある
そしてそれらの路の交わる中央地点には、見るも立派な石の王城まで聳え立っているのが窺えるだろう
それらを照らし出しているのは、青空の代わりに天井に植え付けられた人工太陽の輝石の放つ照明だ
昼間と見まごうばかりの照度に満たされた小さな世界の只中を
これまた小さな動物や人形のような人影が忙しなく行き来している
あたかも小人達の作り出した小人の王国、その営みの景観
だが、無論においてこれらは迷宮による産物だ。その全ては迷宮の魔力の支配下におかれている
良く出来たジオラマに過ぎない
此処にもしも立ち入る者あらば、巨人と小人という構図となるであろう
まるで特撮物のように