2023/01/02 のログ
ご案内:「無名遺跡」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
 新年早々危険なこのエリアを1人の傭兵が歩く。
 なんでもこっち方面に出た人物が帰ってこないとのことで、自分に依頼が来たのだ。
 本来なら冒険者に通すべきなのだが、新年で数が少なく、すぐに動ける人も少なかったため傭兵にという運びになったらしい。
 
「一応人相書きは貰ってる……が……」

 この遺跡は色々なトラップがある。顔以前に同じルートを歩けているかもわからない。
 そして同じルートを歩いていないと見つけられない事も往々にしてあるわけで。

「おーい! 聞こえたら返事しろー!」

 危険ではあるが、最も確実に返答をもらえる方法を取った。

クレイ >  
「まぁ返事があるわけねぇか」

 返事するなら今頃帰っている可能性もある。
 となると、近くにいない、死んでる、催淫されてそれ所じゃない。触手やトラップに滅茶苦茶にされている。魔物や魔族に捕らえられている。色々なパターンが考えられる。
 頭をボリボリと掻く。

「俺が変な罠にかかる前に見つけたいんだがな」

 この男の場合精神的な物に働きかけるトラップ等には非常に弱い。だからこういうダンジョンは出来る事ならあまり来たい場所ではないのだ。
 1人で痴態を晒す等色々と恥だ。
 とはいえ、受けてしまった以上やらないわけにもいかず。一応警戒はしているが、果たしてどこまで持つことやら。

クレイ >  少し進み、ドアをバンと開く。
 その先にいたのは1人の冒険者。

「あぁ……うん」

 絶賛消化中。巨大な魔物に装備事食われていた。まだ生きてはいる。
 剣を抜く。

「出来るだけ奥にいろよ、間違えて斬ったら魔物にやられたっていうからな」

 そういえばさっさと魔物を切り捨てて救助。そのまま街へ撤退する事だろう。

ご案内:「無名遺跡」からクレイさんが去りました。