2022/10/30 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
■E・T・D・M > 迷宮が在る
迷宮が居る
■E・T・D・M > 秋だ、秋と云えば実りの季節なのだ
山林には山菜が生い茂り、野生動物たちは冬に備えて脂肪を蓄えだす
あらゆる意味において捕食者の観点から云えば美味しい季節なのだ
では、季節的に見て迷宮は一体どうなるのだろうか?
無名遺跡の奥底においても、今年は豊作の実りを語っていた
■E・T・D・M > ちんちんが、大小から種族種別様々なちんちんが林生している
雄々しく勃起したる大艦巨砲に至ってはド根性大根もそこのけに迷宮の天蓋に突き刺さり、罅を拡げんばかりだ
その傘の日陰となる部分にもあたかも幼子たちを庇護するかのように小さなちんちんの群生が窺われる
しかしながら当然至極ながらに、こんな場所に生殖器が生えて来るなどという狂気の沙汰は在り得ない
何れのちんちんも正しくは菌糸の結実した菌類であり、ちんちんというよりもむしろ茸と呼ぶべきだろう
実り豊かに広がるちんちんの原は垂れる麦穂とは異なり直立に天をもつかん巨塔ばかりだ
あまつさえにはその色彩さえも自らを主張し、極彩色を掻き集めた七色に煌めき自らの輝きを放ち続けていた
■E・T・D・M > そしてそれらの菌床となる迷宮の床面においてうねる触手が泳ぎ続けている
野太き陰茎めいた立派なキノコを育てているのは、自らより供給される栄養だ
猛りきそれらは本物と見まごうばかりの『覇気』を発露し続け
それが故にか折角の貴重な地下迷宮で有り付ける食料にも関わらず
魔物達は兎も角も虫獣に至ってもそこに近づこうとはしないのだ
ご案内:「無名遺跡」からE・T・D・Mさんが去りました。