2022/09/17 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
■E・T・D・M > 迷宮が居る
迷宮が在る
■E・T・D・M > さて、この遺跡には古代の財宝や『魔導機械』が眠っている
そう、太古からまだ尚も遺跡の中に息衝く機械類がまだ存在しているのだ
数多の形を成し、様々な種類に富んでいるその内において
此処では『ゴーレム』に因むものを回収して来た
互換性の在る大量生産品の部品を繋ぎ合わせ構築する人形の群
流石に技術的に1から制作するのは難しいが、残存する遺物から使用に堪え得るものを選別し
あるいはメンテナンスによって使用可能状態にへと加工する
若干のクリエイティブと単純作業の中毒性に取り憑かれ
今や過剰な程に現在迷宮内にはその魔導機械と組み合わさったゴーレム達が徘徊していた
狭い通路、閉じられた部屋の中、薄暗い明かりに投影される人影の行き来される様よ
■E・T・D・M > そして此処からが重要なのであるが
遺跡内の彼処から回収集積してきたパーツの全てを使用している訳ではない
余剰分のものは自分の縄張り内の彼処にへと配置済
即ちにおいてはこの迷宮に立ち入って来る冒険者達も
それらの機械類の恩恵に授かる者たちも当然至極ながらに居るという訳だ
少々の技術と知識を備えている者に至っては、逆にそれらを利用して簡便な護衛者を作り上げている者まで
「………」
また一体、ゴーレムが粉砕されて倒れる音が部屋の中に響き渡る
此処まで『仲間』と共に来た『挑戦者』は敗北を喫し、撤退していく
所詮は余剰であるジャンクパーツを繋ぎ合わせたものに過ぎないが
自作のゴーレムを駆り出して来る冒険者たちとの『バトル』が一室において繰り返されていた
ご案内:「無名遺跡」からE・T・D・Mさんが去りました。