2022/06/12 のログ
ご案内:「無名遺跡」からキールさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
■E・T・D・M > 迷宮がある
レベル20の迷宮が
■E・T・D・M > レベルという概念が存在する
日常生活の最中においてレベルが高い、だの、レベルが低い、だのという言葉は誰もが口にした事が在る筈だ
今回は是を数値化して認識する事に成功したという次第なのだ
即ちにおいて今の自分はレベル20の迷宮であるらしい
■E・T・D・M > この場に居合わせる者達はこの『レベル』というものが数値となって表出される
例えば今もかさかさ這い回っている小虫のレベルは1に過ぎず
時折に行き来するスライムなどはレベル2だ、という風に少なくとも認識出来るようになっている
これが如何なる基準において導き出されているのかは定かでは無いが
何等かの意志に基づく計算が存在しているのだろう
現において遺跡内を徘徊している危険生物などは、高レベルとして算出されていた
即ちは近づくのは危険だという意味合いだ
■E・T・D・M > これが如何なる利をもって働くかというならば
遺跡内に立ち入って来る冒険者や迷い人を測る物差しに成り得るという事だ
自然界ならば毒々しい警戒色をしていたり、凄く大きかったり、危険生物としての判断は概ね見た目で測れるが
知的生命、特に人間に関しての個人差は天地程も広がっている上に見た目では分からない相手も大分多い
果たして手出しをして良い相手か、火傷では済まない相手なのか、というその材料としてこのレベルという概念は有用足り得るのではないだろうか
■E・T・D・M > 「………」
という次第において、今も迷宮の岩壁に擬態化しながら
今も過ぎ行く通過者達を見下ろしている
今日も迷宮内は大体において平穏なものだ
ご案内:「無名遺跡」からE・T・D・Mさんが去りました。