2022/05/13 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアークさんが現れました。
アーク > 「ふふふーん♪ ふふふーん♪」

鼻歌を歌いながら無名遺跡の中層へと降り立つ。
狭い階段を抜ければ石壁の広間であった。
腰元のタクトを引き抜き空中で動かせば燐光を帯びた文字が描かれ、文字が揺らめくとその一文字一文字が青く光る鬼火となって漂う。

とことこと進んでいくと突如開きぽっかりと人を飲み込む落とし穴だが、少年はその穴に落ちる事はなく、むしろ宙に浮いている。
「ふわっ… 落ちないけどびっくりした…。」
ドキドキと高鳴る心臓、その深くをみようと鬼火を一つ下ろしてみれば、棘と貫かれたかつて人であったもの。
ついついしげしげと見つめながら魔術的なのか、はたまた、機械的なのかを見る様に宙に浮いたまましゃがんだり寝そべったりと忙しなく動く。